オートバックスが賃貸ガレージハウスを展開しているというので、「BACSPOT(バックスポット)相模原」の完成内覧会に行ってみた。
どんなガレージハウスが借りられる?
自動車用品を販売する「オートバックス」を運営するオートバックスセブンは3月14日、賃貸ガレージハウス「BACSPOT(バックスポット)相模原」の完成内覧会を開催した。
「BACSPOT」は、「クルマやバイクを愛するユーザーが愛車とともに暮らせる場所を提供したい」とする同社が、2019年から事業をスタートさせた賃貸ガレージハウスだ。1階がガレージ、2階がリビングスペースという間取りが基本となる集合住宅である。今回の物件は東京都足立区、埼玉県朝霞市に続くBACSPOTシリーズの3軒目。ちなみに「BACSPOT」は「AUTOBACS」の「BACS」と「SPOT」(ヒトが集まる場所)を合成した造語だ。
BACSPOT相模原は圏央道「相模原愛川IC」から約1.2km、相模線「原当麻」駅から徒歩5分の場所にある。南に行けば東名高速、北に行けば中央道という好立地が自慢だ。
左右2棟あるガレージハウスのエクステリアは、ブラックを基調とした丸いルーフを持つ独特のスタイル。1階がガレージ、2階が居住スペースとなる軽量鉄骨製だ。
ずらりと並ぶガレージのシャッターは、愛車の出入りに連動した自動開閉システムを持つ文化シャッター製のハイスペックな電動式。スマホで遠隔操作もできる。開時約14秒、閉時約30秒は相当なハイスピードだ。
普通に住める充実の設備
ガレージ内には可動式の照明や間仕切り、エアコン、ガスファンヒーターなどに対応するマルチ空調、純水器や温水対応分岐水栓を備えた洗車対応設備、入居者のみが操作できる遠隔操作可能カメラ、充電用コンセント、塗装床などを用意。天候や季節、時間に関わらず、いつでも愛車を愛でることができる機能が満載だ。
エアコン完備でロフト付きの居住スペースは、IHコンロ2口や浴室乾燥/追い焚き機能付きユニットバス、温水洗浄/暖房機能付きトイレ、独立洗面化粧台など設備ばっちり。セカンドハウスとしてだけでなく、普通に住む場所としても十分な機能を持っている。宅配ボックスを敷地スペース入り口付近に設けることで、居住者以外が敷地内に入ってこないような配慮もなされている。
部屋数は7部屋。家賃(月額・共益費込み)は29.23㎡の1階、2階、12.42㎡のロフトがある1~3号室が14.7万円、35.26㎡の1、2階と14.98㎡のロフトを持つ4~5号室が16.5万円、46.77㎡の1、2階と19.87㎡のロフトを持つ6号室が20.8万円、41.10㎡の1、2階と17.46㎡のロフトを持つ7号室が18.8万となっている。取材当日の時点ではまだ空き部屋があるとのことだったので、気になる人は問い合わせてみてはいかがだろうか。