新生児の成長は目まぐるしく、その貴重な時期を形に残すニューボーンフォトは、多くの親にとって特別な意味を持ちます。しかし、いつ撮影するのが最適なのか、どのように撮影するのが良いのか、分からないことも多いのではないでしょうか。
この記事では、ニューボーンフォトの撮影に適している時期からおすすめの撮影方法まで、ニューボーンフォト撮影について解説します。ぜひ参考にして、素敵な写真を撮影してください。
ニューボーンフォトはいつまでに撮る?
ニューボーンフォトは生後数週間の新生児期に撮影することが多いですが、必ず生後◯日までに撮影しなければいけないという決まりはありません。
しかし、新生児期の赤ちゃんは日々成長し、表情や仕草がどんどん変わっていくため、なるべく早く撮影した方が、新生児特有の小ささや無垢な表情を残すことができます。
撮影に最も適した時期は生後3週間まで
ニューボーンフォトを撮る最適なタイミングは、お七夜からお宮参りの間、つまり生後3週間までの新生児期です。
この時期、赤ちゃんは深く眠りやすく新生児特有のポーズを取りやすいため、おくるみを巻いたり、カゴなどの小物を使用しスタイリングする「アートニューボーンフォト」の撮影が可能です。
生後1カ月を過ぎると遅い?
出産して気がついたら1カ月が経っていた…ということもよくあります。新生児期は一般的に生後28日までとされますが、1カ月を過ぎた後でもニューボーンフォトの撮影は十分に価値があります。
1カ月を過ぎると新生児期特有のポーズを取ることが難しくなるため、「アートニューボーンフォト」での撮影はできませんが、赤ちゃんの自然な姿を残す「ナチュラルニューボーンフォト」なら撮影することができます。
1カ月を過ぎても残しておきたい特別な瞬間はたくさんあるので、諦めないでくださいね。
ニューボーンフォトはどこで撮る?撮影方法について
ニューボーンフォトは、セルフ撮影、フォトスタジオ撮影、出張撮影サービスという主に3つの方法で撮影できます。
セルフ撮影は、赤ちゃんの体調や機嫌の良い時に撮影できるので最も手軽で、経済的なところが魅力です。おくるみにくるむような複雑なポーズは避け、赤ちゃんの自然な姿を捉えることをおすすめします。
フォトスタジオでの撮影は、プロの技術と機材、ニューボーンフォトに適した背景や小物を利用できるところが魅力ですが、予約が必要なところと、外出しなければいけないところがデメリットになります。
安全にクオリティの高い写真を撮るなら出張撮影がおすすめ
プロのカメラマンによる出張撮影もフォトスタジオ同様に予約は必要ですが、外出せずにニューボーンフォト撮影に慣れたプロのカメラマンに撮影してもらえるのが魅力です。
プロのカメラマンの撮影は安全面に配慮した上で進められ、小物などの準備をしなくてもおしゃれで愛らしい写真を残すことができるため、最もおすすめの方法になります。小物を持参してくれるカメラマンも多いですよ。
ニューボーンフォトを撮影する際の注意点
ニューボーンフォトを撮影する際には、以下の点に注意しましょう。
- 赤ちゃんとママの体調を優先する
- ニューボーンフォト撮影の経験豊富なカメラマンに依頼する
- 危険なポーズは避ける
- SNSへの投稿に注意する
赤ちゃんとママの体調を優先する
ニューボーンフォト撮影は、赤ちゃんとママの体調を最優先に行いましょう。
体調が悪い場合は撮影を行わず、最良のタイミングを選ぶべきです。また、体調が優れない場合は、無理をせず撮影を別の日に延期するか、必要に応じて撮影を見送ることも重要です。
ニューボーンフォト撮影の経験豊富なカメラマンに依頼する
赤ちゃんの安全のためにも、ニューボーンフォト撮影の経験が豊富なプロのカメラマンに依頼することをおすすめします。
とくに、複雑なポーズの撮影は専門知識と技術が必要です。セルフ撮影ではリスクが伴うため避けましょう。
危険なポーズは避ける
ニューボーンフォトのポーズの中には、例えば「頬杖ポーズ」のように、赤ちゃんが一人で頬杖をついているかのように見せるものがあります。
このポーズは実際には赤ちゃんの手や頭を支えて撮影して、支えている部分を後で編集で消すことで成立しています。しかし、いくら手で支えているからといって危険が全くないわけではないため、おすすめできません。
SNSへの投稿に注意する
ニューボーンフォトをSNSで公開することで、周囲から「赤ちゃんがかわいそう」などの意見や批判を招く可能性があります。そのため、写真は家族やニューボーンフォトに理解のある親しい友人など限られた範囲で共有することをおすすめします。
そして、公開範囲が家族や親しい友人であっても、写真をSNSに投稿する場合には、プライバシーの配慮と赤ちゃんの将来を考えた投稿を心掛けましょう。
出張撮影やフォトスタジオの予約は出産前に済ませる
ニューボーンフォトの撮影予約は、出産予定日の数ヶ月前に済ませておくのが一般的です。予約が早く埋まることもあるため、早めの予約がおすすめです。
出産が予定日よりも早くなったり遅くなることも考えられるため、その場合の対応についても確認しておくと良いでしょう。
ニューボーンフォトにおすすめ!安い・おしゃれで人気の出張撮影・フォトスタジオ
ニューボーンフォトで人気の出張撮影・フォトスタジオをご紹介します。
フォトスタジオ名 | 特徴 |
出張撮影・出張カメラマン fotowa | 撮影後に満足できない場合は全額返金保証あり |
スタジオマリオ | スタジオで新生児の撮影が可能 |
出張撮影・出張カメラマン fotowa
出張撮影・出張カメラマン fotowaの特徴
- 厳選されたプロカメラマンによる出張撮影
- 撮影後に満足できない場合は全額返金保証あり
- 当日が悪天候の場合は延期の相談が可能
料金(税込) | 平日撮影 21,780円 土日祝日撮影 26,180円<含まれるもの> ・75枚以上の写真データ(ニューボーンフォトは40枚以上) ・フォトグラファー指名料 ・60分の撮影料 ・出張料 ※画像の加工、印刷は含まれません。 ※撮影が60分を超える場合は、上記の金額✕時間分の追加料金が発生します。 ※詳しくは公式サイトをご確認ください。 |
衣装のレンタル | カメラマンによって異なります。詳しくは、カメラマンの紹介ページでご確認ください。 |
キャンセル/撮り直し | 悪天候の場合は延期の相談が可能/無し |
公式HP | https://fotowa.com/ |
出張撮影・出張カメラマン fotowaは、「自然でオシャレな出張撮影」を届けるマッチングサービスです。厳選されたプロカメラマンによる出張撮影を、依頼しやすい金額設定で提供しています。
不安なことや困りごとがあれば、予約前から納品までの間、問い合わせ窓口やチャット相談機能、カメラマンのDMでいつでも気軽に相談できるので安心です。
カメラマンのこれまでの実績や口コミも確認できるので、好みに合う人を探しやすいのもポイントです。
出張撮影・出張カメラマン fotowaの出張可能エリア
北海道/東北 | 北海道|青森|岩手|宮城|秋田|山形|福島 |
関東 | 東京|千葉|埼玉|神奈川|茨城|栃木|群馬 |
北陸 | 山梨|新潟|石川|長野|富山|福井 |
東海 | 静岡|愛知|三重|岐阜 |
関西 | 大阪|兵庫|京都|奈良|滋賀|和歌山 |
中国 | 鳥取|島根|岡山|広島|山口 |
四国 | 徳島|香川|愛媛|高知 |
九州/沖縄 | 福岡|佐賀|長崎|熊本|大分|宮崎|鹿児島|沖縄 |
スタジオマリオ
スタジオマリオの特徴
- 土日祝日撮影でも撮影基本料の追加料金なし
- 赤ちゃん撮影のプロが担当
- 授乳室・ベビーベッド完備
料金(税込) | 撮影基本料 3,300円/1家族 ※衣装代、お支度代、衣装持ち込み代を含みます。 【写真集】 |
衣装のレンタル | 無料 |
キャンセル/撮り直し | 体調不良などによる日程変更は無料/無料 |
公式HP | https://www.studio-mario.jp/ |
スタジオマリオは、カメラのキタムラが運営するフォトスタジオです。全国46都道府県に店舗を展開しており、高品質なプリントに定評があります。
公式サイトにニューボーンフォトのメニューは掲載されていませんが、お宮参りとして予約すると新生児の撮影が可能です。生まれた時間に設定した木製の時計と一緒に撮影するなど、新生児期の思い出の写真を残せます(※)。
もしも撮影中に赤ちゃんが泣いたり疲れたりしてしまった場合でも、後日無料で撮り直しが可能なので安心ですよ。
※ニューボーンフォトは対応店が限られている可能性があるため、詳しくは店舗にお問い合わせください。
スタジオマリオの全国の店舗情報
北海道/東北 | 北海道|青森|岩手|宮城|秋田|山形|福島 |
関東 | 東京|千葉|埼玉|神奈川|茨城|栃木|群馬 |
北陸 | 山梨|新潟|石川|長野|富山|福井 |
東海 | 静岡|愛知|三重|岐阜 |
関西 | 大阪|兵庫|京都|奈良|滋賀 |
中国 | 鳥取|島根|岡山|広島|山口 |
四国 | 徳島|香川|愛媛|高知 |
九州/沖縄 | 福岡|佐賀|長崎|熊本|大分|宮崎|鹿児島|沖縄 |
こちらの記事では、ニューボーンフォトで人気のスタジオ・出張撮影サービスを厳選してご紹介しています。
赤ちゃんの記念写真撮影におすすめのタイミング
ニューボーンフォト撮影は新生児期の貴重な時期を捉える絶好の機会ですが、赤ちゃんの成長を撮影するのにおすすめの時期は新生児期だけではありません。
以下のように、1歳を迎えるまでに何度もタイミングがあります。それぞれの特別な瞬間を、ぜひ写真に残して、家族の大切な思い出を形にしてくださいね。
生後30日 お宮参り | 日本の伝統的な儀式で、赤ちゃんの誕生を感謝し、健やかな成長を願って神社にお参りします。この時期の赤ちゃんは、まだ小さく、お宮参りの衣装を着た姿は非常に愛らしいです。 |
生後100日 お食い初め | 赤ちゃんがこれから食べ物に困らないようにとの願いを込めた行事です。この時期の赤ちゃんは少し大きくなり、表情も豊かになってきます。 |
生後6カ月 ハーフバースデ | 赤ちゃんが生まれてから半年を祝うイベントです。成長の速さを感じることができる時期で、活発な動きや表情が撮影できます。 |
生後1年 1歳のバースデー | 赤ちゃんの最初の大きな節目として、特別な記念撮影をする家族が多いです。1歳の赤ちゃんは、新しい動きや表現を見せてくれるため、写真に個性が映ります。 |
まとめ
ニューボーンフォト撮影に最適な撮影時期は生後3週間までとされており、この短い時期に赤ちゃんの無垢な可愛らしさと家族の新たな始まりを記録することができます。
赤ちゃんの成長は一瞬と感じるくらい速く、その一瞬一瞬は再びは訪れません。ニューボーンフォトを通じてその瞬間瞬間を形に残すことは、後にとってかけがえのない思い出となります。
撮影方法はセルフ撮影、フォトスタジオ撮影、出張撮影がありますが、どの方法を選択しても、赤ちゃんの安全と快適さを最優先に考えることが大切です。ぜひこの記事を参考に、最適な方法で撮影してくださいね。