飲食店では近年、業務の効率化が重要視されており、POSレジの導入が進んでいます。
POSレジを使うと、会計や売上管理が簡素化され、スタッフの負担が軽減されます。特にタブレット型のPOSレジは、省スペースで設置でき、コストも抑えられるというメリットがあります。
しかし、POSレジは種類が多く、自分のお店に最適なPOSレジを選ぶのが難しいと感じることもあるでしょう。
そこでこの記事では、飲食店向けのPOSレジについて解説するとともに、おすすめのPOSレジを8種類ご紹介します。

業態ごとの選び方についても解説していますので、POSレジ選びでお悩みの方や、これから開業を考えている方もぜひ参考にしてください。
飲食店向けのPOSレジとは?
飲食店向けのPOSレジとは、注文や会計の効率を高めるために設計されたレジシステムです。注文の記録や売上、在庫、顧客情報などをリアルタイムで管理できるため、業務のスピードと正確性の向上に役立ちます。
従来のレジでは、これらの管理が手作業で行われていたため、時間がかかりミスが発生しやすいという問題がありました。しかし、POSレジを導入することで、そうした手間を省き、効率的な業務運営が可能になります。
















たとえば、ランチタイムの混雑時には、注文内容が即座にキッチンに伝わるため、料理提供のスピードが上がり、お客様満足度の向上にもつながります。
また、複数店舗の運営においても、各店舗の売上や在庫を一元管理できるため、経営全体の効率化に役立ちます。
このように、POSレジは飲食店の業務をスムーズにし、店舗運営を効率化するための重要なツールです。
飲食店向けのPOSレジ4種類
飲食店向けのPOSレジは、主に以下の4つのタイプが選ばれています。
- タブレット型POSレジ
- ターミナル型POSレジ
- パソコン型POSレジ
- セルフPOSレジ
















業態や必要な機能によって適したタイプが異なります。自分のお店に合ったタイプを選びましょう。
タブレット型POSレジ
タブレット型POSレジは、iPadやAndroidタブレットに専用アプリをインストールして利用するPOSレジシステムです。会計や注文管理をタブレットで行うため、軽量で持ち運びも簡単。限られたスペースでも設置が可能です。
注文を受けた際は、タブレットからキッチンに情報が即座に送られ、調理から料理の提供までスムーズに進みます。
また、売上や在庫状況がリアルタイムで確認できるので、店内の状況をいつでも把握できます。
















タブレット型POSレジは、店舗の規模やニーズの変化に柔軟に対応できるため、様々な飲食店で活用されています。
ターミナル型POSレジ
ターミナル型POSレジは、主にスーパーやコンビニでよく見られる、レジ専用の端末を使用するPOSシステムです。レジスターにPOS機能が組み込まれており、会計をスムーズに行うための機能が充実しています。
ただし、機能が豊富である分、端末の価格が高く、導入コストがかさむ点がデメリットです。
















また、システムの拡張が難しく、端末が古くなると新しい機器への買い替えが必要になる場合があり、長期的なコストがかさむ可能性もあります。
パソコン型POSレジ
パソコン型POSレジは、デスクトップパソコンやノートパソコンに専用アプリをインストールして利用するPOSシステムです。
バーコードスキャナーやキャッシュドロア、レシートプリンターなどを接続する必要がありますが、既存のパソコンを活用できるため、専用の機器を購入する場合に比べて導入コストを抑えられます。
セルフPOSレジ
セルフPOSレジは、お客様が自ら会計を行うレジのことで、スタッフによる操作が不要なレジシステムです。
このシステムには、全ての操作をお客様が行う「完全セルフPOSレジ」と、支払いのみをお客様が行う「セミセルフレジ」の2種類があります。
お客様が自ら注文や支払いを行うことで、お客様の待ち時間の短縮や、従業員の負担の軽減が期待できます。
















ただし、専用機器を導入するための初期費用が発生する点には注意が必要です。
飲食店向けのPOSレジで必要とされる主な機能
POSレジには様々な機能があります。ここでは、飲食店向けのPOSレジに必要な機能について、代表的なものをご紹介します。
















利用するサービスによって搭載されている機能が異なる場合があるため、導入前に確認するようにしてください。
【基本機能】
レジ機能 | 商品の会計や支払い処理を行う基本的な機能。金額は自動で計算され、レシートの発行も含まれます。 |
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売上管理機能 | 日々の売上データをリアルタイムで記録・管理し、レポートで確認できる機能。様々な条件で集計・分析が可能。 |
在庫管理機能 | 商品の在庫数をリアルタイムで把握し、在庫切れを防ぐための機能。在庫が一定数を下回ったら自動アラートを設定することも可能。 |
予約管理機能 | お客様からの予約を記録し、席の管理やスケジュールを一元管理できる機能。座席の効率的な管理が可能となり、予約が重複してしまうダブルブッキング防止にも役立ちます。 |
【決済機能】
キャッシュレス決済 | クレジットカードやQRコード、電子マネーを使用したキャッシュレス決済をサポートする機能。現金以外の支払い方法に対応します。 |
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ポイント管理 | お店独自のポイントシステムやポイントカードと連携し、ポイントをお客様に付与・利用できる機能。リピーターの促進に役立ちます。 |
【顧客関連機能】
顧客管理 | 顧客のデータや購入履歴を管理する機能で、マーケティングやリピーターの獲得に役立ちます。会員制サービスを提供するお店に最適です。 |
---|---|
マーケティング分析 | 売上データや顧客情報を分析し、販促活動やキャンペーンの効果を評価する機能。ターゲット顧客へのアプローチを強化できます。 |
【店舗運営サポート】
勤怠管理 | スタッフの出退勤や労働時間を管理する機能。紙タイプのタイムカードと比べて勤怠データを効率的に収集でき、計算ミスを防げます。 |
---|---|
複数店舗管理 | 複数の店舗を一元管理できる機能。各店舗の売上や在庫状況をまとめて把握でき、全体の効率的な運営をサポートします。 |
メニュー管理 | メニューの登録や変更、価格の設定を簡単に行える機能。メニューの表示や非表示をリアルタイムで調整できるため、季節メニューや品切れの際にも柔軟に対応できます。 |
【注文機能】
オーダー管理 | お客様からの注文を一元管理し、すべてのオーダーをキッチンやレジにリアルタイムで連携する機能。オーダー時のミスを減らし、スムーズな調理や提供を実現します。 |
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ハンディーオーダー | スタッフが使用するハンディ端末と連携し、注文内容をキッチンや会計システムに即座に送信する機能。オーダーの効率化に役立ちます。 |
スマホオーダー | お客様が自身のスマホを使い、席や店舗でQRコードをスキャンしてメニューから直接注文できる機能。注文がすぐにキッチンへ送られるため、提供スピードが向上します。 |
モバイルオーダー | お客様が自宅や外出先から、スマホを使ってオンラインで事前に注文できる機能。店舗に到着した際に商品を受け取るだけで済むため、効率的な注文管理が可能です。 |
【外部連携機能】
外部システム・サービス連携 | 会計ソフトや予約システムなど、他のシステムとデータ連携ができる機能。データの自動転送が可能になります。 |
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※機能名は各サービスによって異なる場合があります。
飲食店の業態別POSレジの選び方
飲食店には様々な業態があるため、それぞれに適したPOSレジを導入する必要があります。店舗の形態やニーズに応じて、効率的なレジシステムを選びましょう。
ここでは、各業態に応じたPOSレジの選び方を紹介します。
- 小規模な個人経営の飲食店
- 複数店舗を展開するレストランやカフェ
- 居酒屋やバーなど夜間営業が中心の店舗
- テイクアウトやデリバリーを中心とする飲食店
- 移動販売・キッチンカー
















ご自身の業態に合ったPOSレジを選んでください。
小規模な個人経営の飲食店
小規模な個人経営の飲食店に適したPOSレジを選ぶ際は、「コスト」と「使いやすさ」を重視しましょう。
店舗運営は予算に限りがあるため、導入費用やランニングコストが低いタブレット型POSレジや無料プランがあるシステムがおすすめです。
また、タッチ操作で直感的に使えるPOSレジを選べば、操作が簡単でスタッフがすぐに使いこなせるでしょう。
















こうしたPOSレジを導入することで、日々の業務が効率化され、スムーズな運営ができるようになります。
複数店舗を展開するレストランやカフェ
複数店舗を展開するレストランやカフェでは、メニューやスタッフの数が多くなるため、効率的に運営できるPOSレジが適しています。このような業態では「タブレット型POSレジ」がおすすめです。
タブレット型POSレジは、タブレット画面にメニューを表示できます。料理やドリンクの写真や詳細情報を確認できるため、注文ミスを減らし、スムーズな対応が可能になります。スタッフが直感的に操作できることから、忙しい時間帯でもスムーズに対応でき、お客様の満足度向上にも繋げられるでしょう。
また、複数店舗を一元管理できるPOSレジを導入すれば、各店舗の売上や在庫をリアルタイムで把握でき、全体の運営がより効率化できるでしょう。
















設置スペースが十分にある場合は、ターミナル型POSレジの導入も検討する価値があります。
居酒屋やバーなど夜間営業が中心の店舗
居酒屋やバーなどは頻繁に注文が入るため、夜のピーク時にも対応できる「素早く対応できるPOSレジ」と「キャッシュレス決済機能」を重視しましょう。
タブレット型POSレジは、直感的なタッチ操作ができるため、ドリンクや料理のオーダーを素早く受けられ、メニューの確認も簡単です。
さらに、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済に対応していると、会計処理がスピーディーに進み、お客様の利便性が向上します。
















タブレット型POSレジなら、スタッフが効率的に作業でき、スムーズなサービス提供が可能となるでしょう。
テイクアウトやデリバリーを中心とする飲食店
テイクアウトやデリバリーを中心とする飲食店には、スマホやタブレットから簡単に注文を受け付けられる「スマホオーダー機能」や「デリバリーアプリとの連携機能が搭載されたPOSレジ」がおすすめです。
これにより、お客様はスマホを使って簡単に注文でき、店舗側はスムーズに調理を開始できます。さらに、配達状況をリアルタイムで追跡できる機能も便利です。
















クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなど多様なキャッシュレス決済に対応していると、非対面の取り引きでも安心して行えます。
移動販売・キッチンカー
移動販売やキッチンカー向けのPOSレジを選ぶ際のポイントは「持ち運びやすく場所を取らないこと」です。そのため、「タブレット型POSレジ」が適しています。
タブレット型POSレジは、軽量で持ち運びがしやすいため、狭いスペースでも設置が可能。特に、キッチンカーのような狭い環境では、サイズがコンパクトなことが重要です。
さらに、移動販売ではインターネット接続が不安定になることもあるため、オフラインでも使えるPOSレジを選ぶと安心です。
















どこでも安定して営業ができ、お客様にスムーズなサービスを提供できることが大切です。
飲食店におすすめのPOSレジ8つを比較
ここからは、飲食店におすすめのPOSレジを8つご紹介します。
















飲食店に特化した機能を備えているものも多いので、自分の店舗に合ったものを見つけてください。
【幅広い業種に対応したPOSレジ】
名称 | 初期費用 | 料金(税込) | 対応機種 |
---|---|---|---|
スマレジ | 無料 |
|
iOS |
Square POSレジ(スクエア) | 無料 | 無料 | iOS、Android |
Airレジ(エアレジ) | 無料 | 無料 | iOS |
【飲食店に特化したPOSレジ】
名称 | 初期費用 | 料金(税込) | 対応機種 |
---|---|---|---|
POS+(ポスタス) | 要問合せ | POS+ food:15,400円 | iOS、Android |
NECモバイルPOS | 要問合せ | 要問合せ | iPad専用 |
USENレジ FOOD | 0円〜 | 要問合せ | iPad専用 |
poscube(ポス・キューブ) | 0円〜 | 要問合せ | iOS・Android |
ワンレジ | 要問合せ | 要問合せ | 専用端末(Android) |
スマレジ
スマレジの特徴
- 最初の30日間は全ての機能を無料でお試し可能
- スタンダードプランはレジの基本機能が全て無料(1店舗に限る)
- 飲食店運営に特化した「フードビジネスプラン」を提供
名称 | スマレジ |
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初期費用 | 無料 |
料金プラン(税込) |
|
対応機種 | iOS(iPad・iPhone・iPod touch) |
対応キャッシュレス決済サービス |
|
主な機能 |
|
運営会社 | 株式会社 スマレジ |
公式HP | https://smaregi.jp/ |
スマレジのスタンダードプランは、月額無料で利用できるPOSレジプランです。このプランは1店舗での利用に制限されますが、基本的なレジ機能が備わっており、小規模な小売店や飲食店などで十分活用できます。
主な機能として、商品登録、在庫管理、売上管理などがあり、バーコードリーダーやレシートプリンターがなくても、iOS端末のカメラを使ってバーコードを読み取ったり、タッチ操作で商品を販売することも可能です。
スマレジには「フードビジネスプラン」が用意されており、飲食店運営に特化した機能が充実しています。例えば、テーブル管理やオーダーエントリーなどの機能で、スムーズな注文処理や顧客対応が可能です。
また、必要に応じて追加機能やオプションを選択できるため、店舗の成長に応じたシステム拡張が可能。テイクアウトや多様な会計ニーズにも対応しており、様々な形態の飲食店で活用できます。
スマレジはオンライン相談やショールーム体験ができ、導入前に無料で資料請求や比較資料をダウンロードできるため、安心して相談できます。
スマレジの評判や詳細については、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。
Square POSレジ(スクエア)
Square POSレジ(スクエア)の特徴
- 店舗運営に必要な機能が無料で使える
- シンプルな操作性で使いやすい
- キャッシュレス決済は「Square」のみに対応
名称 | Square POSレジ(スクエア) |
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初期費用 | 無料 |
料金プラン(税込) | 無料 |
対応機種 | iOS(iPad・iPhone・iPod touch)、Android |
対応キャッシュレス決済サービス |
|
主な機能 |
|
運営会社 | Square株式会社 |
公式HP | https://squareup.com/jp/ja/ |
Square POSレジ(スクエア)は、世界中で広く使われているPOSシステムで、様々な業種やビジネスに対応しています。使いやすいシンプルなデザインで、誰でも簡単に操作できるのが特徴です。
Squareには業種ごとに特化したオプションがあり、小売店向けの「リテールPOS」や飲食店向けの「レストランPOS」など、ビジネスに合わせて選ぶことができます。
初期費用・月額費用は無料ですが、手数料が少し高めなので、導入前に確認しておきましょう。
また、キャッシュレス決済はSquare専用のサービスとしか連携できず、他の決済サービスを利用できない点には注意が必要です。
Airレジ(エアレジ)
Airレジ(エアレジ)の特徴
- 初期費用だけでなく月額料金も無料
- キャッシュレス決済サービス「Airペイ」と連携できる
- 使いやすいインターフェイスが人気
名称 | Airレジ |
---|---|
初期費用 | 無料 |
料金プラン(税込) | 無料 |
対応機種 | iOS(iPad・iPhone・iPod touch) |
対応キャッシュレス決済サービス |
|
主な機能 |
|
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式HP | https://airregi.jp/ |
Airレジ(エアレジ)は、初期費用も月額費用も無料で利用できるPOSレジアプリです。基本的なレジ機能に加えて、売上管理や顧客管理、分析機能など、飲食店向けの機能も充実しており、店舗の経営をしっかりサポートします。
また、「Airペイ」と連携することで、クレジットカードやQRコード決済など、様々なキャッシュレス決済に対応可能です。Airペイを使って幅広い決済方法を導入したい店舗に適しています。
周辺機器の準備は必要ですが、無料で使えるPOSレジを探しているなら、まずAirレジから試してみても良いでしょう。
POS+(ポスタス)
画像出典:https://www.postas.co.jp/
POS+(ポスタス)の特徴
- それぞれの業種に特化したPOSレジシステムを提供
- モバイルオーダーやセルフレジ・発券機などのオプションも豊富
名称 | POS+(ポスタス) |
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初期費用 | 要問合せ |
料金プラン(税込) |
|
対応機種 | iOS、Android |
対応キャッシュレス決済サービス |
|
主な機能 |
|
運営会社 | ポスタス株式会社 |
公式HP | https://www.postas.co.jp/ |
POS+(ポスタス)は、小売店や飲食店、美容サロンなど、それぞれの業種に特化したPOSレジシステムを提供しています。業界ごとのニーズに合わせた機能を搭載しており、店舗運営の効率化が可能です。
基本的な売上管理や在庫管理、顧客管理に加えて、業種ごとのニーズに応じたオプションが豊富で、必要な機能を低コストで追加できるのも魅力です。
また、シンプルで直感的な操作性を持ち、キャッシュレス決済やセルフオーダーなど、最新の店舗運営ニーズにも対応しています。
NECモバイルPOS
画像出典:https://jpn.nec.com/mobile-pos/index.html
NECモバイルPOSの特徴
- 飲食業に特化しておりお店のDXをサポート
- 最新機能が簡単にアップデートできる
名称 | NECモバイルPOS |
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初期費用 | 要問合せ |
料金プラン(税込) | 要問合せ |
対応機種 | iPad専用 |
対応キャッシュレス決済サービス |
|
主な機能 |
|
運営会社 | 日本電気株式会社(NEC) |
公式HP | https://jpn.nec.com/mobile-pos/index.html |
NECモバイルPOSは、iPadを使用したサブスクリプション型のPOSレジシステムで、飲食業や多店舗運営向けに設計されています。
売上管理や在庫管理、顧客管理といった基本機能に加え、クラウドを通じて機能がアップデートされるため、最新のPOSレジ機能を時代のニーズに合わせて利用できます。
また、会計ソフトやポイントシステムなど、40以上の外部サービスと連携しており、新しいサービスも順次追加される点も魅力です。
USENレジ FOOD
画像出典:https://usen.com/service/pos/uregifood/
USENレジ FOODの特徴
- お客様の声を反映して日々機能が改善されている
- 約30種類の分析機能を搭載し、売上や顧客動向の詳細なデータ分析が可能
名称 | USENレジ FOOD |
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初期費用 | 0円〜 |
料金プラン(税込) | 要問合せ |
対応機種 | iPad専用 |
対応キャッシュレス決済サービス |
|
主な機能 |
|
運営会社 | 株式会社 USEN |
公式HP | https://usen.com/service/pos/uregifood/ |
USENレジ FOODは、株式会社USENが提供する飲食店向けのPOSレジシステムで、飲食店の業務効率を高めるために設計されています。
飲食店運営に必要な機能が揃っており、ユーザーのフィードバックを反映した使いやすさが特徴です。
特に、約30種類の豊富な分析機能が強みで、売上データや顧客情報を効率的に管理し、経営に役立つデータ分析をサポートします。
また、365日年中無休のサポート体制が整っているため、トラブルが発生した際も迅速にサポートを受けられ、安心して利用できます。
poscube(ポス・キューブ)
poscube(ポス・キューブ)の特徴
- POSレジとオーダーエントリーシステムが一体化し、業務効率を大幅に向上
- 高い拡張性と連携機能が魅力
名称 | poscube (ポス・キューブ) |
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初期費用 | 0円〜 |
料金プラン(税込) | 要問合せ |
対応機種 | iOS・Android |
対応キャッシュレス決済サービス |
|
主な機能 |
|
運営会社 | 株式会社フォウカス |
公式HP | https://pos-cube.com/ |
poscube (ポス・キューブ) は、飲食店向けに特化したオールインワンのタブレット型POSレジシステムです。従来のPOSレジやオーダーエントリーシステムとは異なり、飲食店の業務効率を高め、サービス向上をサポートするよう設計されています。
レストランや居酒屋、カフェ、ホテル内の飲食店など、さまざまな業態に対応し、顧客管理や本部システムとの連携を可能にする高い拡張性が特徴です。
導入後のサポートも手厚く、初めて導入する店舗でも安心して運用を開始できます。
ワンレジ
ワンレジの特徴
- 飲食店あるあるを解決する機能やサポートを提供
- 顔認証を活用した勤怠管理機能を導入
名称 | ワンレジ |
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初期費用 | 要問合せ |
料金プラン(税込) | 要問合せ |
対応機種 | 専用端末(Android) |
対応キャッシュレス決済サービス | 対応可能(詳細は要問合せ) |
主な機能 |
|
運営会社 | 株式会社スカイダイニング |
公式HP | https://one-regi.com/ |
ワンレジは、20年以上の飲食店経営経験を持つプロが、約1,000人の現役オーナーの意見を反映して開発した、飲食店向けの究極のPOSレジシステムです。
飲食店の現場でよく起こる「あるある」に対応した多彩な機能とサポートが備わっており、店舗運営の効率化を実現します。
特に強みとされるのが、顔認証を活用した勤怠管理機能で、スタッフの出退勤を簡単に管理し、不正打刻を効果的に防止できます。
導入後も24時間365日のサポートが提供され、トラブルが発生した際にも迅速に対応してもらえます。
飲食店のPOSレジ導入費用をサポートする補助金・助成金制度
POSレジの導入費用を抑えたい場合には、国や自治体が提供する補助金や助成金制度を活用することが有効です。
これらの制度は店舗支援を目的として提供されており、条件を満たせば返済不要の資金が受け取れるため、導入コストの負担を軽減できます。
ただし、補助金や助成金を受け取るには事前の申請が必要です。お店の業種に合った制度を調べ、うまく活用しましょう。
2024年時点で、POSレジの導入に利用できる主な補助金・助成金には以下の5種類があります。
- IT導入補助金
- 業務改善助成金
- 働き方改革推進支援助成金
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり補助金
















各制度は、申請条件や補助額、補助率などが異なるため、お店の規模や業種に合ったものを選び、適切に活用することが大切です。
POSレジ導入に活用できる補助金や助成金については、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。
まとめ
飲食店向けのPOSレジは、業務効率の向上やサービスの質を高めるための重要なツールです。近年では、飲食店特有のニーズに応じて、レストラン、カフェ、居酒屋、ホテル内飲食店など幅広い業態に対応するPOSシステムが登場しています。
導入にあたっては機能面やサポート体制、価格帯などを比較し、お店の規模や業態に最適なシステムを選ぶことが大切です。
今回ご紹介したおすすめの8つのPOSレジは、いずれも飲食店運営に特化した特徴や強みを持っています。自店の運営スタイルや予算に合ったPOSレジを見つけ、業務の効率化と顧客満足度向上につなげてください。
この記事で紹介したおすすめPOSレジ一覧
【幅広い業種に対応したPOSレジ】
名称 | 初期費用 | 料金(税込) | 対応機種 |
---|---|---|---|
スマレジ | 無料 |
|
iOS |
Square POSレジ(スクエア) | 無料 | 無料 | iOS、Android |
Airレジ(エアレジ) | 無料 | 無料 | iOS |
【飲食店に特化したPOSレジ】
名称 | 初期費用 | 料金(税込) | 対応機種 |
---|---|---|---|
POS+(ポスタス) | 要問合せ | POS+ food:15,400円 | iOS、Android |
NECモバイルPOS | 要問合せ | 要問合せ | iPad専用 |
USENレジ FOOD | 0円〜 | 要問合せ | iPad専用 |
poscube(ポス・キューブ) | 0円〜 | 要問合せ | iOS・Android |
ワンレジ | 要問合せ | 要問合せ | Android・iOS(iPod touchのみ) |