ニューボーンフォトをかわいそうと言わせないための5つのポイント

ニューボーンフォトは、新生児の時期をより可愛らしく残す方法として人気ですが、赤ちゃんが「かわいそう」と言われることも多いです。

この記事では、ニューボーンフォトがなぜ「かわいそう」と言われるのか、その理由と、赤ちゃんにとっても親にとっても良い経験にするためのポイントについて解説します。

ニューボーンフォトにおすすめの出張撮影サービスとフォトスタジオもご紹介しますので、参考にしてください。

ニューボーンフォトがかわいそうと言われるのはなぜ？理由について

ニューボーンフォトが「かわいそう」と言われるのは、主に以下のような理由が挙げられます。

• 無理なポーズで赤ちゃんが苦しそう
• 親のエゴだと思っている人がいる

無理なポーズで赤ちゃんが苦しそう

ニューボーンフォトには赤ちゃんをおくるみで巻く「みのむしポーズ」と呼ばれるものがあり、このポーズが、「ぐるぐる巻きにされて赤ちゃんが苦しそうでかわいそう」と言われたりしています。

実際には赤ちゃんを優しく包んでいるのですが、見る人によっては苦しそうに感じることがあるようです。

親のエゴだと思っている人がいる

ニューボーンフォトを撮影する人の多くはエゴではなく、新生児期という赤ちゃんの貴重な時期を形に残したい、将来子どもに見せたいという思いから撮影しています。

しかし、赤ちゃんのポーズや演出を巡って、親のエゴと見なし、「赤ちゃんがかわいそう」という同情するような意見も存在します。

ニューボーンフォトをかわいそうと言わせないための5つのポイント

ニューボーンフォトを可愛いと思うのか、親のエゴで赤ちゃんがかわいそうと思うのかは人それぞれです。しかし、以下の5つのポイントを心がけることで、「かわいそう」と言われることを避けられます。

• 赤ちゃんとママの体調を優先する
• 赤ちゃんは自然な姿で、小物を工夫する
• ニューボーンフォト撮影の経験豊富なカメラマンに依頼する
• 危険なポーズは避ける
• 写真をSNSなどで公開しない

赤ちゃんとママの体調を優先する

ニューボーンフォト撮影は、赤ちゃんとママの体調を最優先に行いましょう。体調が悪い場合は、撮影を延長するべきです。また、体調が優れない日が続いた場合は、ニューボーンフォトの撮影自体を諦めることも大切です。

赤ちゃんは自然な姿で、小物を工夫する

ポーズをとったり、写真の合成などを行わずに、赤ちゃんがミルクを飲む姿や、おむつ替え、添い寝やあやしている様子など、日常の何気ないシーンを撮影するだけでも、素敵なニューボーンフォトになります。

ひと工夫したい場合は、寝ている時に「誕生日や名前」などを記入したフォトプロップス（※）や、生まれる前のエコー写真と一緒に撮影するのもおすすめです。

※フォトプロップス：スティックの先にハートやお花、吹き出しのメッセージなどの飾りの付いた撮影用小道具。海外ではパーティーの定番アイテムにもなっています。

ニューボーンフォト撮影の経験豊富なカメラマンに依頼する

ニューボーンフォト撮影の経験が豊富なプロのカメラマンに依頼することで、赤ちゃんの安全と写真のクオリティの両方を得られます。

とくに、おくるみにくるむポーズや、うつ伏せのポーズなど、赤ちゃんがポーズをとった撮影をしたい場合は、専門の知識を持ったプロカメラマンに依頼することが大切です。

プロによる撮影を真似することは、赤ちゃんの安全性を損なう可能性があります。セルフ撮影の場合は、赤ちゃんの自然な姿勢を活かすようにしましょう。

危険なポーズは避ける

ニューボーンフォトのポーズの中には、例えば「頬杖ポーズ」のように、赤ちゃんが一人で頬杖をついているかのように見せるものがあります。

このポーズは実際には赤ちゃんの手や頭を支えて撮影して、支えている部分を後で編集で消すことで成立しています。しかし、いくら手で支えているからといって危険が全くないわけではないため、おすすめできません。

写真をSNSなどで公開しない

ニューボーンフォトをSNSで公開することで周囲からの不必要な意見や批判を招く可能性があります。そのため、写真は家族やニューボーンフォトに理解のある親しい友人など限られた範囲で共有することをおすすめします。

そして、公開範囲が家族や親しい友人であっても、どのような写真を共有するかを慎重に考えることが大切です。

ニューボーンフォトがおすすめな理由

あっという間に過ぎてしまう新生児の時期を写真で残すことにはたくさんの魅力があります。しかし、悩んでいるうちに新生児期が過ぎ去り、「撮影すれば良かった」と後悔する人も多いようです。

ここからは、ニューボーンフォトをおすすめする理由について紹介していきますので、悩んでいる人は参考にしてください。

• 新生児期の姿を可愛く残せる
• 出産した時の喜びを思い出せる
• 子どもが成長した時にプレゼントできる

新生児期の姿を可愛く残せる

新生児期の赤ちゃんは、お腹の中にいたときと大きく変わらない姿を感じることができます。ニューボーンフォトは、そんな新生児期の一瞬一瞬の可愛らしい表情や小さな手足を美しく捉えるため、写真を見ることで当時の記憶を鮮明に思い出せます。

生まれて日の浅い赤ちゃんの純粋で無垢な美しさを写真に残すことは、後になってかけがえのない価値を感じることになるでしょう。

出産した時の喜びを思い出せる

出産は親にとって人生の大きな転機であり、その瞬間の喜びや感動は一生の記憶となりますが、育児に追われるとつい忘れてしまうことも。そんな時でも、ニューボーンフォトを見ることで、出産時の感動や幸福感を思い出すことができます。

子どもが成長した時にプレゼントできる

ニューボーンフォトは将来、成長した子どもへのプレゼントとしてもおすすめです。

子どもは、生まれてきて日が浅い自分を可愛らしい写真で残してくれていることに、親からの愛情を感じることができます。また、自分が生まれてきたことをこんなにも喜んでくれていたのだと実感するでしょう。

こちらの記事では、ニューボーンフォトが怖いと言われる理由と、安全に撮影を行うためのポイントを解説しています。

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まとめ

新生児期の無垢な美しさを残せるニューボーンフォトは、家族にとって特別な思い出となります。子どもが成長した際には、これらの写真を見せることで、親子の絆も深まります。

しかしニューボーンフォトは、「かわいそう」と言われることもあるため、赤ちゃんの安全と快適さを優先することが重要です。今回ご紹介したポイントを心がけて、家族にとって忘れがたい貴重な思い出を作ってくださいね。