イケボとは? 特徴と出し方のコツ&モテる理由を解説
「イケボ」とは「イケメンボイス」の略称です。男性の顔や仕草、性格など、さまざまなときめきポイントがありますが、「声」にドキドキしてしまうという人も多いはず。今回は、女性がときめく魅惑の「イケボ」に関して、心理コーディネーターの織田隼人さんと一般女性に聞いてみました。
イケボの出し方のコツ3つ
ここからは、イケボの出し方のコツと練習方法を紹介します。
(1)腹式呼吸を意識する
まずは、イケボを出すための基本中の基本である「腹式呼吸」をマスターしましょう。
呼吸には、主に胸のまわりの筋肉を使う「胸式呼吸」と、主におなかのまわりの筋肉を使う「腹式呼吸」があります。私たちはこれらを併用して呼吸していますが、どちらの割合が多くなっているかは人によって異なります。
「耳障りのいいイケボ」は、腹式呼吸による発声割合が多いといえます。したがって、腹式呼吸を意識したトレーニングを行うことで、より美声に近づくことができるでしょう。
腹式呼吸のトレーニングの方法にはいろいろありますが、ここでは簡単な方法を紹介します。
腹式呼吸のトレーニング方法
1.両手のひらを口元に持ってくる
2.寒さでかじかんだ手を温めるイメージで、「はぁー」と5秒間、息を吐く
上記を1日2回程度行ってみましょう。この方法で息を吐くと、声がよく通る腹式呼吸ができてくるはずです。
(2)胸のあたりで声を響かせる
胸に響くようなイメージの声を「胸声(チェストボイス)」と言います。イケボの重要要素である低音を出すためには、このチェストボイスを意識することが大切です。
胸に手を当てて声を出し、振動や響きを感じてみましょう。喉をリラックスさせることが大切なので、喉ぼとけを下げるようなイメージを持つのもおすすめです。
(3)滑舌を良くする
滑舌の悪さは時に魅力になることもありますが、聞きやすい声とはいえません。せっかくイケボを意識しても、滑舌が悪いことがマイナスに働いてしまう場面もあるでしょう。
ある程度の意識とコントロールで、美滑舌に変えられます。相手に聞き取りやすい美しい発音をトレーニングで練習してみましょう。
頻繁に噛んでしまう(言葉に詰まったり、滑らかに言葉が出なかったりする)、あるいは滑舌が悪くなってしまうのは、口や舌がうまく動いていないからかもしれません。つまり、口や舌を動かす筋肉が硬くなっていて、自分の思い通りに動いていないのです。
滑舌トレーニング
1.「あっかんべぇ」と思いっきり舌を出し、下方向に2秒かけて伸ばす。
2.舌を引っ込め、これを10回繰り返す
ボイストレーナーの秋竹朋子さんが、モテる声の出し方やトレーニング方法を解説。
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※この記事は2018年07月18日に公開されたものです