「色っぽい」雰囲気に。男性をドキッとさせる大人メイクのコツ
色気のある大人っぽい雰囲気になりたいけど、どうすればいいのかわからない……。そんなときは、メイクの仕方を変えてみて! ここでは、大人メイクのコツをアトリエはるかのヘアメイクアーティスト・田中佑枝さんに解説してもらいました。
色っぽい「大人メイク」のポイントとは
ポイント1:想像してみる
大人っぽいメイク、色っぽいメイク……と考えるよりも、女性らしさ、レディな雰囲気、大人フェミニンな表情に魅せる……と考えると、想像しやすく、メイクもしやすいのではないでしょうか。また、イメージに近い女優さんやモデルさんを想像するのもいいですね。
ポイント2:直線の部分と丸みの部分をつくる
顔のパーツの中で、直線的に感じる箇所と丸みを感じる箇所があると思います。目の丸い人、目が切れ長で直線的な人、唇が丸い人、眉に丸みのある人……。一度ご自身のパーツを確認してみましょう。そして、目の丸みが強い人は眉をシャープに、目が切れ長の人は、唇をふっくらと丸みをつけるなど、混合させると不思議と大人の女性らしい魅力が引き出されます。どちらか一方だけだとクールすぎたり、甘すぎる表情になってしまいます。また、パーツに丸みが多く、直線的な部分がないと感じる人は、メイクのどこかに黒を使ってみましょう。たとえば、黒のペンシルで眉のライン、黒のアイライナーで目尻を長めに引いてみると効果的です。
ベースメイク編
下地
保湿力があり、ナチュラルなツヤが出るタイプを選びましょう。大人の魅力を引き出すために一番と言ってもいいくらい大切なのは、下地~ファンデーション。うるおいがあり、ナチュラルなツヤと透明感のある肌は、そうでない肌に比べ、何倍も魅力的な女性に見せてくれます。メイクした直後だけでなく、1日中キープさせることも大切なので、保湿力とツヤ効果のある下地選びが大切です。
ファンデーション
ファンデーションも下地と同様、保湿力とナチュラルなツヤを与えてくれるものがオススメです。大切なのは、のせる量と塗る箇所。手のひらにパールひと粒強を出し、両頬と額の3箇所にのせ、頬→鼻横→目の下→目の上→頬の外側、額→額外側→鼻筋→小鼻→鼻下→口角へ伸ばしましょう。この順序で伸ばすと、必要な箇所にしっかり塗布でき、フェイスラインや目元、口元は薄づきに仕上げられるので、自然で立体感あるベースが完成します。
チーク編
肌にとけ込むチークが理想です。“いかにも”なチークはNG。子どもっぽく見え、色気も出ません。大事なのは、肌になじみやすい色を選ぶこと。色白な人は淡いコーラルピンク系、ふつう~小麦肌の人は、コーラルピンク系を選びましょう。塗り方は、黒目と小鼻の延長線が交わる部分にのせ、耳に向かってブラシを動かしてください。正面も横顔もきれいに見えます。
アイブロウ編
ペンシルと眉マスカラがあると簡単です。先述したように、顔のパーツに丸みが多い人は、眉を直線的に。線が多い人は、眉をやわらかく丸みをつけるように、ブラウンで描きましょう。眉で顔の印象の7割が決まると言われていますので、イメージチェンジにピッタリです。
アイメイク編
アイシャドウ
チーク同様に肌にとけこむようにぼかしましょう。カラーはベージュブラウン系が使いやすいです。アイシャドウと言っても、「目の上まで」「目の下まで」という枠を決めず、骨格に合わせ、ほかのパーツとなじむよう広めにのせましょう。
アイライン
アイラインは、目頭の高さと目尻の位置が地面と平行になるように意識して、目尻から5、6ミリ長めに引いてぼかしましょう。目幅が出て、やや切れ長の目元になり、余裕のある大人っぽさ&色っぽさが出ます。
リップメイク編
リップはナチュラルマットな質感を意識してください。ツヤツヤすぎる口元はNG。上質な大人メイクは、内側から出る色感、しっとり感が大切です。カラーは深みある赤やモーヴピンクなどの少し重みのあるカラーや、グレイッシュなカラーがオススメ。リップスティックを唇にポンポンと当て色をなじませ、リップの境目を自然にぼかすと、レディなイメージに仕上がります!
まとめ
大人メイクをするときは、具体的に「なりたい顔」をイメージすることが大切なようです。また、直線の部分と丸みのある部分を混在させると、大人の雰囲気に仕上がるとのこと。ぜひ田中さんのアドバイスを参考にして、「なんだか大人っぽいね」と言われる大人顔になりましょう!
(監修:田中佑枝)
※画像はイメージです
※この記事は2017年07月31日に公開されたものです