外壁塗装でおすすめの塗料ランキング
外壁塗装の中でもプロに支持されている特におすすめの塗料があります。外壁塗装のおすすめ塗料を2022年と2023年を比較しながら紹介します。
プロ315名がおすすめする人気塗料ランキング
順位 | 塗料 | メーカー |
---|---|---|
1位 | パーフェクトシリーズ | 日本ペイント |
2位 | プレミアムシリコンシリーズ | エスケー化研 |
3位 | リファインシリーズ | アステックペイント |
3位 | 水性セラミシリコンシリーズ | エスケー化研 |
5位 | RSシリーズ | 関西ペイント |
6位 | ガイナ | 日進産業 |
7位 | クリーンマイルドシリーズ | <エスケー化研/td> |
7位 | アレスダイナミックシリーズ | 関西ペイント |
9位 | スーパームキコート | OK-DEPOT |
10位 | サーモアイウォールシリーズ | 日本ペイント |
11位 | ファインコートシリーズ | 菊水化学工業 |
11位 | ルミステージ | AGCコーテック |
11位 | ウルトラペイントシリーズ | プレマテックス |
出典:リフォーム産業新聞 【2023年版】プロ315名がおすすめする人気塗料ランキング
2022年と2023年のランキングを比較すると、どちらのランキングでも日本ペイントのパーフェクトシリーズが支持を集めているという結果です。また、2位以下を比較しても、2022年と2023年のランキングには共にエスケー化研の塗料や関西ペイントの塗料などがラインクインしていることがわかります。
これらの塗料は外壁塗装によく使われている塗料であると共に、スペックなどの点でもプロに支持されています。ここからはランキングに入っている人気塗料について詳しく紹介します。
日本ペイントのパーフェクトシリーズ
日本ペイントの「パーフェクトシリーズ」は2022年のランキングと2023年のランキングで共に1位になっている塗料です。外壁塗装ではよく使われている塗料であり、プロも使いやすさや機能性に太鼓判を押している塗料になります。
パーフェクトシリーズはラジカル制御系の塗料であり、特に耐候性が優れています。日本には四季があり、台風に悩ませられることも少なくありません。雨の日もあれば雪の日や風の強い日などもあることから、天候に強い塗料は幅広い地域で人気があります。
パーフェクトシリーズは紫外線にも強いのが特徴です。紫外線は塗料を劣化させる大きな原因になるため、紫外線への強さも支持される要因のひとつだと言えるでしょう。機能性や価格とパフォーマンスのバランスの良さから、パーフェクトシリーズは、戸建て累計60万戸以上を突破しており、信頼性が高く実績もある塗料です。
エスケー化研のプレミアムシリコンシリーズ
エスケー化研の「プレミアムシリコンシリーズ」もランキングの常連とも言えるおすすめ塗料です。外壁塗装の塗料ランキングでは、2022年と2023年のランキングで共に2位にランクインしています。実際に外壁塗装でもよく使われている塗料です。
プレミアムシリコンシリーズは耐久性が高く、天候にも強いという特徴があります。外壁塗装をしても、塗料は塗った瞬間から劣化がはじまります。再塗装の目安(耐用年数の目安)は塗料によって異なりますが、耐久性・耐用年数の長い塗料だと、再塗装までの目安期間が長くなります。
プレミアムシリコンシリーズの期待耐用年数は15年ほどが目安と、比較的長めです。塗料の機能性なども人気でおすすめですが、耐用年数が長いことから、塗り直しの頻度が少なくて済むという点でも支持を集める塗料です。
アステックペイントのリファインシリーズ
アステックペイントの「リファインシリーズ」はこの1年で上位に食い込んできた今注目度の高い塗料です。リファインシリーズは汚れや天候、紫外線に強く、遮熱性も高い点が特徴です。
日本は天候が変わりやすく台風などもあるため、天候や紫外線による外壁塗装の劣化がよく問題になります。天候や紫外線に強い塗料を使えば、それだけ塗料・外壁を守れるというメリットがあります。また、近年、日本では夏の暑さなども問題になっていますが、この塗料は熱に耐性があるところも特徴です。リファインシリーズは優れた遮熱性も持っているので、室内温度の上昇対策になるというメリットもあります。
リファインシリーズにはこの他に汚れに強いという特徴もあります。この塗料は無機成分を含んでいるのが特徴です。無機成分とは、紫外線によって分解されない成分です。分解されにくく、さらに洗い流しやすいため、外壁塗装の色を長期間キレイな状態で保つことのできる塗料とされています。外壁はどうしても第三者の目に触れるため、色褪せを気にする方は少なくありません。色褪せを気にする方にも人気のある外壁塗装の塗料がリファインシリーズです。
エスケー化研の水性セラミシリコンシリーズ
エスケー化研の「水性セラミシリコンシリーズ」もプロから支持されている定番の塗料です。水性セラミシリコンシリーズの特徴は高い耐久性と抵抗性を持っていることやその他の機能性も高いことです。
水性セラミシリコンシリーズは外壁の劣化の要因になる紫外線や湿気に強い耐久性を持ち、長い期間家を守れる塗料とされています。加えて汚れや粉塵、排気ガスなどの汚染にも優れた抵抗性を持っているのが特徴です。カビなどに対する耐性も高いため、衛生的な居住環境の保持も期待できます。
外壁の劣化要因に対して全体的に高い耐性・高機能性を持つプロもよくおすすめする塗料です。薬剤中毒や火災の心配のない安心設計の塗料としても知られています。
目的別塗料の選び方とおすすめ塗料紹介
各社の塗料にはそれぞれ天候に強い、色褪せに強いなどの特徴があります。塗料を選ぶ際は外壁材との相性や家の立地(雨風があたりやすいなど)、ニーズなどを踏まえて選ぶことが重要です。色褪せに強い塗料やひび割れに強い塗料など、ニーズに合わせたおすすめ塗料を順番に紹介します。
色褪せに強い塗料
まず紹介するのは色褪せに強い外壁塗装の塗料です。外壁を塗装しても塗料は塗った瞬間からすぐに劣化がはじまります。雨風や紫外線などに晒されることでさらに劣化が進み、最初の頃の塗料の色とは変化します。
外壁の色が褪せるとどうしても家が汚れて見えたり、古く見えたりするので、色褪せに強い塗料を探している、家の審美面を良好に保つため、色褪せに強い塗料が良いという方は少なくありません。色褪せに強いおすすめ塗料には次のようなものがあります。
日本ペイント「パーフェクトシリーズ」
日本ペイント「パーフェクトシリーズ」はランキングでも紹介した塗料です。パーフェクトシリーズは全般的に高い機能性を誇っている塗料です。加えて、パーフェクトシリーズには色褪せに強いという特徴もあり、劣化による外壁の色褪せ対策をしたいというケースでもよく使われています。プロによる支持が高いという点でも安心感があるのではないでしょうか。
OK-DEPOT「スーパームキコート」
OK-DEPOT「スーパームキコート」は色褪せに強い無機+有機のハイブリット塗料です。無機は陶器と同じ性質です。陶器を陽射しに当てても色褪せることはありません。スーパームキコートも無機の性質を持っているため、色褪せに高い耐性を持っています。
スーパームキコートはひび割れや天候にも高い耐性があり、色褪せを防ぎつつひび割れ対策をしたいという方にはおすすめの塗料です。
ひび割れに強い塗料
外壁塗装の劣化によってよく起こるのが外壁のひび割れです。外壁がひび割れすると外壁内部に雨水などを通してしまうため、建物内の雨漏りやシミなどに繋がります。また、ひび割れにより外壁自体の耐久性も落ちてしまうため、さらに大きなひび割れや崩れなどの原因になることも少なくありません
。ひび割れが起きると早期の補修なども必要になることから、防ぎたい外壁のトラブルだと言えるでしょう。外壁のひび割れ対策になるおすすめ塗料をご紹介します。
OK-DEPOT「スーパームキコート」
色褪せ対策のおすすめ塗料として紹介したOK-DEPOT「スーパームキコート」は、ひび割れにも強いおすすめ塗料です。スーパームキコートの特徴は柔軟性があり伸びが良いところになります。塗膜が柔軟に伸びてひび割れを保護するという塗膜性が特に高いです。この他にスーパームキコートは色褪せや天候などにも強い耐性を持っている塗料です。
日本ペイント「DANシリコンセラ」
日本ペイント「DANシリコンセラ」は耐久性の高い塗料であると同時にひび割れ対策にも力を発揮する塗料です。ひび割れへの追従機能がありますので、ひび割れを防ぎつつ、さらに、ひび割れが起きたときは保護してくれます。他にも天候や汚れ、カビ、藻などにも耐性のある機能性の高い塗料です。ひび割れ保護に加え天候や汚れなどから家を守りたいという方におすすめの塗料です。
汚れに強い塗料
排気ガスや花粉、粉塵、ほこりなどのゴミは塗膜を劣化させる原因になります。道路の側にある家や風が強い場所にあり外壁が汚れやすい家などは、それだけ外壁も汚れにより劣化しやすくなります。
そのため、汚れに強い塗料が良い、外壁が汚れやすいので塗料で対策したいという方は少なくありません。汚れへの耐性に優れた塗料を選びたい方におすすめなのが次の2種類です。
エスケー化研「クリーンマイルドシリコン」
エスケー化研「クリーンマイルドシリコン」は汚れに耐性を持っている塗料です。クリーンマイルドシリコンは特殊技術・特殊設計により超低汚染を実現しています。透湿性も高く防カビ効果も期待できる塗料です。
プレマテックス「ラジセラシリーズ」
プレマテックス「ラジセラシリーズ」は汚れに対し強い耐性を持っています。この塗料は強固な塗膜を発生させ、汚れや紫外線などから家を守ってくれる塗料です。ラジセラシリーズは塗膜表面に付着した汚れや汚染物質を雨水が洗い落とすという仕組みになっています。汚れへの耐性があるだけでなく、付着した汚れや汚染物質を自動的に落としてくれる優れた塗料だと言えるでしょう。
錆びに強い塗料
外壁あるいはその付近に金属を使用していると、劣化により錆びが出てしまうことがあります。外壁の錆びが進行すると変色や劣化の原因になってしまいます。外壁やその付近に金属を使っている場合は錆び対策にも注意が必要です。錆びに強いおすすめの塗料は次の2種類です。
エスケー化研「エスケープレミアムシリコンBIO」
エスケー化研「エスケープレミアムシリコンBIO」は対候性やカビ・藻への耐性、低汚染性など、外壁塗装の幅広い劣化要因に耐性を持っており、耐久性も高いおすすめの塗料です。さらに錆びにも耐性を持っているので錆び対策もしたいが、他の劣化要因からも家を守りたいという方におすすめの塗料です。
ロックペイント「サンフロンUV」
ロックペイント「サンフロンUV」は雨風などの天候や紫外線、錆びなどに強い耐性を持つ塗料です。また、特徴として、塗料自体にセルフクリーニング機能が付いています。汚れが付着しても雨水を使って自動で洗い落とすので、外壁が汚れにくい塗料です。錆から守りつつ外壁の汚れ対策もしたいという方におすすめの塗料です。
遮熱・断熱に優れる塗料
日本では近年夏の暑さが問題になっています。外壁塗装の際に遮熱や断熱に優れている塗料を選べば夏の暑さ対策になると共に光熱費の削減にも役立ちます。
家の立地などから陽射しが暑くて困っている、夏の暑さや光熱費対策をしたいという方におすすめの塗料を紹介します。
アステックペイント「リファインシリーズ」
アステックペイントの「リファインシリーズ」は優れた遮熱性を持つランキングでも紹介した塗料です。紫外線にも耐性があるので、家を熱や陽光などから総合的に守ってくれます。室内温度が高くならないように対策したい、夏の光熱費対策をしたいという方におすすめの塗料です。
日進産業「ガイナ」
日進産業は夏の暑さや冬の寒さへの機能性が高い商品を出しており、対候性の高さも特徴です。カビ耐性や抗菌などにも優れており、環境にも配慮された塗料とされています。天候にも強く環境に配慮した塗料を使いたいという方におすすめです。
防水性に優れる塗料
雨などの水も外壁の劣化要因になります。また、塗装がしっかりと雨水や湿気から建物を守れないと、建物のカビや腐食などの原因になってしまう上、衛生面も悪化します。建物へのダメージを防ぐためには雨水や湿気への耐性が重要です。雨水や湿気などへの耐性(防水性)に優れているおすすめ塗料は次の通りです。
エスケー化研「プレミアムシリコンシリーズ」
エスケー化研「プレミアムシリコンシリーズ」はランキング入りのおすすめ塗料として紹介しました。プレミアムシリコンシリーズは耐久性が高く天候への耐性も優れている塗料です。雨水をしっかり弾いてくれる他、防水性も高いので天候でのダメージが不安、雨や湿気から自宅を守りたいという方におすすめの塗料になります。ランキングの上位にも登場しており、プロからの支持を得ているところも特徴です。
アステックペイント「EC-5000PCM-IR」
アステックペイント「EC-5000PCM-IR」は耐用年数や防水性、対候性に優れた塗料です。塗料の伸長率が高いため、外壁にひび割れができても雨水の侵入を防いでくれます。塗料自体の防水性や天候への耐性も高いため、水汚れや雨など水全般に強い塗料です。水汚れや雨の対策に特化している塗料を探しているという方におすすめです。
外壁を活かした塗料
外壁塗装を凝ったデザインにしても塗料によっては風合いを打ち消してしまいます。外壁塗装を凝ったデザインにしているなら、外壁のデザインをそのまま活かせる塗料を使ってはいかがでしょう。外壁のデザインや風合いをそのまま活かせるおすすめ塗料を2種類紹介します。
日本ペイント「ピュアライドUVプロテクトクリヤー」
日本ペイント「ピュアライドUVプロテクトクリヤー」は透明な塗料で外壁の色やデザイン、風合いをそのままに仕上げることのできる塗料です。耐候性も高く、カビや藻などにも耐性があります。また、紫外線を吸収して色褪せなどの影響を最小限にしてくれるので、外壁のデザインや色をそのまま綺麗に長期間保ちたいという方におすすめです。
ダイフレックス「スーパーセランマイルド」
ダイフレックス「スーパーセランマイルド」も無色透明な塗料です。こちらの塗料も外壁のデザインや風合い、色を邪魔しませんので、外壁にこだわりのある家におすすめです。スーパーセランマイルドは傷や汚れへの耐性があり、耐用年数も25年~28年とかなり長めになっています。外壁のデザインを活かしつつ塗り直しのコストを削減したいという方にもおすすめです。
塗料のグレードの選び方
外壁塗装に使う塗料を選ぶときは塗料そのものにも悩みがちですが、塗料をどのようなポイントで選ぶかに悩む方も多いです。
塗料を選ぶときはどのようなポイントで選べばいいのか、5つの選び方について順番に説明します。
- 塗料の性能を重視して選ぶ
- 外壁材との相性で選ぶ
- 塗料の耐用年数から選ぶ
- 塗料の費用から選ぶ
- 助成金の有無で塗料を選ぶ
塗料の性能を重視して選ぶ
この記事では外壁塗装によく使われる塗料を紹介しました。また、各塗料の機能や特徴なども併せて説明しています。各塗料にはそれぞれ特徴や機能がありますので、機能性・特徴などを重視して選ぶ方法があります。
雨風がよくあたる場所に家があると、家はよく雨水に汚れてしまいます。家に今後も住むうえで雨漏りなど水関係のトラブルで困らないか、雨で家が傷まないかと不安を感じていました。このようなケースでは耐水性に特化している塗料がおすすめです。
また、近年は夏の暑さがニュースでよく取り上げられ、台風なども問題になっています。天候や紫外線、雨など不安なことが多くあります。このようなケースでは天候や雨、紫外線などへの総合的な耐性を持っている機能性の高い塗料を選ぶことも方法のひとつです。塗料選びに悩んだら、塗料の特徴、塗料の機能性を重視して選ぶ方法があります。
外壁材との相性で選ぶ
外壁材と塗料にも相性があります。たとえば、ひび割れが起こりやすい外壁材を使っていたとします。このような外壁材に同じくひび割れしやすい塗料を使ってしまうと、弱点と弱点が重なってしまいます。ひび割れしやすいモルタルなどにはひび割れしにくい弾性の塗料などが向いています。この組み合わせであれば外壁材の弱点を弾性塗料の強みが打ち消してくれることに期待できます。
外壁塗装の塗料を選ぶときは外壁材の弱点を打ち消してくれるタイプや、強みをさらに補強してくれるタイプを選ぶ方法があります。
塗料の耐用年数から選ぶ
外壁塗装に使う塗料にはそれぞれ耐用年数の目安があります。耐用年数が長い塗料を選ぶと次の外壁塗装までの期間が長くなります。主な塗料の耐用年数は次の通りです。
外壁塗装に使う塗料 | 耐用年数 |
---|---|
アクリル塗料 | 5年~7年 |
ウレタン塗料 | 8年~10年 |
シリコン塗料 | 7年~15年 |
ラジカル塗料 | 12年~15年 |
フッ素塗料 | 15年~20年 |
無機塗料 | 20年以上 |
塗料によって耐用年数にかなり差があります。耐用年数が短いアクリル塗料は5年~7年が目安ですが、耐用年数が長い無機塗料は20年が目安です。
耐用年数の短い塗料は価格を抑えやすいですが、再塗装までの期間が短くなります。結果、何度も外壁塗装をする羽目になり、費用を抑えたはずがかえって高くついてしまう可能性もあります。耐用年数を重視しつつも価格や機能性、再塗装の頻度なども考慮して塗料を選ぶ方法です。
塗料の費用から選ぶ
外壁塗装に使う塗料によって費用が変わってきます。一般的に機能性の高い塗料や耐用年数が長い塗料は費用も高くなっています。塗料の費用相場は次の通りです。
外壁塗装に使う塗料 | 1㎡あたりの費用相場 |
---|---|
アクリル塗料 | 1,200円~1,800円 |
ウレタン塗料 | 1,800円~2,200円 |
シリコン塗料 | 2,500円~3,200円 |
ラジカル塗料 | 2,500円~3,000円 |
フッ素塗料 | 3,500円~4,500円 |
無機塗料 | 4,500円~5,500円 |
それぞれの塗料の費用を比較し、機能性なども考慮しつつ費用を重視して塗料を選ぶ方法です。費用を重視して塗料選びをする場合、再塗装が必要になる点に注意する必要があります。
外壁塗装は一度行ったら終了ではありません。10年を目安に外壁塗装のメンテナンスが必要です。外壁の劣化状況によっては早めに再塗装する必要も出てきます。いずれにしろ外壁・塗料は劣化しますので、再度の外壁塗装やメンテナンスは避けて通れません。
費用が安い塗料は基本的に耐用年数も短めになっています。すぐに再塗装しなければならないため、総合的に見ると費用が高額になってしまうケースがあります。直近の外壁塗装だけでなく、総合的にかかる塗料の費用についても考えて選ぶことがポイントになります。
耐用年数の長い塗料を選ぶと高い機能性を得られると同時に再塗装・メンテナンスまでの期間も長くなるので、ローンを使って耐用年数の長い高機能な塗料を選ぶという方法もあります。
助成金の有無で塗料を選ぶ
自治体によっては外壁塗装の助成金制度を行っています。助成金制度を活用できれば外壁塗装の費用負担を減らせるというメリットがあります。
助成金を利用するためには条件に該当していなければいけません。特定の塗料が条件になっている場合、その塗料を使って施工しないと助成金制度の対象になりません。たとえば省エネリフォームの助成金を利用する場合は外壁塗装に遮熱性の塗料を使うといった条件が定められていることがあります。外壁塗装の際は助成金の利用のために条件に当てはまる塗料を選ぶことも方法のひとつです。
また条件さえ満たしていれば確定申告を行い、還付金を受け取ることもできます。詳しくは下記の記事で説明しています。
ランキングを参考に自分にあった塗料を選びましょう
この記事では外壁塗装のおすすめ塗料を紹介しました。おすすめの塗料は、ニーズ、外壁材、家の状態や立地などによっても変わってきます。よく名前を聞くからなどの理由で選ばず、自分にあった塗料を選ぶことが重要です。塗料選びで悩んだら、専門業者にもぜひ相談してみましょう。
このサイトでは全国の塗装業者を調査し、掲載しております。お住まいの地域の業者で気になった業者がありましたら一度お話を聞いてみるのもおすすめです。塗装業者の職人と協力して塗料を選び、外壁塗装を成功させましょう。