ありえない! 失敗するプロポーズの特徴
人生の決して外せないイベントのひとつ、プロポーズ。大切なプロポーズで失敗しないためには、事前に成功させるポイントを知っておくことが大切です。今回はそんなプロポーズを控える男性のために、失敗体験談とともに女性が望むプロポーズについてご紹介します。
プロポーズで失敗した男性の体験談
プロポーズを失敗したことのある男性はどのくらいいるのでしょうか。さらに、男性たちのプロポーズ失敗談をご紹介します。(※1)
失敗経験がある男性の割合は?
Q.あなたは、プロポーズで失敗したことがありますか?
はい(14.4%)
いいえ(85.6%)
(※1)有効回答数397人
プロポーズ失敗エピソード
タイミングが悪かった
・「プロポーズするのが早すぎて、ひかれてしまった」(42歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「海でプロポーズをしようと思ったら直前に雨が降り、彼女が帰りたい素振りを見せ雰囲気が台無しになった」(41歳/医療・福祉/事務系専門職)
空回ってしまった
・「インパクトを残したかったので全裸でプロポーズしたら大失敗」(41歳/情報・IT/営業職)
・「不倫相手に『嫁と離婚するから結婚しよう!』と言ったら断られた」(46歳/建設・土木/技術職)
指輪トラブルが起きた
・「サプライズで渡した指輪のサイズが合わなかった」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「指輪を車のアタッシュケースに置いてきてしまった」(27歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
相手がまだ結婚について考えていなかったり、逆に伝えるのが遅すぎて相手は別の人を探してしまっていたりと、タイミングによって失敗した方が多いようでした。また、あまりにも準備不足で相手にされなかったというケースもあるようです。
プロポーズのために用意した指輪の行方は?
処分した
・「売ってしまい手元にはありません」(43歳/医療・福祉/専門職)
・「海に投げてしまいました」(46歳/その他/その他)
再利用した
・「次のプロポーズの相手に渡した」(48歳/農林・水産/技術職)
・「そのときはまだネックレスの状態だったのでそのままにしておき、今の奥さんのプロポーズのときに使いました」(48歳/その他/技術職)
プロポーズの際には指輪を用意していなかったという方も少なくないなか、指輪を用意したうえで玉砕した場合は、処分するか、次回に備えて保管するかの2択となったようです。同じ相手への再挑戦のために再利用するのは当然ですが、次の相手のために保管することについては、女性としてはちょっと複雑な気もしますね。
プロポーズで失敗しないためには?
プロポーズで失敗しないためには、まずは失敗しやすいプロポーズについて把握する必要があります。女性が思わず断りたくなるプロポーズ、女性がOKしたくなるプロポーズの言葉についてそれぞれ女性たちに聞いてみました。(※2)
失敗しやすいプロポーズの特徴
人前でのプロポーズ
・「人の目が気になるような場所での告白。目立つのが嫌だから」(30歳/情報・IT/技術職)
・「まわりを巻き込んだ公開プロポーズなどは恥ずかしいし、断りにくい」(34歳/学校・教育関連/事務系専門職)
フラッシュモブでのプロポーズ
・「フラッシュモブやまわりの人を巻き込んだり、無駄に目立ったりするようなことは絶対に嫌です」(23歳/医療・福祉/専門職)
・「フラッシュモブのような大げさな告白をされると、断れない状況に追い込まれているようで嫌だ」(26歳/医療・福祉/専門職)
SNSやメールでのプロポーズ
・「軽くSNSやメールのメッセージで伝えられると、軽んじられている気がしてイヤ」(32歳/商社・卸/事務系専門職)
・「メールやLINEだと本気かわからない」(26歳/建設・土木/事務系専門職)
本気度が感じられないプロポーズ
・「『結婚したかったらしてあげてもいいよ』みたいな、自分にはしたい気持ちがないの? と思うような適当なプロポーズ」(27歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「酔った勢いとか、まわりに茶化されてのプロポーズ。本気で受け取れないし誠意が伝わらない」(33歳/医療・福祉/専門職)
お酒を飲んでのプロポーズ
・「お酒を飲んで気持ちのこもっていないプロポーズ。本気に思えないから」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「お酒を飲んでいるときのプロポーズ。どんなにロマンチックであろうと真剣さが伝わらない」(27歳/情報・IT/事務系専門職)
ムードがない場所でのプロポーズ
・「普通の居酒屋でムードもないなかでのプロポーズ。プロポーズはいろいろ考えてほしいから」(27歳/情報・IT/事務系専門職)
・「ムードがなさすぎるところとか、寒い日にわざわざ外でされたら断ると思う」(24歳/医療・福祉/専門職)
人前でのプロポーズやあまりにも大がかりなプロポーズは、女性には不評でした。恥ずかしいうえに、断りづらい状況に女性は嫌悪を感じるようです。なかでもフラッシュモブを嫌がる女性が多数いました。
女性が望むプロポーズの言葉
ストレート・シンプルな言葉で
・「『これからもずっと一緒に生きていきたい』とか、『一生幸せにするので』とか、ストレートな言葉でいいので気持ちを伝えてほしい」(27歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「『結婚してください』とシンプルがいい」(32歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
これから先を見据えた言葉を添えて
・「ただ『結婚しよう』よりは、『これからの人生を隣で一緒に歩みたい』的なことを言われたい」(29歳/商社・卸/事務系専門職)
・「『一緒におじいちゃんおばあちゃんになりましょう』というような言葉」(29歳/商社・卸/秘書・アシスタント)
自分自身の言葉で
・「シンプルに『結婚してほしい』というのもいいが、その人が描く未来を聞けるとうれしいと思う」(34歳/建設・土木/その他)
・「その人の言葉で、ずっと守ることや愛し続けること、2人で歩んでいきたいことを言ってもらえるとうれしいです」(30歳/医療・福祉/専門職)
女性はまわりくどい言葉で言われるよりも、率直に伝えてほしいと考える方が多いようです。その際は決まりきった定型文だけでなく、自分の言葉で気持ちを伝えてあげるとさらに喜んでもらえそうですね。
相手の気持ちを考慮したプロポーズで成功をつかもう
男性がよかれと思って準備したことも、女性にとっては「ありえない!」と感じてしまうケースもあります。プロポーズは女性にとっても大切な瞬間です。上記を参考に万全な準備を行い、素敵な思い出となるようなプロポーズをしてくださいね!
(おぜきめぐみ)
※画像はイメージです
(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年5月10日~5月10日
調査人数:397人(22~49歳の既婚男性)
(※2)マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年5月10日~5月12日
調査人数378人(22~34歳の未婚女性)
※この記事は2018年07月05日に公開されたものです