オメガシーマスターに新ピース、第37回アメリカズカップを記念した「シーマスターレガッタ」

オメガの「シーマスター」コレクションに、セーラーのためのツールウォッチをうたう新モデル「シーマスターレガッタ（Ref:216.92.46.79.10.001）」が登場。発売は10月18日、価格は114万4,000円。

オメガシーマスターレガッタ（Ref:216.92.46.79.10.001）

シーマスターレガッタは、10月12日にスペインのバルセロナで開幕した国際ヨットレースの第37回アメリカズカップを記念したモデル。アナログ針とデジタル表示を備えたコンビネーションモデルとなり、非常に多機能。オメガのCEOであるレイナルド・アッシェリマン氏は「“腕に装着する多機能ツール”という位置付け」と述べている。

具体的な機能は、3つのアラーム、両方向回転ベゼル、クロノグラフ、タキメーター、テレメーター、パルスメーター、タイマー、ムーンフェイズ、日付表示、パーペチュアルカレンダー、タイムゾーン機能、レガッタ機能、セーリングログブック、温度計、加速度計。クォーツムーブメント「Cal.5701」の電池寿命は約30カ月だ。

ダイヤルには視認性を考慮した工夫を凝らしている。ホワイトグレーの背景にブラックマーキングのLED表示機能を配し、複数のデジタル表示を行う。アナログの時分針とセンターセコンドは「シーマスターダイバー300M」にインスパイアされたといい、バックライトモードにすると見えなくなる（デジタル表示の視認性が高まる）。

基本的な操作は4つのプッシャーを使う。このうち1つはレッドのラバー、残る3つはブルーのラバーで色分けしている。3時位置のリュウズは、オメガのロゴをレーザー刻印したサンドブラスト仕上げ。

バックライトモードのフェイス

アラームに関する音響的な機能も特徴的。ケースバックには、ヘルムホルツ共鳴器の原理に基づいてデザインしたという波模様が描かれ、さまざまな役割を果たすアラームの音量を拡大する共鳴空洞を設けた。デザインとしては、第37回アメリカズカップのロゴをエンボス加工、および「SEAMASTER REGATTA」「37th AMERICA'S CUP」の文字、新しい多機能クォーツムーブメント「CALIBRE 5701」の名称を刻印している。