不動産の売却には一括査定サイトが便利と聞いているものの「どのようなサイトを使えばよいのか」「信頼できるサイトを知りたい」という悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。
イエイは、多数ある不動産一括査定サイトの中でも知名度の高いサービスの1つです。実際にイエイがどのような特徴やメリット・デメリットを備えているのかを、リアルな口コミや評判から見ていきましょう。
本記事では、他社の不動産査定サイトよりもイエイがどのように優れているのか、そして不利益な点はないのかなどを、実際にイエイを利用したユーザーの口コミ・評判を参考に解説していきます。不動産売却や査定を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
- イエイのリアルな評判
- イエイのメリット・デメリット
- イエイが自分にとって最適な査定サイトかどうか
最新の不動産一括査定サイト比較ランキングについて知りたい方は、「【2024年4月】不動産一括査定サイトの口コミ&ランキング10選!おすすめのサービスが見つかる!」もおすすめです。
不動産一括査定サイト利用者が選んだおすすめサービスTOP3
この記事を読まずに、先におすすめの査定サービスを知りたい人におすすめなのが、以下の3サービスです。 マイナビ編集部で実施した独自アンケート結果による「おすすめの不動産一括査定サービスTOP3」です。実際の利用者の声と編集部の知見が合わさってできたランキングですので、ぜひ参考にしてください。※クラウドワークス、クロスマーケティング調べ(2021/4/9~2021/4/13実施 回答数380人)
- 査定サービス
- サポート・担当者
・『他の同種のサービスと査定から売却に至る手順はほぼ同様ですが、大手の不動産業者だけでなく地場の不動産業者からの査定額ももらえるために売却先の選択肢が広がります。』(戸建て)
・スマートフォンからでも査定でき、数社の提示金額から会社を選べるので、一番高い会社と売買契約を結べました(マンション)
・『結局は大手不動産業者しか選べず、しかも近隣の地価が上がっているにもかかわらず相場より安値の提示でした。』(土地)
- 査定先の選択肢が豊富
- 地元に強い不動産会社に出会える
- スマートフォンからも簡単利用できる
イエイとイエウール・すまいステップの違いは?特徴を解説
口コミの内容だけでは、イエイが自分に合っているかどうか判断しにくいかもしれません。
そこでここでは、イエイとは他のサービスと比較して、どのような特徴を持ったサービスなのかを見ていきます。
まず、イエイと他のサービスとの違いを見比べてみましょう。
ここでは、編集部が実施した「不動産一括査定を利用したことのある人に行ったアンケート」での総合評価が上位3位に入ったサービスと比較しています。
比較項目 | イエイ | イエウール | すまいステップ |
利用者数 | 400万人以上 | 1,000万人以上 | 年間500万人以上 |
運営開始年 | 2007年 | 2014年 | 2020年 |
提携する不動産会社数 | 1,000社以上 | 1,900社以上 | 1,000社以上 |
特徴 | 大量の会社から電話がかかってくることがない お断り代行サービスがある |
大手から中小まで幅広い不動産会社と提携 | エース級担当者のみが査定してくれる |
査定できる不動産の種類 |
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対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 |
主な提携会社 |
など |
など |
など |
同時査定依頼可能な数 | 最大6社 | 最大6社 | 最大4社 |
キャンペーン (2024年4月現在) |
アマゾンギフト最大10万円プレゼント | なし | なし |
イエウールやすまいステップなどの新しいサービスと比べると、イエイは運営開始から10年以上続いている老舗の査定サイトです。大量の会社から電話がかかってくることがない点や、お断り代行サービスがある点などが特徴となっています。
ここからは、イエイの持つサービスの特徴について詳しく解説していきます。
不動産会社の質にこだわり
イエイで提携している不動産会社はイエイが独自に設けた基準をクリアした会社に限定されているため、安心して取引をすることができます。
イエイの独自基準はイエローカード制度と言われており、クレームが多い不動産会社とは契約が解除される仕組みとなっています。
イエイは広い範囲の会社と提携しつつもイエローカード制度で質を確保しているため、地元密着の中小規模の不動産会社から、大手の不動産会社まで、自分に合った業者を見つけることができるでしょう。
幅広い不動産に対応できる
イエイで一括査定できるのは、個人所有の土地や戸建て、マンションだけに留まりません。次のようなさまざまな不動産に対応しています。
- 分譲マンション
- 一戸建て
- 土地
- ビル一室
- マンション一棟
- アパート一棟
- ビル一棟
- 工場・倉庫
- 店舗・事務所
- 農地・畑・田んぼ
- 山林
特に昨今はコロナウイルスの影響で、事業用で所有していた農地や工場、倉庫などの物件を売却して早く資金を手に入れたいという事業主も少なくありません。
査定対象物件の種類が豊富なイエイを利用すると、売却したい物件を得意とする不動産会社へつなぐ架け橋となってくれるでしょう。
最短60秒ほどで査定完了
査定に時間がかからないという点もイエイの魅力ポイントです。
査定に時間がかかってしまうと、貴重な売却チャンスを取り逃がしてしまう可能性もあります。
イエイのスピード診断を利用すると、60秒ほどで査定が完了します。
必要な項目を入力するのみで査定してもらえるため、手間と時間を節約できるでしょう。
イエイのキャンペーン情報|アマギフ最大10万円分!
2024年4月現在、イエイでは不動産売却の成約後にアンケート解答をすることで、最大10万円分のギフトカードがプレゼントされるキャンペーンが実施されています。
ギフトカードの金額は成約時の売買価格によって異なります。
売買価格(税別) | ギフト金額 |
〜3,000万円 | 5,000円分 |
3,001〜5,000万円 | 10,000円分 |
5,001〜10,000万円 | 20,000円分 |
10,001〜50,000万円 | 50,000円分 |
50,001万円以上 | 100,000円分 |
キャンペーンに参加するためには物件の引き渡しから一週間以内にアンケート回答をする必要があります。また、傘下に当たっては次の条件が求められています。
- (1.)申請者は、売買契約の締結者(物件を所有されていた方)であること。※本人確認あり
- (2.)イエイで査定依頼した物件であること。
- (3.)イエイで査定依頼した不動産会社と媒介契約を結んでいること。
- (4.)イエイで査定依頼した不動産会社を仲介会社とし、売買契約していること。
- (5.)(1.)〜(4.)の条件を全て満たしていること。
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イエイで査定依頼する際の注意点
イエイを利用する上での注意点もチェックしておきましょう。
満足のいく不動産売却を行う上でぜひ知っておきたい大切な点ですので、懸念点とその解消方法について把握することが大切です。
依頼直後の営業電話は避けられない
イエイに限らず、不動産一括査定の依頼をするとある程度の営業電話がかかってくるのは覚悟しておかなくてはなりません。ただ、査定依頼の段階で勧誘の電話が来ないように対策することは可能です。
査定依頼時のアンケートにメールのみ対応可能と記入しておきましょう。記入をおこなっておくことで勧誘の電話に煩わされることなく利用できます。
また、勧誘の電話がかかってきた場合、上手な断り方を知っておくとすんなり引き下がってもらえる可能性があります。電話への対応について詳しく知りたい人は、「不動産会社への良い断り方3つを解説|悪い断り方やメールの文例も」の記事もおすすめです。
地域によっては査定依頼できない場合もある
イエイは幅広い不動産会社と提携していますが、地域によっては対応できる不動産会社が少なく、査定できる業者が6社未満になることもあります。
イエイを通して査定依頼できる数があまりに少ない場合は、より多くのエリアをカバーしている「イエウール」と併用するのがおすすめです。イエウールは、提携社数・エリアカバー率・月間利用者数が業界トップクラスの不動産一括査定サイトです。
また、その他のサービスも検討してみたい方は「【2024年4月】不動産一括査定サイトの口コミ&ランキング10選!おすすめのサービスが見つかる!」をご覧ください。
イエイの一括査定を利用する流れ
イエイの一括査定を利用する流れも見ておきましょう。上記4つのステップで一括査定を依頼できます。
利用方法はとても簡単です。それぞれのステップごとに利用の手順を詳しく見ていきましょう。
STEP1:査定に必要な書類を用意
イエイでは、不動産の特徴をおおまかに入力して査定してもらうこともできます。
しかし、より詳しい査定金額が知りたい場合には、以下の書類を用意しておくと助けになります。
- 土地面積がわかる測量図
- 家の床面積がわかる図面
- 不動産を取得したときの売買契約書
- 購入時に入手したチラシ
上記の書類がなければ査定できないというわけではありませんが、不動産についての詳しい情報が記載された書類を用意しておくとスムーズで正確な査定をおこなえます。
ぜひ必要書類を用意の上、イエイの査定を利用しましょう。
動産を売却したいときに必要になる書類について知りたい方は、「不動産売却のお助けチェックリスト!売却の流れから必要な書類まで解説」もおすすめです。
STEP2:不動産と利用者の情報を入力
次に、イエイのホームページにアクセスして、簡易的に不動産情報を入力していきます。
以下で挙げた順に進めていきます。
入力する項目は以下の通りです。
- 不動産タイプ
- 築年数
- 所在地
- 所有者名
- 査定をする理由
- 売却希望状況(じっくり売却したい、早く売りたいなど)
さらに、訪問査定も希望するか、机上査定のみで良いかといった点も入力します。入力した情報をもとに、あなたの希望する方法で売却をサポートしてくれる不動産会社を絞り込むことが可能です。
電話での勧誘を受けたくないと考えている方は、この時点でメールでの連絡を希望する旨を入力しておきましょう。
ここまでの入力にかかる時間は約20秒ほどです。スマートフォンでも利用できるため、忙しい生活を送っている方も手軽に利用できるでしょう。
STEP3:希望の不動産会社を複数選択する
不動産や利用者についての情報を入力し終えたあとは、対応可能な不動産会社の一覧から依頼先を選択します。依頼可能な会社数は最大6社です。
不動産会社を選択するときには、大手不動産会社と地域密着型の不動産会社を混ぜて選択することを意識しましょう。大手と地域密着型でどれほどの差が出るのかを知ることができます。。
大手と地域密着型の不動産会社はそれぞれ異なる能力や判断基準を持っているため、売却したい物件のエリアによっては、大手よりも地域密着型の不動産会社が向いている場合もあります。大手と地域密着型で悩んでいる方は、ぜひ両タイプの不動産会社に査定依頼をしてみましょう。
大手と地域密着型の不動産会社に依頼する際の見極めポイントについて知りたい方は、「不動産売却のおすすめは?ランキングTOP5と大手・中小に分けて特徴を紹介!」もおすすめです。
STEP4:査定結果の比較
各社の査定結果通知が来たあとは、査定結果をそれぞれを比較しましょう。金額を確認することも大切ですが、その金額に至った根拠を丁寧に説明してくれる会社を選ぶことが大切ですまた、売主の希望に対して誠実な対応をしてくれるかという点も重要です。
たとえば、「相場以上の価格で売り出してみたい」といった希望があると、不動産会社によっては頭ごなしに諦めて対応してくれない場合があります。しかし、誠実な不動産会社ならば、まずは売主の思いを汲む方向で努力してみようと動いてくれるかもしれません。
業者選びでは不動産会社のチェックポイントを知っておくことも大切です。「不動産売却のおすすめは?ランキングTOP5と大手・中小に分けて特徴を紹介!」で詳しく解説しているため、ぜひご覧ください。
まとめ
ここまで、イエイの基本的なサービスの内容や、気になる評判について解説しました。イエイを利用した人の声から見えたメリットとデメリットを把握して、一括査定依頼を検討してみましょう。
イエイを利用するうえでのメリットは大手と地元密着の不動産会社両方に一括査定ができることや、イエローカード制度による提携会社の質の確保が挙げられます。一方、依頼直後の営業電話や対応地域の問題は注意すべきデメリットですが、対応方法も存在します。
イエイを不動産一括査定サイトの選択肢の一つに加え、売却活動を進めていきましょう。
不動産一括査定をするならイエイがおすすめ
イエイは、次のような方におすすめです。
- 大手と地域密着型の不動産会社を比較して選びたい方
- 不動産会社のしつこい勧誘に不安を感じている方
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※編集部にて、不動産査定サイト利用ユーザーを対象に行ったアンケート結果と、インターネット上のイエイサービス情報を参考に執筆しています。
イエイの一括査定は無料?
イエイの不動産一括査定サービスはすべて無料で利用できます。
費用は掛からないので安心して活用できます。
利用後の営業電話はしつこい?
イエイに関わらず、不動産一括査定サービスは基本的に不動産会社とマッチングするサービスのため、査定後は連絡がきます。
ただし、イエイは10年間の運営の中でクレームの多い不動産会社を排除しているため、基本的にはしつこい営業電話は来ることがありません。万一、断る意思を見せているにもかかわらず何度も連絡が来る場合はイエイに報告することで提携を解除させられます。
※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
・https://www.reinfolib.mlit.go.jp
・https://www.rosenka.nta.go.jp/
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・https://e-answer.mlit.go.jp/enquete/
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