法人の引越しはややこしい手続きと大きな費用の負担、どのように進めるべきか?など考えるだけで頭が痛いイベントです。
- 法人の引越し費用はどのくらいかかる?
- 費用を抑えるにはどうすればいい?
- 必要な手続きや引越しの流れは?
経営者なら上記のことを一通り把握しておき、費用をできるだけ安くお役所関係の手続きも一度に済ませてしまいたいところですね。
手続きに関しては足を運ばざるを得ないものもありますが、引っ越しの「時間」と「費用」はやり方によってとことん抑えることが可能です!
法人にとって「出ていく費用をガッチリ抑え、必要書類を把握した上で速やかに手続きを完了させる!」これが最もスマートな方法です。
この記事では法人の引越し相場や旧オフィス・新オフィスでかかる費用、さらには「法人の引越し費用を安くする3つの方法!」もご紹介しています。
また、引越しが済んだらすぐに取り掛かれるよう「法人に必要な手続き」と「やることリスト」もまとめました。
引越し費用を予算内に抑え、手続き関係をスムーズにするためにもぜひ最後まで読んでみてくださいね!
もくじ
法人引越しの費用相場は?旧オフィス・新オフィスでかかる費用や具体例も紹介!
法人の引越しには、基本的に相場がありません。業種や事業規模、内装の仕様や備品の種類などで費用が大きく変わってくるからです。
そこで、法人引越しにかかる費用についてまとめたので、自分のケースに当てはめて引越しの時の目安にしてください!
- 原状回復工事費・・・・・・小~中規模ビルで約3万円/坪、大規模で約5万円/坪
- 引越し費用(業務機器の移動)・・・・・・社員1人あたり約3万円
- 不用品の処分・・・・・・4トントラックで約15万円
- 不動産契約費・・・・・・預託金や仲介手数料などトータルで賃料の6〜12ヶ月分
- 内装工事費・・・・・・約10万円/坪
上記の費用をもとに、具体的な数字を当てはめた一例を以下にまとめてみました!
- 原状回復工事費・・・・・・20坪×3万円/坪=60万円
- 引越し費用・・・・・・10人×3万円/人=30万円
- 不用品の処分・・・・・・4トントラック1台×15万円/台=15万円
- 不動産契約費・・・・・・30坪×3万円/坪×6~12ヶ月=540~1,080万円
- 内装工事費・・・・・・30坪×10万円/坪=300万円
- 合計・・・・・・945~1,485万円
このように、法人の引越しは個人とは違い、最低限の費用だけでもかなりの負担となってしまいます。
ここにインフラ工事や設備工事などの大きなものや、看板などの細かいの工事を加えると、どこまでも費用が膨らんでいきます。
いくら会社の予算内で引越しをするとはいえ、費用を抑えられる部分はしっかりと抑えて、節約分で設備投資などをしたいですよね!
そこで、この後は法人の引越し費用を安くする方法について紹介していきます!
法人の引越し費用を安くする3つの方法!
ここでは、法人の引越し費用を安くする3つの方法について解説していきます。
費用を抑えるのに効果的な方法のみをピックアップしたので、ぜひ実践してみてくださいね!
- 旧オフィスの家具などを引き継ぐ
- オフィス移転をトータルサポートできる業者を選ぶ
- オフィス対応の一括見積もりサービスで複数の業者を比較する
旧オフィスの家具などを引き継ぐ
オフィス家具や什器などの処分と購入には、かなりの費用がかかります。そこで、交換の必要がないものは新オフィスでも継続して使用しましょう。
買い取りの場合は、チェア1脚やデスク1台など処分量が少ないと配送コストの方が高くなってしまうので注意してくださいね!
また、電化製品の場合は「家電リサイクル法」が改正されたので処分費用が値上がりしています。
もし処分したいのであれば、まずは引越し先に廃棄予定の家電を運び、新たに購入した家電と交換で廃棄分を購入先に無償で引き取ってもらいましょう!
オフィス移転をトータルサポートできる業者を選ぶ
法人の引越しでは、できるだけ多くの作業をトータルサポートしてくれる引越し業者を選ぶことも大切です!
法人のオフィス移転は、個人ではほぼ不可能なので引越し業者へ作業を依頼することになります。
しかし、数多くの作業がある法人引越しを作業ごとに個別の業者へ依頼してしまうと、思いがけない料金が発生して余分な費用がかかる可能性があります。
そこで、オフィス移転をトータルサポートしてくれる法人引越し業者へ依頼することで、手間をかけず費用も抑えて引越しをすることが可能になります。
もし費用を抑えられない場合でも、連絡を取り合う労力や計画通りに進まない不安を考えると、作業の大半を任せられる引越し業者に依頼するのがベストですよ!
オフィス対応の一括見積もりサービスで複数の業者を比較する
法人の引越しで費用をできるだけ安くしたい場合、引越し業者の「一括見積もりサービス」を利用するのが最も効果的です!
例えば一括見積もりをしてもらうと下記のようなイメージで見積もり価格がわかります。
- 引越し業者A社・・・・・・300,000円
- 引越し業者B社・・・・・・250,000円
- 引越し業者C社・・・・・・200,000円
- 引越し業者D社・・・・・・175,000円
- 引越し業者E社・・・・・・160,000円
つまり、一括見積もりサービスは複数の業者に相見積もりができるので、料金体系の比較や交渉をすることで引越し費用がかなり安くできるのです。
たったの数分で、このような一覧で何社もの価格がわかるのですから使わない手はありません!
では、一括見積もりのメリットをまとめてみます。
- 手軽に複数業者の料金を比較できる
- 自分のオフィスに合う引越しプランを見つけやすい
- 法人引越しの実績がある業者から選べる
個別に見積もりの連絡をする必要がないので、仕事の業務で忙しい法人の引越しにぴったりのサービスですよ!
法人の引越し費用をできるだけ安くするためにも、一括見積もりサービスはぜひ利用してみてください!
迷ったらココ!オフィス対応で価格が安いのは引越し侍!
おすすめ度 | 提携業者数 | 口コミ掲載数 | 対応エリア | |
---|---|---|---|---|
引越し侍 |
5.0 | 313社 |
46,756件 |
全国 |
ズバット引越し比較 |
4.5 | 225社 |
1万件以上 |
全国 |
価格.com 引越し |
4.0 | 120社 |
24,943件 |
全国 |
引越のコンシェルジュ |
3.5 | 100社 |
掲載なし |
関東 |
上記の表でお分かりいただけるように、法人の一括見積もりをする際は「引越し侍」がおすすめですよ!
- 提携業者が300社を超えているので料金が安くなる
- 利用者が多いので安心して利用できる
- 口コミが多数掲載されているので引越しの参考になる
- 料金以外の情報も多く様々な視点で比較できる
- 運営歴が長いので実績と信頼がある
- 営業電話が多い
このように、引越し侍の一括見積もりサービスはメリットが多く、サイトで公開している利用件数も4,000万件を超えています。
特に提携している引越し業者数は他社と比べて圧倒的に多いので、とにかく引越し料金を安くしたい場合におすすめですよ!
引越し費用の相場感を把握するだけでもオフィス移転の計画が一歩前進するので、ぜひ引越し侍の一括見積もりを利用してみてください!
引越し侍で法人の一括見積もりを依頼する手順!
- 公式サイトにアクセス
- 現在のオフィス情報を入力
- 移転先のオフィス情報を入力
- 引越し予定日を入力
- 会社情報を入力して問題がなければ依頼する
ここからは、引越し侍で法人の一括見積もりを依頼する際の手順をお伝えしていきます。
上記のような5つのステップになっていますが、実際の入力画面を見ながら1つずつ説明していきますね!
公式サイトにアクセス
まずは公式サイトにアクセスして「無料見積もりスタート」をクリックしましょう。
ページが表示されたら、まずは現在のオフィス情報を入力していきます。
現在のオフィス情報を入力
住所や建物タイプなど、現在のオフィスに関する必須項目を入力していきます。
建物名などは任意となっていますが、より正確な見積もり金額を知りたい場合は全て入力するようにしてください!
次に、移転先のオフィス情報を入力していきます。
移転先のオフィス情報を入力
移転先のオフィス情報は任意の項目が多いですが、先ほどと同様に、引越し先が決まっていてより正確な見積もり金額を知りたい場合は全て入力してくださいね!
入力が完了したらそのまま下にスクロールして、引越し予定日を入力していきます。
引越し予定日を入力
引越し予定日は「おおよその時期」でも入力することができますが、ここも日付を指定した方が実際の依頼金額に近い見積もりが出ます。
日時が決定しているのであれば、正確な引越し時期を入力しましょう!
入力が完了したら「次へ」をクリックして、最後に会社情報などを入力していきます。
会社情報を入力して問題がなければ依頼する
会社情報を入力して、次のページで各項目の入力確認をしたら見積もり依頼は完了です!
引越し侍は入力項目が少なく、最短3分で一括見積もりを依頼することができますよ!
法人の引越しのやることリストや必要な手続きは?
ここからは、法人の引越しに必要な作業や手続きについて紹介します。分かりやすくリストにまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
法人引越しの流れ
- 旧オフィスの解約通知をする
- 旧オフィスの原状回復工事の計画を立てる
- 新オフィスの物件を探す
- 新オフィスのレイアウト計画を立てる
- オフィスの家具や電化製品に廃棄があるか調査する
- 引越し業者へ見積もりをして依頼する
- 引越しのスケジュールを確認して社員へ知らせる
- 使用頻度の低いものから梱包を始める
- 官公庁や電話・ネットなどの通信会社へ各種届出を出す
- 取引先へ移転通知を発送し名刺の住所を変更する
- オフィスを移転する
法人引越しに必要な手続き
- 法務局での住所変更
- 労働基準監督署での住所変更
- 税務署での住所変更
- 年金事務所での住所変更
- 公共職業安定所での住所変更
- 都道府県税事務所での住所変更
- 郵便局の転居届
- 銀行での住所変更
- インターネットの移転
- 固定電話の移転
- ライフラインの手続き
- 関係取引先への事務所移転の連絡
- 名刺やホームページの住所変更
法人の引越しは手続きが多いので、しっかりと計画を立てて、余計な作業に時間を取られないようにしましょう!
法人引越しに関するQ&A
法人の引越しでも郵便局の転送手続きは必要ですか?
手続きを忘れると、引越し日付近の荷物などが新オフィスの住所に届かなくなるので注意してくださいね!
法人の引越しでは費用のどこまでが経費になりますか?
しかし、自宅兼事務所で仕事をしている法人の場合は「家事按分」で経費を計上する必要があるので注意してくださいね!
法人の場合、オフィスや店舗などから出た大型の引越しゴミはどう処分すればいいですか?
そこで、専門業者へ買取りをしてもらう方法や、法人向けのごみ回収業者に引き取りを依頼する方法がおすすめですよ!
法人の引越しまとめ
- 法人の引越しは費用の負担が大きい
- 引越し費用を安くするには「一括見積もりサービス」が最も効果的
- 法人の一括見積もりサイトでは「引越し侍」がおすすめ
法人の引越しは、個人とは比にならないくらいの費用がかかってしまいます。
しかし、今回お伝えしたように、引越し業者の費用は「一括見積もりサービス」を利用することで抑えることが可能です。
さらに、複雑な法人引越しの作業を一本化するためにも、複数の業者を比較してトータルサポートしてくれる業者に依頼するのがおすすめです。
ぜひ、圧倒的に提携業者数が多い「引越し侍」の公式サイトで一括見積もりサービスを利用してみてくださいね!