後悔してる? 年上彼女と結婚した男性の本音
もし自分よりも年下の男性を好きになった場合、相手から見れば自分は年上の女性。付き合うとデメリットがあると思われているかもしれません。また、結婚のハードルも同い年や年下に比べて高いと思われる可能性も……。男性たちの本音を探ってみました。
年上彼女と付き合うときのデメリット
男性が年上彼女と付き合うときに感じるデメリットとはどんなことなのでしょうか。アンケートで聞いてみました。
母親や姉のようになってしまうこと
・「お母さん的な存在になってしまうかも」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「お姉さん感覚で常に上から目線だとうっとうしい」(36歳/自動車関連/事務系専門職)
年上の彼女だと、母親や姉のような存在になりやすいようです。ついつい世話を焼きたくなっても、グッと我慢する必要があるのかも。
結婚を考えなければならないこと
・「結婚に対するプレッシャーが半端ない」(31歳/その他/営業職)
・「結婚して子どもを作る場合の年齢的なリスクを考える。相手は本気(将来を踏まえた)の交際の希望が多いので、気軽な付き合いができない」(34歳/小売店/販売職・サービス系)
同い年や年下の彼女よりも、年齢的に年上彼女の方が早いタイミングで結婚を意識し出す可能性は高いといえるでしょう。それを男性たちはプレッシャーに感じるようです。
おばさんくさいこと
・「悪く言えばおばさん、性格の不一致になりやすそうな感じがするから」(22歳/その他/その他)
・「年上だとおばさんくさい行動やおじさんくさい行動が表れるところ」(36歳/建設・土木/技術職)
女性は割とすぐにお局扱いされがちですが、自分でも自虐気味に「もうおばさんだから」と言ってしまうことも。するとまわりの男性からも、本当におばさんっぽく見られてしまうかもしれません。
先に老けてしまうこと
・「彼女のほうが老けていくのが早い」(33歳/その他/販売職・サービス系)
・「年上だとすぐ老け込んでしまうこと」(38歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
年上なので、先に老けてしまうのはどうしようもないことです。ですが、だからこそ年上彼女の場合は、若さをキープできるように努力する必要があるのかもしれません。
考え方が凝り固まっていること
・「考え方が凝り固まっている場合があること」(36歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「考えが凝り固まり、意見してもあまり聞き入れてくれない」(27歳/小売店/事務系専門職)
人間年を取ると、思考の柔軟性は失われるものです。そのため年上彼女は、考え方が固いと思われてしまう危険性が。見た目だけでなく、考え方も若くいる必要がありそうです。
フレッシュさがないこと
・「若々しさがなくて退屈に感じることがある」(26歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「新鮮さがない。なんか気を遣う」(29歳/自動車関連/技術職)
年上の女性はキャリアを積んで自立している場合が多いもの、いわば完成品です。一緒に経験を積んで成長したり、知らない場所に旅行しようとしても相手はすべて経験済みだと、男性は残念に感じるかもしれません。
※『マイナビウーマン』にて2016年9月にWebアンケート。有効回答数154件(22歳~39歳の社会人男性)
年上彼女と結婚した男性の本音
続いては、年上彼女との結婚について、男性の意見を聞いてみたいと思います。そもそも、結婚するときに女性が年上だと、何か問題があるのでしょうか。問題があると感じている男性はどのくらいいいるのでしょうか? 年上彼女と結婚した既婚男性の意見を紹介していきます。
年上彼女と結婚した男性の割合
年上彼女と結婚した男性の割合は、他の夫婦の割合とはどのようにちがっているのでしょう。まずは既婚男性のみなさんに、自分の奥さんが年上かどうかを聞いてみました。
Q.結婚相手は年上ですか?
・年上(30.0%)
・年下(41.6%)
・同い年(28.4%)
※有効回答197件
約3割の男性は、年上の女性と結婚したようです。年下の女性と結婚した男性は約4割ですから、実は1割程度の差しかないことがわかります。数字を細かく見ると、年上の女性と結婚した男性のほうが、同い年の女性と結婚した人よりも多いのですね。
年上彼女と結婚して後悔している男性の割合
実は少なくない、年上彼女と年下彼氏の結婚。ですが、奥さんが年上ならではの悩みもあるかもしれません。奥さんが「年上」と答えた既婚男性に、結婚を後悔しているかどうかアンケート調査しました。
Q.年上のパートナーとの結婚を後悔していますか?
・はい(30.5%)
・いいえ(69.5%)
※有効回答59件
年上のパートナーとの結婚を後悔している男性は約3割。そこそこ後悔しているといったところでしょうか? 特別割合が高いというわけでもなさそうですが、男性が年上彼女との結婚を後悔する理由が気になりますね。
年上彼女との結婚を後悔している理由
男性はなぜ、年上彼女との結婚を後悔するのでしょうか。先ほどの「年上のパートナーとの結婚を後悔していますか?」という質問に、「はい」と答えた既婚男性の意見をまとめました。
口うるさい
・「うるさいし面倒くさい。あまり愛情がない」(34歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
偉そうにされる
・「学歴は自分のほうが上なのに、年下だからか見下した態度に出てくる」(38歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「年上ということで偉そうな態度をとる」(37歳/小売店/販売職・サービス系)
求めているものがちがった
・「思った以上に家庭的ではなかった」(37歳/医療・福祉/専門職)
・「奥さんと合わなさ過ぎた……。好みも含めて価値観からすべてちがう」(38歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
若い女性がよかった
・「若い女性の体とのちがいからです」(38歳/機械・精密機器/技術職)
年上の女性ですから、若さでは年下の女性に遅れをとるようです。「学歴は自分のほうが上なのに、(自分が)年下だからか見下した態度に出てくる」という男性も。自分が年下ということで、男性が引け目を感じているのかもしれませんね。また、「思った以上に家庭的ではなかった」と、期待を裏切られた男性もいました。
年上彼女との結婚を反対された男性の割合
女性が年上という理由で、結婚に反対する人もいそうですよね。まずは奥さんが「年上」と答えた既婚男性を対象に、結婚する際に周囲や親に反対されたかどうかをアンケート調査してみました。
Q.結婚をする際、パートナーが年上ということで、周囲や親に反対されましたか?
・はい(8.9%)
・いいえ(91.1%)
※有効回答59件
実際に結婚をする際、パートナーが年上ということで、周囲や親に反対されたという男性は約1割。少ないとはいえ、まわりの人から結婚に反対されるとショックですよね。いったいなぜ?
年上彼女との結婚を反対された理由
当事者以外に、年上彼女との結婚を反対されるのはなぜなのでしょうか。反対する理由が気になりますよね。先ほどの「パートナーが年上ということで、周囲や親に反対されましたか?」という質問に、「はい」と答えた人の意見をご紹介します。
浮気の心配
・「浮気の心配をした」(35歳/運輸・倉庫/営業職)
年が離れていたから
・「初めて付き合った女性で大きく年が離れているだけで反対された」(29歳/商社・卸/営業職)
老後の心配
・「年をとったときに後悔すると言われた」(38歳/機械・精密機器/技術職)
とにかく結婚に反対
・「両親に結婚するなら帰ってくるなと勘当された」(39歳/学校・教育関連/技術職)
「年が離れているだけで反対された」「老後に後悔すると言われた」などという意見が集まりました。とにかく結婚相手の女性の年が離れているというだけで、激怒する親もいるのですね。
年上彼女との結婚を反対されなかった理由
ご紹介したような理由で、まわりの人が年上の女性を歓迎しないことがあります。とはいえ、先ほどの質問では年上彼女との結婚を反対されなかった人のほうが圧倒的に多数派でしたよね。同じ質問に「いいえ」と答えた人の意見を見て見ましょう。
1歳しかちがわなかった
・「1歳しかちがわないので特に何も言われなかった」(39歳/印刷・紙パルプ/専門職)
・「1つ上であり、特に反対はなかった」(31歳/医療・福祉/専門職)
自分が選んだ女性だから
・「別に自分が結婚するので反対される理由がない」(34歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「自分が選んだ相手のため、特に何も言われなかった」(34歳/医療・福祉/専門職)
親が年上を歓迎していた
・「若いときの結婚だったので、自分より年下であったら何もできないと思われていたから」(38歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「親は、年上の人なのですごく喜んでいました」(35歳/機械・精密機器/販売職・サービス系)
2歳しかちがわなかった
・「2歳しか離れていないので、特に何もない」(38歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
・「2歳差なのでそこまで気にならなかった」(35歳/電機/技術職)
年上彼女といっても、1~2歳の差しかなければそう年齢差を感じませんよね。なので、反対されることもあまりないようです。年上彼女に頼りがいを感じたのか、姉さん女房に大喜びした親もいるようです。もし女性が年上という理由でまわりに結婚を反対されたら、こうした意見もあるのだと伝えてみてください。
※『マイナビウーマン』にて2017年4月にWebアンケート。有効回答数197件(22歳~39歳の既婚男性)
まとめ
年上彼女と付き合うときのデメリット&結婚のリアルをご紹介しました。どの年齢の異性でも好きになったら結婚する可能性があります。男女どちらが年上でも、結婚生活がうまくいくかどうかは個人の努力にかかる部分が大きいのかもしれませんね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※この記事は2016年10月12日に公開されたものです