仕事中やせっかくの休日に頭痛!? 不快な頭痛のメカニズムとその対処法とは?
そのほかに、生活習慣における改善・予防対処法として、片頭痛の場合は、寝る前に暗がりで長時間、液晶画面のブルーライトを見つめるなど、頭痛を誘発しやすい光や音、においを避けること、緊張型頭痛の場合は、血の巡りをよくするためにストレッチなどを取り入れること、群発頭痛は、群発期の飲酒・喫煙、睡眠不足、血管を拡張させやすい飛行機への搭乗、高い山への登山を避けることがベター。
「慢性頭痛のある人は、どんなときに起こったのか、どんな頭痛だったのか『頭痛ダイアリー』をつけるのがおすすめです」(清水先生)
まずは自分の痛みの傾向が、どの頭痛の症状に当てはまるのか確認を。自分の症状に合った対処法を実践してもなかなかよくならなかったり、正しい用法、用量に従わず、月に10日以上鎮痛薬を服用するほどの頭痛がある場合や、ほかにも気になる症状があれば、治療が早ければ早いほど改善も早くなるので、すみやかに医療機関を受診しましょう。
(取材協力:清水俊彦、文:戸川光里)
※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.05.31)
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※この記事は2015年08月15日に公開されたものです