男性と女性でちがう。「目を見開く」に隠れた心理
気になっている男性が目を見開くような表情をして自分を見ていた。あるいは、普段の日常で素敵な男性にふと視線を向けると、その男性から目を見開くようにして見られてしまったという経験はないでしょうか。そのとき、なぜ目を見開くような表情をしているのだろうと疑問に感じたことはありませんか? 今回は、人が目を見開く心理を心理コーディネーターの織田隼人さんに教えてもらいました。
目を見開く心理とは
目を見開く心理は、男性と女性でちがうようです。詳しく見ていきましょう。
男性の場合
女性が魅力的で目を見開いている
男性は魅力的な女性がいると、それだけでその女性のことをじっと見る傾向があります。かわいい・キレイなど、いわゆる自分の好みの女性を見ると、それだけで幸せになるので、目を見開きます。
服装や髪型に妙なところがあって気になっている
寝癖があったり、髪の毛や服にゴミがついていたり、服のしわが気になったりすると、そこをずっと見ていることがあります。気になる部分を指摘するほど仲が進展していない場合には、「指摘するのもセクハラになるかも」と思いつつ、気になって目が離せなくなっていることも。
セクシーな格好に惹かれている
胸元が開いていたり、うなじが見えたりといったセクシーな格好に男性は反応します。女性が思っている以上に、セクシーな格好に男性は視線を奪われてしまい、目を見開いて見てしまうのです。
好きな女性だから
好きな人を目で追いかけてしまった結果、目を見開いているケースも。また、好きな人を見ているときに、ちょっとかわいい仕草などがあると、さらに目を見開くこともあります。例えば、ちょっとドジをしてあたふたしている仕草などに、キュンとして目を見開いているのかもしれません。
女性の場合
ビックリしている
女性が大きく目を見開くときのひとつに、ビックリしているときがあります。話の内容にビックリしているときもあれば、虫が飛んできてビックリしている、という場合もあるでしょう。何かしら驚いたときに目を見開きます。このビックリの中には「嫌なこと」が起きたときも含まれます。そのため、女性が目を見開いているからといって、好意があると考えるのは早急であると言えるでしょう。
相手の視線を取り込もうとしている
目を大きく開いて見つめると、相手の視線を取り込むことができます。男性に比べて、女性はこうしたことが自然と行えます。そのため、自分に目を向けてもらいたいときに、相手と視線を合わせつつ、目を大きく見開くことがあるのです。
魅力的な人を見たとき
男性と同じで、自分にとって好みの人、例えばカッコいい人やかわいい男性、渋い男性を見たときに、目を大きく見開きます。女性からしても魅力的な男性は見ていて幸せになりますので、じっと見るときに目を見開く傾向があるようです。
目を見開く癖を恋愛に応用するコツ
次に、目を見開く癖を恋愛に応用するコツについて、解説してもらいました。
相手が目を開いたら笑って目を合わせる
相手が目を見開く動作をしたときには、ニッコリ笑って目を合わせるといいでしょう。というのも、相手が目を見開いているとき、特に男性相手の場合には「好意」を示しているケースが多いためです。その好意に対して「受け入れられますよ」というサインを返すためにも、笑顔を向けるのがおすすめ。なぜ、笑顔がいいのかというと、視線を合わせるだけでは「にらみ合い」になってしまうから。口角をしっかり上げて笑顔にしましょうね。
相手の方向を向いて見つめ返す
相手が目を見開いて自分を見ているときは、体ごと相手の方向を向いて、見つめ返すのもひとつの方法。そのときにぺこりとお辞儀をすると「アイコンタクト成功」の意味合いになり、場合によっては相手から話しかけてくれることもあるはず。見てくれているということは、相手に何かしらの興味を持たれている、ということですので、相手とコミュニケーションをとるきっかけを作りましょう。
セクシーアピールをする
特に女性らしい格好をしていて男性に見られているときには、さらにセクシーアピールをすると男性の目を引きつけることができますよ。脚を組み替えたり、手で髪の毛を触ってふわっと流したり、うなじを見せたり、両手を上げて体を伸ばしてみたりしましょう。動きがあることで、さらに男性は目を離せなくなります。
目を見開く心理で相手を夢中にさせる
人が目を見開く心理として、特に男性の多くの場合が好意を示すサインであるようです。男性が目を見開いて見てきたときは、自分に好意を示しているととらえ、笑顔や体を相手に向けて、アイコンタクトを送るなどのアクションをとると効果的です。さらに余裕のある女性は、少し動きのあるセクシーアピールで、男性をもっとその気にさせてみましょう。あなたに好意を持っている男性は、一瞬で恋に落ちてしまうかもしれません。
(監修・文:織田隼人、文:小村由編)
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※この記事は2013年12月23日に公開されたものです