低用量ピルの種類と神戸の処方クリニックおすすめ11選！　ピルの種類別料金も解説

処方されるピルの種類と効果、副作用

主にピルは以下の4種類があります。

・超低用量ピル
・低用量ピル
・中用量ピル
・ミニピル

ピルは、毎日服用することで、PMS（月経前症候群）や生理痛（月経困難症）の症状の緩和が期待できます。

ピルの副作用を心配する人もいますが、大半の副作用は3カ月以内でおさまることが多いです。

また、副作用は薬の種類や個人差もあるため、実際に飲んでみてから薬との相性が分かる場合もあります。診察結果によってはピルの処方ができない場合もあるため、まずは医師に相談してみましょう。

ピル処方が可能なクリニックの選び方

取り扱っているピルの種類や自由診療の料金設定は、クリニックによって異なります。

なるべく多くのピルを取り扱っているクリニックの方が、自分の目的や体に合ったピルを処方してもらえる可能性は高くなります。ピルの種類が豊富で、継続できる料金設定かどうかを確認しましょう。

薬代だけでなく、初診料や再診料も確認した上で比較してみてください。学生の人は学生証を提示すると学割料金を用意しているクリニックもあるので要チェックです。

そして、通いやすい・相談しやすいクリニックであることも大切です。ピルは長期にわたって服用することが多いため、職場または自宅から近くて気軽に通える立地のクリニックにしておくと安心です。医師との相性やクリニックの雰囲気が合うクリニックであれば、デリケートな悩みも相談しやすいですよ。

忙しい人にはオンライン診療がおすすめ

仕事などで忙しく、クリニックに行く時間が取りづらい人は、オンライン診療で処方が可能なクリニックがおすすめです。

オンラインなら通院する時間や交通費を節約できます。

今回ご紹介したクリニックの中では、

・クリニックフォア
・エニピル
・ケイ・レディースクリニック

が、初診からオンライン診療に対応しています。特に、エニピルは年中無休の上、10時～24時まで診察が可能のため、さまざまなライフスタイルの人に人気のクリニックです。

なお、クリニックによって取り扱っている薬の種類や料金、診察料、送料などは異なります。あらかじめ確認した上で、相談してみてください。

ピル処方でよくある質問

最後に、ピルの処方でよくある疑問についてご紹介します。

ピル処方は保険が適用される？

子宮内膜症や生理痛（月経困難症）、PMSと医師に診断された場合は、病気の治療が目的となるため、保険診療でピルが処方されます。

しかし、避妊のみの目的の場合は保険適用されず、自由診療になります。

ピルの年齢制限は？　未成年への処方は？

ピルは、初経後であれば服用でき、未成年・高校生への処方も可能です。

しかし、未成年・高校生への対応はクリニックによって異なることもあります。また、保護者の同意書が必要な場合もあるため、まずは受診前に確認しましょう。

オンライン処方と個人輸入との違いは？

ピルの個人輸入の主なメリットは、「受診せずに服用できる」「クリニックで処方してもらうよりも安く購入できる」です。しかし、デメリットが多いため、個人輸入によるピルの服用はおすすめできません。

同じように、手軽に服用できるクリニックのオンライン診療による処方と個人輸入の違いを表にしました。個人輸入にどのような注意点があるのか確認していきます。

	クリニックのオンライン処方	個人による輸入
偽造品の可能性	なし	あり
目的に応じた効果	あり	なし（偽造品の場合）
体調不良時の対応	可	不可
医薬品副作用被害救済制度	あり ※日本製の薬剤の場合	なし

個人輸入の大きなメリットは料金の安さです。しかし、偽造品や不純物などが混入している可能性もあり、それを個人で見極めることは非常に難しいことです。

もし、偽造品や不純物などが混入していた場合、例えば避妊目的で服用していても避妊ができない可能性があるなど、効果が期待できません。

また、個人輸入薬の服用によって健康被害が生じても、「医薬品副作用被害救済制度」による救済が受けられないため、結果的にかかる費用が高くなる可能性があります。

「医薬品副作用被害救済制度」とは、医薬品等を適正に服用したにもかかわらず、入院治療が必要になるほどの健康被害が発生した場合に、 医療費等の給付を行い迅速な救済を図ることを目的として、創設された公的な制度です。

日本製の薬剤であれば万が一のことがあっても救済を受けられますが、個人輸入の場合は適用外です。また、体調不良で受診しても、成分が不明なピルでは医師も診断が難しくなります。

なお、日本製より安価のため、日本製と成分が同じ海外製のピルを勧めるクリニックもあります。この場合は医師の判断のもと安全に配慮した上で処方されますが、「医薬品副作用被害救済制度」は適用されないので注意してください。万が一、体調不良が生じた場合は、すぐに処方を受けたクリニックに相談しましょう。

まずは生理痛やPMSについてクリニックに相談しましょう

気になるクリニックは見つかりましたか？

それぞれのクリニックの特徴を確認した上で、まずは生理痛やPMSなどの悩みを相談してみてください。

【今回ご紹介した神戸でピル処方しているクリニック一覧】

クリニック名	特徴
クリニックフォア	初診からオンライン診療が可能 、最短翌日に薬が届く
エニピル	年中無休で10時～24時まで対応
ケイ・レディースクリニック	理事長が対応する無料のメール相談を用意
山辺レディースクリニック	診療は院長と女性医師の2名体制
山口レディスクリニック	2回目以降の低用量ピルの処方は夜でも可能
中野産婦人科	1961年の開業以来、60年以上の歴史を誇る
たなべ産婦人科	地域に根ざした産婦人科クリニック
ゆかりレディースクリニック	対象商品によるポイント制を導入
川口レディースクリニック	複数路線を利用でき、アクセス良好
ようこレディースクリニック	診察室と内診室を離し、個室の更衣室を用意
みずとりクリニック	再診からオンライン診療が利用できる

（Akina）

※本記事は公開時点の情報であり、新型のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください