お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

医師に聞く! トイレが「近い人」と「遠い人」のちがいって何?

トイレを我慢する癖がついてしまうと、細菌が繁殖しやすくなるため、膀胱炎や腎盂腎炎といった病気を発症するリスクが高まります。とはいえ、重要な会議中など席を立てないタイミングもありますよね。そんなときは、事前にまずコーヒーや紅茶などカフェインの摂取を避けてください。それでも尿意を感じてしまったら、肛門や尿道を意識して絞めたり、足を組み替えたりすることで、一時的にしのぐことができます。また、体を少し動かして、ほかのことへ気をそらすと、排尿中枢へのシグナルも同時に抑えることが可能です。トイレへ行けるタイミングになったら、なるべく急いで排泄をするようにしてください。

「トイレが近すぎる体質」を改善するには

特に思い当たる原因がなくても、トイレが近すぎる体質の人は、やはり過活動膀胱の恐れがあります。現在では、インターネットの専門サイトなどでセルフチェックができるもの。自身でのチェックにより診察が必要であるとわかったら、初回は内科や泌尿器科のある医院へ相談してみてくださいね。

取材協力/松田明子

女医+(じょいぷらす)所属。内科医、腎臓専門医、東京女子医大泌尿器科所属。

(取材協力:松田明子、文:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.26)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2016年12月09日に公開されたものです

SHARE