赤ちゃんの誕生は、家族にとって忘れられない瞬間です。その貴重な時期を写真に収めるニューボーンフォトは、成長の早いこの時期の記憶を美しく残せるところが人気です。しかし、セルフで撮影する際に、「おしゃれに撮る方法が分からない」と悩む人が多いようです。
そこで、この記事では、おしゃれなニューボーンフォトをセルフ撮影するためのコツやポーズについて解説します。ぜひ参考にして、素敵な写真を撮影してください。
ニューボーンフォトを撮る方法
ニューボーンフォトの撮影は、セルフで撮影・フォトスタジオで撮影・出張撮影サービスという3つの選択肢があります。
自宅でのセルフ撮影の最大の魅力は、自分のタイミングで撮影できることです。赤ちゃんの機嫌や体調を見ながら、最も自然な瞬間を捉えられます。一方、フォトスタジオや出張撮影サービスは、専門の知識を持ったカメラマンによる安全かつ高品質な撮影が可能です。
しかし、セルフ撮影でも、少しの工夫と準備をすれば素敵な写真を撮影することができます。次に、セルフ撮影のテクニックについて詳しく解説していきますので、ぜひ試してみてください。
ニューボーンフォトを自宅で安全におしゃれにセルフ撮影するコツ
ニューボーンフォトを自宅でセルフ撮影する際には、以下の6つの項目についてこだわることがコツになります。これらにこだわることで、特別な機材や技術がなくても写真に深みとオリジナリティを加えることができますよ。
- 衣装や小物にこだわる
- 背景にこだわる
- ポーズにこだわる
- 自然光を活用する
- 手足のアップを撮影する
- ナチュラルニューボーンフォトで撮影する
衣装や小物にこだわる
赤ちゃんの衣装や小物は、写真の印象を大きく左右します。どんなコンセプトにしたいのかを考えてから衣装や小物を選びましょう。
ナチュラルで優しい印象にしたい場合は過度に派手なデザインは避け、シンプルで温かみのあるアイテムがおすすめ。柔らかい色合いの衣装や、可愛らしい帽子やブランケットがぴったりです。
一方、原色でカラフルな衣装や小物にすると、個性的なニューボーンフォトに仕上がります。
背景にこだわる
撮影の背景は、できるだけシンプルで統一感があるようにしましょう。
無地の壁や自然な布地を使うことで、赤ちゃん本来の可愛らしさが際立ちます。背景の色合いは、赤ちゃんの衣装や小物と合うように選ぶと、全体の雰囲気がまとまります。
ポーズにこだわる
セルフ撮影での赤ちゃんのポーズは、自然でリラックスしたものがおすすめです。無理にポーズを取らせるのではなく、赤ちゃんが自然にとる仕草を捉えましょう。
赤ちゃんの手を握る・手足を包み込む
大人の手で赤ちゃんの小さな手や足を優しく包むポーズは、赤ちゃんの無垢さと大人の手の強さや優しさが組み合わさることで、親子の絆の深さを美しく表現できます。
赤ちゃんの手足の小ささや柔らかな肌の質感と、それを守るように包む大人の手との対比が強調できるので、ぜひ試してみてください。
赤ちゃんの横に寝転ぶ
赤ちゃんの横に寝転び、同じ目線で撮影すると、親子の親密さが感じられる写真になります。赤ちゃんとの距離が近くなることで、より温かみのある仕上がりになりますよ。
赤ちゃんを覗き込む・見つめる
赤ちゃんを優しく覗き込む・見つめるポーズは、パパママの愛情あふれる表情と、赤ちゃんの純粋な反応が、心温まる写真を生み出します。
この他にも、無防備さが可愛いバンザイポーズなど、赤ちゃんが心地よさそうにしている瞬間は、とくに写真に美しく映ります。
自然光を活用する
自然光を上手く活用すると、柔らかく温かみのある写真に仕上がります。
とくに窓際など自然光が入る場所を選ぶと、赤ちゃんを自然に照らし出し、写真に深みを与えます。また、直射日光を避け、やわらかい光の中で撮影することで、肌の質感を美しく見せることもできます。
手足のアップを撮影する
赤ちゃんの小さな手足のアップは、無邪気さと愛らしさを表現できます。小さな指の形や、柔らかい肌の質感を捉えることで、赤ちゃんの可愛らしさが強調されますよ。
ナチュラルニューボーンフォトで撮影する
「衣装や小物の準備が大変」「ポーズは不安」という場合は、ミルクを飲む姿や、おむつ替え、添い寝やあやしている様子など、赤ちゃんのリラックスした様子や自然な表情を撮影する「ナチュラルニューボーンフォト」がおすすめです。
ナチュラルニューボーンフォトならセルフでも安全に撮影できます。衣装や小物を準備する必要もありません。赤ちゃん本来の魅力を引き出すことがポイントになります。
ニューボーンフォトをセルフ撮影するメリット・デメリット
ニューボーンフォトはコツをつかめばセルフ撮影でも素敵な写真に仕上がりますが、メリットだけでなくデメリットも存在します。それぞれ確認していきます。
セルフ撮影のメリット
セルフ撮影の最大のメリットは、自分のペースで撮影ができることです。赤ちゃんの機嫌や体調を見ながら、最適なタイミングで撮影できます。また、自宅なら赤ちゃんもリラックスしやすく、自然な表情を捉えることが可能です。さらに、プロに撮影を依頼するよりもコストがかからないのも魅力です。
自宅での撮影は、家族だけの特別な時間を共有しながら、オリジナルの写真を作り出すことができます。
セルフ撮影のデメリット
セルフ撮影のデメリットとしては、準備や赤ちゃんの世話をしながらの撮影の大変さが挙げられます。また、プロカメラマンに比べると技術面で劣ることもあり、プロレベルの仕上がりを期待するのは難しいかもしれません。さらに、予期せぬトラブルやアクシデントに対処する自信がない場合、安全面での不安も残ります。
このようなデメリットを考慮すると、フォトスタジオや出張撮影サービスを利用することも一つの良い選択になります。
おしゃれなニューボーンフォトを撮るなら出張撮影・フォトスタジオもおすすめ
ここからは、ニューボーンフォトで人気の出張撮影・フォトスタジオをご紹介します。
フォトスタジオ名 | 特徴 |
出張撮影・出張カメラマン fotowa | 撮影後に満足できない場合は全額返金保証あり |
スタジオマリオ | スタジオで新生児の撮影が可能 |
出張撮影・出張カメラマン fotowa
出張撮影・出張カメラマン fotowaの特徴
- 厳選されたプロカメラマンによる出張撮影
- 撮影後に満足できない場合は全額返金保証あり
- 当日が悪天候の場合は延期の相談が可能
料金(税込) | 平日撮影 21,780円 土日祝日撮影 26,180円 <含まれるもの> |
衣装のレンタル | カメラマンによって異なります。詳しくは、カメラマンの紹介ページでご確認ください。 |
キャンセル/撮り直し | 悪天候の場合は延期の相談が可能/無し |
公式HP | https://fotowa.com/ |
出張撮影・出張カメラマン fotowaは、「自然でオシャレな出張撮影」を届けるマッチングサービスです。厳選されたプロカメラマンによる出張撮影を、依頼しやすい金額設定で提供しています。
不安なことや困りごとがあれば、予約前から納品までの間、問い合わせ窓口やチャット相談機能、カメラマンのDMでいつでも気軽に相談できるので安心です。
カメラマンのこれまでの実績や口コミも確認できるので、好みに合う人を探しやすいのもポイントです。
出張撮影・出張カメラマン fotowaの出張可能エリア
北海道/東北 | 北海道|青森|岩手|宮城|秋田|山形|福島 |
関東 | 東京|千葉|埼玉|神奈川|茨城|栃木|群馬 |
北陸 | 山梨|新潟|石川|長野|富山|福井 |
東海 | 静岡|愛知|三重|岐阜 |
関西 | 大阪|兵庫|京都|奈良|滋賀|和歌山 |
中国 | 鳥取|島根|岡山|広島|山口 |
四国 | 徳島|香川|愛媛|高知 |
九州/沖縄 | 福岡|佐賀|長崎|熊本|大分|宮崎|鹿児島|沖縄 |
スタジオマリオ
スタジオマリオの特徴
- 土日祝日撮影でも撮影基本料の追加料金なし
- 赤ちゃん撮影のプロが担当
- 授乳室・ベビーベッド完備
料金(税込) | 撮影基本料 3,300円/1家族 ※衣装代、お支度代、衣装持ち込み代を含みます。 【写真集】 【台紙】 |
衣装のレンタル | 無料 |
キャンセル/撮り直し | 体調不良などによる日程変更は無料/無料 |
公式HP | https://www.studio-mario.jp/ |
スタジオマリオは、カメラのキタムラが運営するフォトスタジオです。全国46都道府県に店舗を展開しており、高品質なプリントに定評があります。
公式サイトにニューボーンフォトのメニューは掲載されていませんが、お宮参りとして予約すると新生児の撮影が可能です。生まれた時間に設定した木製の時計と一緒に撮影するなど、新生児期の思い出の写真を残せます(※)。
もしも撮影中に赤ちゃんが泣いたり疲れたりしてしまった場合でも、後日無料で撮り直しが可能なので安心ですよ。
※ニューボーンフォトは対応店が限られている可能性があるため、詳しくは店舗にお問い合わせください。
スタジオマリオの全国の店舗情報
北海道/東北 | 北海道|青森|岩手|宮城|秋田|山形|福島 |
関東 | 東京|千葉|埼玉|神奈川|茨城|栃木|群馬 |
北陸 | 山梨|新潟|石川|長野|富山|福井 |
東海 | 静岡|愛知|三重|岐阜 |
関西 | 大阪|兵庫|京都|奈良|滋賀 |
中国 | 鳥取|島根|岡山|広島|山口 |
四国 | 徳島|香川|愛媛|高知 |
九州/沖縄 | 福岡|佐賀|長崎|熊本|大分|宮崎|鹿児島|沖縄 |
こちらの記事では、ニューボーンフォトで人気のスタジオ・出張撮影サービスを厳選してご紹介しています。
ニューボーンフォトをセルフ撮影する際の注意点
ニューボーンフォトのセルフ撮影を安全に進めるためには、以下のような注意点があります。
- 出産前から準備しておく
- 赤ちゃんとママの体調を優先する
- 一人で撮影しない
- 赤ちゃんがぐっすり寝ている間に撮影する
- 危険なポーズはしない
- 室温は27度くらいがおすすめ
出産前から準備しておく
ニューボーンフォトをセルフ撮影する際には、出産前に撮影に使用する衣装や小物を揃え、撮影のプランを立てておきましょう。
出産後は赤ちゃんのお世話だけであっという間に時間が過ぎていきます。事前に準備をしっかりと行うことで、「忙しくて撮影できなかった」ということを防ぎ、当日もスムーズに撮影を進めることができます。
赤ちゃんとママの体調を優先する
ニューボーンフォト撮影では、赤ちゃんとママの体調を最優先に考えることが大切です。赤ちゃんが元気な時に撮影することはもちろん、ママの体調も十分に考慮しましょう。
無理をして撮影を行わず、赤ちゃんとママの体調が良好な時に撮影することで、リラックスした自然な表情を捉えることができます。
一人で撮影しない
ニューボーンフォトのセルフ撮影を、一人で全て行うのは避けましょう。
パートナー、家族、友人など、誰かに手伝ってもらうことで、赤ちゃんの安全を確保しながら、より良い撮影ができます。とくに赤ちゃんを抱えるポーズや、ママと一緒の写真を撮る場合には、サポートが不可欠です。
赤ちゃんがぐっすり寝ている間に撮影する
赤ちゃんが深く眠っている時はリラックスしていて自然な表情やポーズを取りやすいため、撮影に適しています。睡眠のサイクルに合わせ、赤ちゃんを無理に起こしたり、ポーズで不快にさせたりしないように注意しましょう。
危険なポーズはしない
赤ちゃんの安全を最優先に考え、危険なポーズは避けるべきです。
例えば「頬杖ポーズ」のように、ニューボーンフォトには赤ちゃんが一人で頬杖をついているかのように見せるものがあります。このポーズは実際には赤ちゃんの手や頭を支えて撮影し、支えている部分を後で編集で消すことで成立しています。
しかし、いくら手で支えているからといって危険が全くないわけではないため、おすすめできません。常に赤ちゃんの安全を確保し、無理のない自然なポーズを選ぶことが重要です。
室温は27度くらいがおすすめ
赤ちゃんは体温調節が未熟なため、撮影時の室温は25~27度に保つようにしましょう。適切な室温を保つことで、赤ちゃんは快適に過ごせ、リラックスした状態で撮影に臨むことができます。
また、赤ちゃんが寒くないように、必要に応じて暖かい服を着せたり、ブランケットを使ったりすることも忘れないでくださいね。
こちらの記事で、ニューボーンフォトの衣装について解説しています。
こちらの記事で、ニューボーンフォトの撮影に適している時期について解説しています。
まとめ
自宅でのニューボーンフォトのセルフ撮影は、コストを抑えつつ自分のタイミングで撮影できる大きなメリットがある一方、プロのような仕上がりを期待するのは難しいかもしれません。また、準備が必要なところも、デメリットに感じることもあるでしょう。
しかし、自分だけのオリジナルなニューボーンフォトを撮影するための準備と工夫を楽しむことも、素晴らしい思い出の一部となります。この記事のセルフ撮影のコツを参考に、素敵なニューボーンフォトを撮影してください。
フォトスタジオや出張撮影サービスが気になる人は、今回ご紹介したサービスの公式サイトを確認して問い合わせてみてくださいね。