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外壁 色 おすすめ

外壁塗装の色選びのコツを徹底解説!職人が選ぶおすすめ色も紹介

2024.06.04
外壁 色 おすすめ

外壁塗装のときに迷いがちなのがです。塗料の種類や仕上げ方なども重要ですが、色をどうするかで悩む方も非常に多いです。外壁塗装に使う塗料の色で迷ったら、どのような基準で選んだらいいのでしょうか。

この記事では外壁塗装の際に悩みがちな色選びに役立つ知識をご紹介します。色の選び方から人気色、色褪せしにくい色、おすすめの色の組み合わせなども説明しますので、何色にしようか迷っている、外壁に使う色の組み合わせで悩んでいるという方はぜひ参考にしてください。色選びのときに注意したいポイントなども併せて解説します。

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外壁塗装の色の選び方

外壁塗装の基本的な目安は10年ごとです。したがって、日常的にそう何度も行うわけではありません。何度も行うわけではないからこそ、塗料の色選びでますます悩んでしまうのではないでしょうか。色を決めて外壁塗装をした後に色を変えて欲しい、すぐに塗り直して欲しいと依頼することが施工・金額的に難しいからこそ、さらに色で悩んでしまうという事情もあります。

外壁塗装に使う塗料の色で悩んだときは、どのような基準で色選びをしたらいいのでしょうか。まずは色選びのためのおすすめの基準について解説します。色を選ぶときに大事なのは次の3つです。

自分の好きな色から選ぶ

塗料の色選びで重要なのは好きな色であることです。

自宅の外壁の色が自分の好みから外れていると、目にする度にがっかりした気持ちになることでしょう。反対に自分の好きな色であれば、気分良く生活できるはずです。だからこそ、まずは自分好みの色であるか、自分は何色が好きかをひとつの基準として考えてみてください。明確にこの色が好きという色がない場合は、自分が好む色の系統などから考えてもよいでしょう。

この記事では汚れが目立ちにくい色や色褪せしにくい色など、さまざまな系統のおすすめ色をご紹介しています。まずは好きな色(好きな系統の色)を考え、そこからおすすめ色を参考に、塗料として使いたい色を細かく考えて行くという流れで決めてはいかがでしょうか。記事の中盤にあるおすすめ色の解説をぜひ参考にしてください。

人気のある色から選ぶ

外壁塗装の色選びで迷ったら、人気色を参考にするという選び方もあります。

外壁塗装で人気の色には、色ごとに色褪せしにくいから、組み合わせが美しいからなど、人気の理由があります。人気のある色はメーカーやカラーバリエーションなども豊富です。この方法では選んだ色が塗料になかったという残念なケースも回避できるので、おすすめの選び方です。

人気のある色から選びたい場合は、まずは専門業者に人気色を尋ねてみると良いでしょう。地域で好まれる色や日本でよく使われている塗料などを教えてくれるはずです。専門業者によっては周囲の景観や家のデザインとマッチしそうな人気色についてもアドバイスしてくれることもあります。

人気色の中には外壁塗装の定番色もあります。定番の色を選ぶことで外壁を塗った後に失敗したと後悔するリスクも低くなるはずです。外壁塗装の定番の色から選びたいという方も人気のある色を参考にすることをおすすめします。この記事では定番の人気色を紹介していますので、色選びの参考にしてください。

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メンテナンス性から選ぶ

外壁塗装で選んだ塗料の色によってメンテナンスの頻度が変わってきます。たとえば、塗装色に鮮やかな色を選んだとします。塗りたては鮮やかで映える色は、色褪せしやすいという特徴を持っていることが少なくありません。塗ってすぐに色褪せてしまうと、家の印象も良くありません。家が古く見えてしまいますし、審美面でもマイナスだと言えるでしょう。

色褪せしやすい色を選んでしまうと、見た目を改善するために塗料を塗り直すなどメンテナンスの頻度も高くなってしまいます。反対に色褪せしにくい色だと、色褪せなどの理由によるメンテナンスの頻度はそう多くはならないためメンテナンスサイクルを伸ばせます。

退色しにくいなど、メンテナンスの頻度をおさえやすい色を選ぶことも方法のひとつです。この記事では色褪せしにくい色についても紹介しています。メンテナンスの頻度や見た目の良さを長い期間保つことを重視したい方は、紹介している色を参考にしてください。

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汚れが目立ちにくい外壁色はある?

外壁塗装の色選びで迷ったときは汚れが目立ちにくい色を中心に選ぶ方法もおすすめです。

外壁は家を雨風や汚れから守ります。そのため、家でも汚れやすい部分なのです。天候が荒れやすい季節やほこりが舞いやすい季節、花粉の季節などは常に汚れていると言っても過言ではありません。

汚れが目立つ色だと住んでいる方も気になるでしょうし、第三者の目線でも印象があまり良くありません。だからこそ、外壁は汚れるものという前提で汚れが目立たない色を選ぶのも手です。汚れが目立たないおすすめの塗料の色はベージュ系やグレー系、アイボリー系などの3色が挙げられます。

ベージュ系

外で車に付着する塵やほこり、汚れた水、排気ガス、花粉などは淡い色や中間色をしているものが主です。実際、外壁に付着する汚れの多くは中間色や淡い色です。外壁は汚れやすい部分なので、中間色や淡い色の塗料を使うことで汚れが目立ちにくくなります。

汚れが目立ちにくい塗料の色としてベージュがあります。ベージュは淡い色合いですので、外壁が汚れてもあまり目立ちません。また、周辺環境に馴染みやすく、家を柔らかな印象にしてくれるところもメリットです。ベージュ系には淡い肌色やブラウンなどがある他、ピンクがかった色調などがあります。カラーバリエーションも豊富なので、好みの色調を選びやすいはずです。

グレー系

グレー系も汚れが目立たない色です。グレー系も外壁塗装の塗料としては定番の色なので、ベージュ系と同じくカラーバリエーションが豊かです。白に近いグレーや、やや黒に近いグレーなど、色調違いでいろいろな塗料が出ており、専門業者の職人であれば色調を希望に合わせて調整してくれます。

グレー系はもともと汚れが目立たない色ですが、特に排気ガスによる汚れが目立たない色でもあります。道路沿いにある家の外壁は車の排気ガスで汚れがちです。道路沿いの家には汚れが目立たない色の中でも特に排気ガスの汚れが目立たないグレー系がおすすめです。

注意しなければいけない点として、白に近いグレー系は汚れが目立ちやすくなってしまいます。汚れが目立たない色を選びたいときは、グレー系の中でも白に近い色は避けた方が無難です。

アイボリー系

アイボリー系も淡い色や中間色の多い各種の汚れを目立たなくする色です。アイボリー系も淡い色合いだからです。アイボリー系は他の色とも相性が良く、落ち着いた印象もあるので使いやすい色でもあります。

また、グレー系やベージュ系とも同じで外壁塗装によく使われる色なので、塗料の種類も豊富です。汚れが目立ちにくい、かつ、使いやすい色がアイボリー系の特徴です。

色褪せしにくい外壁色はある?

外壁塗装の色は色褪せしにくいかを基準に選ぶ方法もおすすめです。

色が褪せてしまうと家が古く見えてしまいます。審美面でもマイナスです。また、塗ったときは鮮やかな色だったのにとがっかりした気持ちになってしまうことでしょう。色褪せしにくいおすすめの塗料の色はベージュやクリーム系の淡い色です。反対に避けたいのは塗ったときに鮮やかな色が挙げられます。

ベージュや薄いグリーンなどの淡い色

ベージュ系や淡いグリーン系は色褪せしにくい色です。ベージュ系や淡いグリーン系はもともとが淡い色合いなので、多少色褪せしても気づかないと言った方が正しいかもしれません。

ベージュ系は汚れが目立ちにくい色としてもご紹介しました。実は淡いグリーン系も立地によっては汚れが目立ちにくい色になります。川や田んぼの近くはどうしても湿気が問題になります。そのため、住居の外壁にカビや苔など緑系統の汚れが付着することも少なくありません。薄いグリーン系統の色はこうした緑系の汚れと同系統の色合いなので、目立たなくしてくれる性質を持っています。

川や田んぼの近くに住んでおり、色褪せしにくい色を選びたいという場合は、湿気により生じる緑系の汚れも目立たなくしてくれる淡いグリーン系統を選ぶのも有効な対策ののひとつです。薄いグリーン系統には淡い抹茶色やチョコミントのミントの色などがあります。

クリーム系などの薄い色

クリーム系ももともと淡い色合いなので、色褪せしても気づかれない色です。また、もともと薄い色ですから、色褪せしても色調や印象があまり変わらない色だとも言えるでしょう。

クリーム系の色には淡い黄色やカスタードクリームの色などがあります。クリーム系はお菓子を思わせる色合いなので、柔らかな印象の家にもなります。また、ワンポイントのように赤など濃い色を取り入れるとおしゃれに見えるのも特徴です。

色褪せに強い色も含めて組み合わせを楽しみたい方や、外構などにワンポイント的な濃い色を使いたい方にはおすすめの色がクリーム色です。

反対に鮮やかな色や原色系は色褪せやすい

鮮やかな色や原色系は色褪せしやすい色です。なぜ原色系や鮮やかな色が色褪せしやすいかというと、それは下記のような理由があるからです。

色褪せしやすい理由
  • 塗料に含まれる顔料が紫外線に弱いから
  • 紫外線に晒されることにより変化が起きるから

鮮やかな色や原色系の顔料は紫外線に弱いという特徴があります。外壁にこれらの色の塗料を塗ると、紫外線に長時間晒される結果、顔料が破壊されて色褪せが起こりやすくなります。

また、外壁に使われている建材との組み合わせによっても色褪せが起こることがあります。紫外線により建材が化学変化し、その上に塗った色が違った風に見えてしまうことも少なくありません。鮮やかな色や原色系の色はもともと顔料が紫外線に弱いこともあり、建材が紫外線により変化するとますます色褪せが目立ってしまうことがあります。外壁塗装の色褪せが気になるなら、原色系や鮮やかな色は避けた方が無難です。

外壁塗装で人気の色は?

外壁塗装では人気があってよく使われる定番色があります。人気のあるおすすめの色は塗料のバリエーションが豊富であり、環境に馴染みやすく、他の色とも組み合わせやすいという特徴があります。また、色によっては汚れが目立ちにくい点も特徴です。

外壁塗装でよく使われる人気の色は下記で紹介するような色です。

ベージュ系

ベージュ系は汚れにくい色、色褪せしにくい色としてご紹介しました。

外壁塗装では多くの方が色褪せのしにくさや汚れの目立ちにくさを重視することから、人気の色になっています。定番色なので塗料のバリエーションも豊富なことから、効果を重視した塗料選びをしやすいところも人気です。

ホワイト系

ホワイト系は外壁の塗料としてだけでなく、建物に使う色としては定番の人気色です。

白が与えるイメージは上品さや清潔感です。よく使われるシンプルな色でもあることから、塗装した後(施工後)を想像しやすいという事情もあります。シンプルさや安定感、印象などから極めて白に近い灰色や純白などは人気の色になっています。

グレー系

グレー系は濃い色も薄い色も、どちらも人気があります。

グレー系は汚れが目立ちにくい色であり、シンプルかつモダンな印象を与えます。周囲の環境や建設物、アスファルトなどとも馴染みやすい色です。多くの塗料の定番色にもなっていることから選びやすさもあり、人気のおすすめ色です。

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外壁塗装でおすすめの色は?

外壁塗装の塗料の色として特におすすめの色は何色なのでしょうか。おすすめの色や定番色には”人気になる理由”があります。なぜ人気があるのかも併せておすすめの色の系統をご紹介します。

編集部が外壁塗装でおすすめするのはベージュ系やグレー系、黒、白です。

汚れが目立たないベージュ系やグレー系

外壁塗装のおすすめ人気色の代表格がベージュ系やグレー系です。

ベージュ系とグレー系は共に汚れが目立たない色になっています。外壁塗装をする方の多くはやはり外壁の汚れが気になる、家が汚れて見えるのは嫌だと考えます。そのため、汚れが目立ちにくい定番色であるベージュ系やグレー系を選ぶ方も多いです。

服でもそうですが、ベージュ系やグレー系は他の色と合わせやすく取り入れやすい色です。家の屋根や外壁に別の色を使いたいときも取り入れやすい色でもあることから、おすすめの色になっています。他の色との組み合わせや汚れが目立たないという点を重視して選びたいなら、ベージュ系やグレー系の中でも淡い色調の色がおすすめです。

スタイリッシュな印象を与える黒や白

黒や白も外壁塗装でのおすすめ色です。黒はスタイリッシュな印象があると共に高級感のある色でもあります。また、黒は重厚感もある色です。ファッションにも取り入れやすい色である黒は、他の色を外壁や屋根に使いたいときも合わせやすい色だと言えるでしょう。

白も同じく、他の色と合わせやすく取り入れやすい色とされています。また、白は多くの商品の定番カラーになっている人気の色です。白は清潔感もあり明るい印象があることから、外壁を塗る塗料としてもよく選ばれるおすすめの色として挙げられます。

スタイリッシュさや清潔感など、印象を特に重視して色を選びたいときは濃い黒や純白などがおすすめです。

洋風な家屋におすすめなオレンジ系やイエロー系

洋風の家屋に合わせる色ならオレンジ系やイエロー系などのいわゆるビタミンカラーがおすすめです。

果実のレモンやオレンジの色は海や空が美しい海外の色彩やデザインとよくマッチします。レンガの色であるブラウン系などとも相性が良いことから、迷ったときに検討したい色です。

オレンジ系やイエロー系の塗料は日照条件のあまりよくない家にもおすすめの色です。オレンジ系は元気の出る色や親しみやすい色として商品のパッケージにもよく使われる色で、イエロー系は光の色であり、親しみやすいよく使われる定番色でもあります。明るさや元気の良さと関連付けられることから、日照条件が悪く陰鬱に見えがちな物件でも明るい印象に見せてくれることでしょう。

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ツートンカラーの組み合わせ方

外壁に異なる系統の2色や同系色の2色を併せて使う方もいます。ツートンカラーにするときは色選びと組み合わせが問題になります。外壁をツートンカラーにするときの色選びでは次のようなポイントが重要です。

縦のラインにアクセントを入れる

外壁をツートンカラーにするときのデザインとしては、ベースになる色に縦のラインを入れるデザインがあります。

たとえば白い地の色に黒いラインを入れたり、反対に黒い地の色に白いラインを入れたりするデザインがあります。この他にベージュとグレーの組み合わせや、濃さの違うベージュ同士の組み合わせなども人気です。縦のラインを入れることでおしゃれな印象やスタイリッシュな印象になります。

1階と2階、上下に塗り分け

ツートンカラーでの外壁塗装では1階と2階を別々の色で塗り分ける外壁塗装も可能です。

色の組み合わせとしては白系と黒系、白系と濃いベージュ系などがあります。1階と2階の外壁の色を別々にすることで、家がよりおしゃれな印象になります。

また、家の1階の外壁が特に汚れやすいという場合は、1階をグレー系やベージュ系など、汚れが目立たない系統の色にしても良いでしょう。2階の外壁は1階ほど汚れないということであれば、2階は相性の良い色の中からご自身の好きな色にしてみるのも方法のひとつです。

ベランダ部分など立体感のある組み合わせ

ベランダ部分のように外壁の位置よりも飛び出している部分と外壁で2色に塗り分けるという方法もあります。

この場合、ベランダが濃い色なら外壁に淡い色を持ってきます。外壁が濃い色ならベランダに淡い色を使うと、良いアクセントになるわけです。

色の使い分けの例としては、淡いアイボリー系の色に赤みがかったレンガの色の組み合わせなどがあります。外壁を淡いアイボリー系の色で塗装し、ベランダを赤みがかったレンガの色にすれば、アクセントの効いたおしゃれな印象の家になります。

同系色の濃淡でメリハリをもたせる

ツートンカラーの外壁塗装なら、同系色から選ぶ選び方もおすすめです。

たとえば灰色などは同系色から2色以上選びやすい色になっています。色の薄い白の近い灰色と濃い灰色などは組み合わせやすいのでおすすめです。この他に濃いアイボリー系の色と淡いアイボリー系の色や、濃淡の違うベージュ系の色の組み合わせなども外壁塗装に使いやすい組み合わせになっています。

同系統の濃淡の違う色を使うことにより、メリハリのある印象の家になります。

色選びの際に気を付けたいこと

外壁塗装の色選びでは注意したいポイントがあります。色選びや色を組み合わせる際は、次の4つのポイントに注意してください。

色は金額に大きく影響しない

よく選ぶ色によって塗料の価格が変わってくるのではないかと心配する方がいます。塗料の商品系列やグレードが同じであれば、色が違っても基本的に価格は変わりません。色は塗料の価格や総合的な外壁塗装の費用にあまり影響を与えません。

ただどうしても不安な方は相談先の専門業者に色を変えることで価格が変わるか確認しておくとよいでしょう。その方が安心して外壁塗装に踏み切れるはずです。

多くの色を使いすぎない

外壁塗装の際に多くの色を使い過ぎると、かえって煩雑な印象や汚い印象になることがあります。あまりに多くの色を使い過ぎないことがポイントです。

使いたい色が多数ある場合は、専門業者に相談してみましょう。色の見え方や合わせ方についてアドバイスをもらうことで使う色を決めやすくなります。

また、外壁の周囲には庭や外構設備(カーポートや塀など)があることが多いと言えます。庭や外構設備の色も参考に、多くの色を使い過ぎていないか、庭や外構設備と色の相性はどうかなども併せて考えてみましょう。

色見本と塗装した後で色が違って見える

専門業者の色見本を見て素敵な色だと思っても、実際に外壁塗装してみると考えていた印象と違ったと後悔することがあります。このような後悔を回避するためにも、色見本と塗料を塗った後の色は違って見えるという点に注意する必要があります。そもそもなぜ色の印象違いが起こってしまうかと言うと、それには3つの理由があるからです。

印象違いが起こる原因
  • 紙面で見た色と外壁塗装後の色では面積が違う
  • 色見本などの紙面で見る色と外壁という立体で見る色は印象が違ってくる
  • 室内で見る色と外で見る色は印象が違ってくる

紙面で見て素敵だと思った色でも、塗る面積が広いと派手だと感じることがあります。このように紙面と外壁の面積の違いにより、色の印象違いが起こってしまいます。紙面で感じた印象と立体に使ったときの印象のズレもよくあります。

このほかによくあるのが、室内で見た色の印象と外で見た色の印象が変わることによるズレです。室内の蛍光灯の中で見た色彩や色調、外の太陽光の中で見たときの色調や色彩はやはり違います。こういった理由から印象・色彩・色調のズレが生じやすいと理解して色選びをする必要があります。

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カラーシミュレーションを活用するのも手

ネット上には外壁塗装のカラーシミュレーションのツールなどもあります。色選びや色の組み合わせで迷ったら、こういったツールを使ってみてはいかがでしょうか。

たとえば屋根が濃い灰色の場合はどのような色と相性が良いかなど、色を組み合わせてチェックできるサイトなどもあります。屋根が濃い灰色の場合、外壁は淡いクリーム色などさまざまな相性の良い色から選んでチェックすることが可能です。

契約後にカラーシミュレーションしてくれる専門業者もあります。色選びで迷ったら、積極的に相談してみると良いでしょう。

色ごとの特徴を理解して自分の納得する色で塗装しましょう

外壁塗装の色によって家の印象が大きく変わってくるからこそ、色選びは悩ましい問題だと言えるでしょう。色選びで迷ったときは外壁塗装の定番色やおすすめの人気色、汚れが目立ちにくい色、色褪せしにくい色など、今回の記事でご紹介した色を参考にしてはいかがでしょうか。

また、外壁塗装の後に印象が違ったとならないように、外壁塗装の専門業者にも相談しておくことをおすすめします。ネット上のカラーシミュレーションなどもぜひ活用してみましょう。

塗装色を選ぶうえで大切なのは好みの色であることです。定番色や人気の色だからといって、あまり好きではない色を選んでしまうと後悔する可能性があります。外壁塗装の色選びをするときは、ご自身の好きな色についてもよく考えた上でこれだと思える色を選んでください。

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