【例文付き】元彼との復縁を成功させる手紙の書き方は? 渡し方&タイミング
元カレと復縁するために、自分の気持ちを手紙に書いて伝えたい。そう思う女性のために、復縁を成功させる手紙の書き方や渡し方のポイント、渡すタイミングについて紹介します。
元カレと復縁したいけれど、電話にすべきかメール(LINE)で伝えるべきか悩む……という人。真剣な気持ちを伝えたいなら、あえて「手紙」のほうが効果的かも!
今回は復縁を望む女性向けに、手紙の効果や復縁の可能性をグッと上げる書き方のポイントなどについて紹介します。
復縁をしたいなら手紙がオススメ! 手紙が効果的な理由
電話やメール(LINE)とちがって手紙を書くのは手間ひまかかるもの。だからこそ相手に気持ちを伝えるなら「手紙」が効果的。復縁を望むなら「手紙がオススメ」だと話す、男女心理に詳しい織田隼人さんに理由を教えてもらいました。
(1)自然に連絡を取るキッカケとなるから
年賀状や暑中見舞い、クリスマスカードなど。手紙のよさと言えば、「時候の挨拶」を気軽に、しかも自然にできること。また、わざわざ「手紙」にすることで相手の五感に訴え「真心」が伝わりやすいという点もあります。
手紙の持つ、こうした「気軽さ」や「温かさ」は「復縁」のキッカケ作りとしてとても有効です。
一方、手紙と同様の内容でも、手間暇がかかってない分、メール(LINE)で送ると相手に「わざとらしい」と受け取られる可能性があります。
(2)手紙で「懐かしさ」を感じさせられるから
手紙が復縁のツールとして有効な理由はもうひとつあります。それは、手紙は「懐かしさ」を感じさせるものだから。同じように懐かしい存在である元カノからの手紙は、手紙の持つ「懐かしい」というポジティブなイメージが手伝って復縁を成功させやすくします。
(3)復縁したい気持ちの本気度が伝わるから
手紙は気持ちを整理した上で紙に手書きをするという、アナログなもの。手間暇がかかるものだと相手も分かっているからこそ、あなたの気持ちが真剣であるということが伝わりやすいでしょう。
気軽にLINEで連絡するよりも興味を持ってもらいやすく、内容に目を通してくれる確率も高いです。
復縁したいという気持ちが強いのなら、時間や手間をかけることも大切です。復縁を伝える方法として、丁寧に気持ちを綴った手紙を送ってみてはいかがでしょうか。
手紙を書く前に! 手紙で復縁作戦が使えないケースとは?
せっかく手紙を書いても、相手に読んでもらえなければ意味がありません。また、読んでもらえても復縁どころか逆効果になってしまうケースもあるそう。手紙で復縁作戦が使えないケースについて織田さんに教えてもらいました。
反省を長々と書いた手紙は、たいてい逆効果になります。よくあるケースとしては、別れてからこれまで自分がやってきた失敗を全部思い出し、それについて反省している旨を伝えるケースです。
いくら言葉を尽くして反省の意を綴っても、相手の中にあるあなたのイメージ「そうそう、だからお前はダメなんだ」「お前と別れてやっぱり正解だった」という気持ちを強固にしてしまいます。
また、男性は言葉で伝える「反省」をあまり信用しません。相手の行動が「改善されたな」と思うときに信用するのです。そのため、いくら長文で反省の意を伝えても逆効果となってしまいます。
復縁を成功させる効果的な手紙の書き方&渡し方
復縁を成功させる手紙の内容とはどんなものなのでしょうか? 最後に、効果的な手紙の書き方や渡し方について紹介します。
書き方のポイント
まずは手紙の書き方のポイントから見ていきましょう。
文章は短く簡潔に! 「近況報告」メインの内容に
復縁の確率を上げるには、手紙の内容を「短め」にすること。先ほども言いましたが内容が長いと相手に「重い」と思われやすいからです。
伝える内容は、簡単な近況報告がいいでしょう。「引っ越して住所が変わったよ」とか「お久しぶり! 元気してる?」などです。
「絵はがき」を送って、相手が読む確率UP
相手に読んでもらう確率を高めるには、封筒に手紙を入れるのではなく、絵はがきなど、手に取ればすぐに読めるものがベターです。
また、文章の中に連絡先(メールアドレスやLINEのID)やSNSのアカウント名などを記載するのを忘れずに。さりげなく相手に連絡先を伝えましょう。
反省と感謝を伝える
復縁の気持ちを伝える手紙には、これまでの反省と感謝の気持ちをしっかりと書きましょう。
そもそも別れる結果になったのは、何かしらお互いにすれ違うような出来事や会話があったからこそ。
なぜ別れることになったか当時のことを思い出し、自分が悪いと感じた出来事は正直に手紙に書いて謝りましょう。そのうえで、恋人だった間に楽しかったこと、一緒にいたことで感じた感謝の気持ちを伝えることが大切です。
反省するだけでなく、2人でいた時間が自分にとっては感謝するような部分もたくさんあったと書くことで、相手も昔の楽しかった記憶を思い出してくれるかもしれません。
重い気持ちを出しすぎない
手紙を丁寧に書くと言っても、読んでいて気持ちが暗くなったり、責任を感じたりするような重い内容は控えましょう。
例えば、別れた後に落ち込んでしまい、体調を崩して私生活にも影響が出ているといったネガティブすぎる内容や、復縁が叶わなかったら立ち直れないといった内容は手紙に書かないよう注意しましょう。
たとえその通りだとしても、読む相手が不安になるような内容は、かえって元カレの気持ちが離れてしまう原因。あくまでも復縁したい気持ちと、反省、感謝、そして少しずつ関係を修復していきたいといった、前向きな言葉で締めくくりましょう。
渡し方のポイント
続いては、手紙の渡し方のポイントを紹介します。
手渡しではなく「郵送」で!
手紙は手渡しではなく郵送しましょう。さりげないことを演出して「軽い関係」を作り直すことが、復縁のキッカケには大切なので、会って渡すといった重い行動はできる限り避けましょう。
読んでもらえる復縁の手紙(例文)
元カレに読んでもらえるような手紙は、どんな文章を書けばいいのでしょうか?
ここでは、復縁を願う手紙の例文を紹介します。
性格の不一致で別れた場合
「いつもわがままを言って○○くんに迷惑をかけてしまって、本当にごめんなさい。今は自分がどれだけ勝手なことをしていて、甘えていたか気づけました。もう一度お付き合いを考えてくれるのなら、やり直したいと思っています○○くんとの将来も一緒に考えていきたいです」
手紙は感謝と反省、そして可能であれば連絡を取りたいといった内容をまとめましょう。
あまり長い内容ではなく、便箋1~2枚くらいの量が読みやすくておすすめです。
一方的に別れを告げてしまった場合
「○○くんへ伝えたい気持ちを手紙にしました。読んでもらえたらうれしいです。いつも優しく接してくれて本当にありがとう。それなのに私は○○くんを傷つけるようなことを言ってしまいました。別れたことで反省して、自分が未熟だったと気づけました。今すぐには無理でも、自分の未熟な部分と向き合って成長していきたいです。私の方から別れてほしいとお願いしたのに、また話してほしいと思うわがままを許してくれたらうれしいです。まだチャンスがあれば、私と会ってくれませんか?」
ケンカ別れしてしまったり、一方的にこちらから別れを告げてしまったりする場合は、当時のわがままな振る舞いを許してほしい気持ちを伝えましょう。
そのうえで、よければまた会ってほしいという希望を添えてみてください。
関係がマンネリ化して自然消滅してしまった場合
「○○くんお元気ですか? 今まで本当にお世話になりました。お別れしてから○○くんがどれだけ気遣ってくれていたのか気づきました。今私は新しい趣味を見つけたり、習い事を始めたりと、前とは違う自分になりたくて挑戦しています。○○くんはその後どうですか? よかったらまたお話したいです。お返事待っています」
お互いに気づいたらマンネリ化し、そのまま別れてしまうケースもあります。
復縁を希望するのなら、前の自分とは変わったことを伝えて、元カレに興味を持ってもらいましょう。
復縁の手紙を渡すタイミングは?
復縁を希望する手紙を渡すときは、タイミングも大切です。ここでは手紙を渡すおすすめのタイミングを紹介します。
クリスマスや年末などのイベントがあるタイミング
手紙を渡すタイミングは、クリスマスや年末といったイベントごとのタイミングがおすすめです。
特に元カレにまだ彼女がいないのなら、冬は人肌恋しくなりやすく恋人とのイベントも多いタイミング。年末年始の休みにじっくりと考えてもらえるメリットもあるため、ぜひ手紙を渡しましょう。
ほかにも、友達を通じてイベントや集まりで再会するようなタイミングも、同じ時間を過ごした後に手紙を渡すことで、こちらを意識してもらいやすいでしょう。
別れる原因になった理由のほとぼりが冷めた頃
別れる原因になった出来事が落ち着き、ほとぼりが冷めた頃に手紙を渡しましょう。
別れてすぐに復縁したいと思っても、相手がまだこちらを許してなかったり、恋愛する気がなかったりすれば、手紙を読んでもらえない可能性があります。
例えば別れてから2~3カ月など、お互いに気持ちが落ち着いて今後のことを考えたいタイミングがおすすめです。
上手に手紙を活用して、元彼と復縁しよう!
「復縁したい」と思うときに限ってつい、衝動的にメールや電話をしてしまいがちだけど、それでは逆効果。あなたが心から相手とやり直したいと思っているなら、まずは落ち着きましょう。
手持ちのレターセットを使うのもいいけれど、お店に行けばかわいいデザインが豊富にそろっているので、まずは手紙選びを楽しんでみては?
楽しい気持ちで選んだ手紙はきっと彼に伝わるだけでなく、復縁率も上げてくれるかもしれませんよ。
(監修:織田隼人、文:パンジー薫)
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※この記事は2018年02月16日に公開されたものです