歯科医に聞く! NGな歯の磨き方「濡らした歯ブラシに歯磨き粉をつける」「たっぷりの水で口をゆすぐ」
毎日の習慣である歯磨き。きちんと磨けていると思っているアナタ、本当にそうでしょうか? よかれと思ってやっている口元ケアが、実は歯にダメージを与えていることもあるんです。一体どんなケアが間違っているの? 表参道矯正歯科の、川崎健一先生に聞いてみました!
●食後すぐに歯磨きをする
「歯の表面は、エナメル質という硬い組織で出来ていますが、お口の中が酸性になると、エナメル質がもろい状態になってしまいます。なので、炭酸飲料やドレッシングなどを多くとって、お口の中が酸性になっている状態で歯磨きをすると、エナメル質がダメージを受けるリスクが出てきてしまいます」(川崎先生)
食後まっさきに歯を磨いてるという人、結構多いのでは? 歯を磨くのは、食後15~30分程度置いてからが◎。唾液の働きにより口の中が中和され、“再石灰化”という作用によって、エナメル質を再び硬くしてくれるんだそうです。
●歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉をつける
※この記事は2013年09月09日に公開されたものです