“泣きのツボ”が同じ男女は相性抜群? 話題の婚活イベント「涙婚活」に潜入取材!
さっそく登場したのは、落語家ならぬ「泣語家(なくごか)」の泣石家霊照(なかしや れいしょう)さん。ブータンの民族衣装がモチーフの「泣き装束」に身を包み、5分で泣ける噺「泣語」を披露してくれます。この日は『ふつうの家』と題した母子家庭にまつわる人情噺。貧しい暮らしを助け合いながら母親をいたわる長男の家族愛はもちろん、霊照さんの感情のこもった語り口につい目頭が熱くなりました。
続いて、笑って泣ける映画『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)の試写会へ。実在の夫婦の闘病ブログから生まれた映画で、作家志望のダンナ(佐々木蔵之助)がヨメ(永作博美)と出会って17年目に結婚したものの、直後に妊娠とガンが発覚。怒涛の育児と闘病生活、入籍からわずか493日でヨメの死……そんな悲しみを死んだはずのヨメと振り返る独特のコメディタッチの作品で、たびたび涙をぬぐう参加者の姿が見られました。
「泣語家(なくごか)」の泣石家霊照さん(左)と、「泣人(なこうど)」の水無月まりえさん(右)
※この記事は2015年05月26日に公開されたものです