不動産売却のための査定サービスを検討する際に、ヤフーが運営する「Yahoo!不動産」の売却査定が目に留まった人もいるでしょう。しかし、運営会社はYahoo!メールやさまざまなサイト運営で知られていますが、不動産サービスに関しては「あまり見聞きしたことがない…」という人も多いはずです。
大手企業という面では安心材料がありますが、実際のサービスの評判や良し悪しが気になるところです。
そこで本記事では、Yahoo!不動産の売却査定サービスを利用した人に独自アンケートを実施し、アンケートで集まった口コミ・評判を紹介します。また、口コミからわかった特徴やメリット・デメリットも解説するので、サービスの実態が気になっている人はぜひご覧ください。
【利用者アンケート】Yahoo!不動産の口コミ・評判
さっそく、Yahoo!不動産の売却査定を利用した人の口コミ・評判を見ていきましょう。
マイナビ編集部では、実際にYahoo!不動産で査定サービスを利用した20〜50代のユーザーを対象に、直接アンケートをおこないました。
集まった回答のなかから特に信憑性の高いものを厳選し、良い口コミ・悪い口コミの両方と、気になる項目の満足度を紹介します。
Yahoo!不動産の良い口コミ
大手運営の安心感
・『運営会社が超大手企業のヤフー株式会社ということもあり、他社サイトと比較してセキュリティ上での安心感があった。』（満足度：3.14点／50代／大分県／土地）
・『不動産の売却を検討した時にどこに頼めば良いかわからなかったので、Yahooだと安心感がありました。』（満足度：3.71点／40代／北海道／一戸建て）
サービスの使い心地
・『簡単な入力だけで一括で複数の業者産に査定をしてもらえてよかった』（満足度：4.00点／40代／茨城県／区分マンション）
・『多くの不動産屋に査定を一括で依頼できるので手間が省けた。』（満足度：3.57点／20代／広島県／一戸建て）
不動産会社の対応の良さ
・『スピーディーな対応で担当者さんの人柄が良く、安心してお任せできました。』（満足度：4.14点／50代／兵庫県／一戸建て）
・『サイトが使いやすく丁度必要としていた情報をすぐに的確に見つけることができましたし査定も納得できる根拠のもと説明してくれました。』（満足度：3.29点／40代／埼玉県／一戸建て）
住み替えに便利な物件情報
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Yahoo!不動産の悪い口コミ
同時査定依頼社数が少ない
提携会社に関する情報が少ない
Yahoo!プレミアム会員の特権は活用できない
Yahoo!不動産の口コミまとめ
＜Yahoo!不動産の良いところ＞
・「大手運営のため安心」
・「査定に対応した担当者の印象が良かった」
・「キャンペーンがあって嬉しい」
＜Yahoo!不動産の残念なところ＞
・「最大4社までしか比較できない」
・「提携企業に関する情報が少ない」
Yahoo!不動産は、さまざまなサービスを運営する超大手ヤフーが運営しています。
多くの利用者に支持されていることによる安心感はもちろん、多岐のノウハウを活かした情報展開、良質な提携企業の紹介が期待できます。
ただし、同時に査定依頼ができるのは最大4社までであることや、提携企業の情報が少ないなどの難点もあるため、Yahoo!不動産で不足という場合は別の査定サイトとも併用することをおすすめします。
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Yahoo!不動産の売却査定サービスの基本情報
※画像引用元：Yahoo!不動産公式HP
Yahoo!不動産は、ヤフー株式会社が運営している無料の不動産ポータルサイトです。不動産購入と賃貸向け情報を中心に展開しており、不動産査定サービスも兼ね備えているため、売却から住み替えまで一貫してサービスを利用できます。
今回注目のYahoo!不動産の売却査定サービスは、簡単にエリアなどの条件を選択すると、該当エリアで査定可能な不動産会社が検索されます。検索規模は全国で、検索された会社の中から最大4社に一括査定の依頼が可能です。
また、Yahoo! JAPAN IDでログインしていれば登録されたデータを参照してくれるので、情報入力などが簡略化でき、スムーズに査定を依頼できます。
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Yahoo!不動産のメリット
Yahoo!不動産の査定サービスを利用するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。口コミや特徴から分析すると、以下の5つのメリットが挙げられます。
- 超大手ヤフー株式会社運営の信頼度の高さ
- 物件情報をYahoo!JAPANユーザーにもアプローチ
- 3Stepの簡単入力で査定依頼完了
- 不動産売買に関する有益なコンテンツが充実
- お得に住み替えも検討できる
以下で各メリットを詳しく解説します。
超大手ヤフー株式会社運営の信頼度の高さ
Yahoo!不動産は、超大手企業のヤフーが運営しているだけあり、一定ライン以上の信頼性が担保されている点は大きなメリットです。ヤフーでは、不動産以外にも人々の生活に関する100以上ものサービスを提供しており、それらのノウハウがYahoo!不動産でも活かされています。
物件情報をYahoo!JAPANユーザーにもアプローチ
Yahoo!不動産で一括査定をして、そのままいずれかの不動産会社と媒介契約を結んだ場合は、Yahoo!JAPANのポータルサイトにも掲載できる場合があります。
Yahoo!JAPANポータルサイトの月間累計訪問者数は、1,100万人を超えています。ポータルサイトに物件情報が掲載されれば、それだけ多くのユーザーに自身の物件をアプローチできることになり、より早期に買主を見つけられる可能性が高まるでしょう。
3Stepの簡単入力で査定依頼完了
不動産査定依頼の手順も、3Stepで簡単にできます。物件情報の選択、不動産会社の選択、個人情報の入力で査定依頼を出すことができ、早ければ即日で査定結果が届くため、スピーディーに比較判断することが可能です。忙しくてなかなか時間が取れない人でも、気軽に利用できる点もメリットといえるでしょう。
査定依頼の詳しい手順は、後述の「Yahoo!不動産の一括査定の利用の流れ」で解説します。
不動産売買に関する有益なコンテンツが充実
Yahoo!不動産のサイト上では、不動産売買に関するさまざまなコンテンツが充実しています。例えばノウハウコンテンツの一つである「教えて！住まいの先生」では、住まいの先生が不動産売買における利用者の疑問に答えており、専門家の知見を無料で見ることができます。
各分野の専門家はプロフィールが開示されており透明性があるため、その点も安心できます。不動産売買で気になる疑問や不安の解消に役立てることができるでしょう。
お得に住み替えも検討できる
Yahoo!不動産のポータルサイトでは、売却査定サービス以外にも不動産購入や賃貸の物件情報が豊富にそろっています。あわせて住み替えを検討することもでき、目的に応じて他社サイトやサービスをまたぐ煩わしさがありません。
またキャンペーンやキャッシュバックなどの企画を定期的に開催しているのも特徴で、通年で実施してい
るPayPayポイントがもらえる成約プレゼントなど、魅力的な特典が多いことも見逃せません。売却後の住み替えまで検討している場合は、お得な情報をあらかじめ確認してみるとよいでしょう。
アプリで簡単検索
Yahoo!不動産はスマートフォンアプリも展開しています。いつでも手軽に物件探しをするならアプリを活用しましょう。
物件情報のほかに、居住者や近隣住民の口コミが見られるので、実際に住んでみたリアルな声を知ることができます。さらに物件情報では、詳細なエリア条件で検索できたり、賃料相場も調べることができたりなど、利便性が高いのも見どころです。
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Yahoo!不動産のデメリット
Yahoo!不動産は優れた点が数多くあることがわかりましたが、良い点ばかりではなく次の4つのデメリットも挙げられます。
- 売却サポートに特化していない
- 対応できる不動産が限定的
- 提携企業の特徴がわかりづらい
- 運営への問い合わせが手間
どのようなサービスでも良い点・悪い点があるため、自分にとってメリットが多いのかよく検討するようにしましょう。
売却サポートに特化していない
Yahoo!不動産は不動産のポータルサイトであるため、不動産の一括査定を専門としているサイトなどと比べると、売却サポートが弱い点はデメリットといえます。
例えば、同時に査定できる最大査定数は4社となっており、一括査定サービス専門のサイトに比べるとかなり少なめです。もし該当エリアで4社以上候補がある場合は、複数の申し込みをしなければなりません。
さらに、不動産買い取りやリースバックといった売却条件も設定不可です。さまざまな売却プランを検討したいのであれば、他のサイトを検討したほうが賢明でしょう。
対応できる不動産が限定的
不動産査定に対応できる物件種別がマンション、戸建て、土地のみに限定されている点もデメリットに挙げられます。売却したい不動産が、一般的な住宅や土地なら問題ないのですが、農地や山林、事業用不動産など特殊な不動産の場合は、対応していないため他サイトを探さなければなりません。
提携企業の特徴がわかりづらい
Yahoo!不動産と提携している不動産会社の一部を除き、提携会社の詳しい特徴や提携社数は非公開で確認できない点もデメリットです。
一般的な不動産一括査定をメインとしたサイトでは、提携企業の特徴やスタッフのプロフィール、利用者の口コミなどが確認できるコンテンツを設けている場合が多く見られます。それに比べると、Yahoo!不動産は透明性がやや劣る点があるといえるでしょう。
運営への問い合わせが手間
Yahoo!不動産の運営への問い合わせは、サイトの構造上、手順がややわかりにくく手間がかかる点にも注意が必要です。
問い合わせする際は、まずYahoo!不動産のヘルプの「よくある質問」から、問い合わせ内容に近い質問を探して付随する回答で解決できないないか確認します。そこで解決しない場合は、回答の下部に「解決しない場合は、以下のお問い合わせからご質問ください」という問い合わせフォームがあるので、そこからメールで問い合わせできる仕組みです。
なお、問い合わせにはYahoo! JAPAN IDが必要です。ログインも手間になりますが、問い合わせ内容をアカウントでリンクし、履歴を残すことができる利点があります。
直感的な問い合わせはできないため、ひと手間がある点は留意すべきポイントとなるでしょう。不動産査定に関する問い合わせなら、査定依頼した各不動産会社へ直接問い合わせしたほうがスムーズかもしれません。
Yahoo!不動産がおすすめの人・おすすめできない人
口コミ・評判やメリット・デメリットを通して、Yahoo!不動産の売却査定がおすすめな人・おすすめできない人を分析しました。
| Yahoo!不動産がおすすめな人 | Yahoo!不動産がおすすめできない人 |
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まずYahoo!不動産がおすすめな人は、査定依頼を信頼性がある大手企業に頼みたい人です。あまり見聞きしない査定サイトより、ある程度安心して頼めるサイトに査定を依頼したいなら、Yahoo!不動産が向いています。
またYahoo!不動産は、物件種別と最大査定数が限られているため、その条件下でニーズが一致する人でなければおすすめできません。具体的には、マンション・一戸建て・土地のいずれかの売却で、会社比較は4社以内にとどめたい人におすすめです。
一方でYahoo!不動産がおすすめできない人は、これらの真逆のニーズを持っている人です。マンション・一戸建て・土地以外の不動産を売りたい場合や、査定依頼したい不動産会社が数多くある人にとっては不向きです。
特殊な売却条件や土地活用を検討している人は、サービスが限定的なYahoo!不動産では不足と感じる場面も多いでしょう。
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Yahoo!不動産で一括査定を依頼する流れ
ここからは、実際にYahoo!不動産の一括査定を利用する流れについて見てみましょう。
主な流れは以下のとおりです。
- STEP1：売りたい不動産の基本情報を入力
- STEP2：不動産会社を選択
- STEP3：条件や連絡先情報を入力して依頼完了
上記の3つのステップを確認して、実際の利用イメージを想定してみしょう。
STEP1：売りたい不動産の基本情報を入力
※画像引用元：Yahoo!不動産公式HP
まずはYahoo!不動産の売却査定のページから、物件種別と所在地を選択しましょう。もし可能なら物件条件（間取り・築年数・専有面積）も入力してください。
この段階で入力しなくても次のステップに進むことは可能ですが、物件条件を絞ることで適正な売り出し価格に近づくことができます。
選択が終わったら「査定依頼スタート」のボタンをクリックし、次のステップに進みましょう。
STEP2：不動産会社を選択
※画像引用元：Yahoo!不動産公式サイト
次に選択結果から、売却査定を依頼できる不動産会社が出てくるため、気になる会社にチェックを入れましょう。一度の依頼で最大4社に査定を依頼できます。
なお、選ぶ前に「19時以降営業」「駅徒歩5分以内」といった条件を絞ることも可能なので、必要に応じて絞り込みも活用してみましょう。
目ぼしい不動産会社にチェックを入れたら「まとめて査定を依頼する」をクリックして、次のステップに進みます。
STEP3：条件や連絡先情報を入力して依頼完了
※画像引用元：Yahoo!不動産公式HP
最後に、物件の詳細条件や不動産名義などの詳しい個人情報入力が必要になります。入力する項目は以下のとおりです。
- 名義
- 物件所在地
- 間取り
- 築後年数
- 専有面積
- 現況
- 査定依頼先
- 氏名・連絡先
- 問い合わせ内容・検討状況
- 売却理由
- 売却希望時期（任意）
- 売却希望価格（任意）
Yahoo! JAPAN IDを持っている人はログインしておくと、個人情報やメールアドレスなど一部情報が自動入力されるため、活用がおすすめです。サイト運営者への問い合わせもスムーズになります。
入力が終わったら「確認へ進む」をクリックし、情報に間違いがないか確認したら査定依頼を送信して依頼終了です。各不動産会社からの返答を待ちましょう。
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まとめ
Yahoo!不動産は大手ヤフーが運営しているため、会社への信頼性や情報の取り扱いにおいて安心材料が多いサイトといえます。売却査定のサービスは簡潔な利用が可能です。物件種別はマンション・一戸建て・土地で、とりあえず数社だけ依頼して様子を見たい場合には活用しやすいでしょう。
一方で物件種別が一致しなかったり、たくさんの査定依頼を検討したりしている場合などは、ニーズを満たせない可能性があるため他の査定サービスの検討がおすすめです。
Yahoo!不動産はシンプルな使いやすさが光るサービスですが、自身に合っているか客観的に見極めることが大切です。査定サービスが合わなくても、不動産情報のコンテンツが充実しているため、不動産知識を得ることにも十分活用できます。ぜひサービスの特徴を有効活用して、理想の不動産売却を成功させましょう。
不動産売却なら「Yahoo!不動産の売却査定」がおすすめ
※画像引用元：Yahoo!不動産公式HP
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※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/
・https://www.rosenka.nta.go.jp/
・https://www.retpc.jp/chosa/reins/
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
・https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf
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