危険!関節がポキッと鳴ればスッキリ快調……は勘違い
関節をポキポキと鳴らすことが癖になってはいないでしょうか?関節を鳴らした瞬間、スッキリして、ついついまたポキッと鳴らしたくなってしまい、無意識のうちにポキポキッ……と、関節鳴らしがクセになりやめられなくなっているという話もよく聞きます。
「整体でポキッと首の関節を鳴らしてもらって気持ちよかったので、それ以来、自分でも首の関節を鳴らすようにしている。実際、気持ちよくスッキリするし、関節のズレが治った気がする」といった、「関節を鳴らすことで、気持ちよく快調になり自分でズレまで解消できる!」と思っている人もいるようです。
ですがもし、そのように思っているのであれば、その思い込みは危険です。
自分で鳴らす場合は、首や腰、指などにおいて、同じ関節ばかりが鳴ることが多いため、その関節の支持機能が低下してしまうことも……。気持ちよくなりスッキリ感を得られるように感じるかもしれませんが、それは短時間の心地良さに過ぎず、関節を自分で鳴らし続けることで、そのうち不具合が出てくる危険性があるのです。
※この記事は2014年06月18日に公開されたものです