アーテミス(スモールブリードアダルト)ドッグフードを試してみました！

アーテミス(スモールブリードアダルト)を、楽天市場で他のフードと合わせて購入しました。

楽天市場のショップでは珍しく発送が早くて、月曜日に注文して水曜日に届きました。

今回届いたアーテミスの賞味期限は約1年

届いたのが12月初旬だったので、今回届いたものは未開封なら賞味期限まで約7ヵ月です。

公式サイトのQ&Aによると、製造からの賞味期限は14ヵ月ということなので約半年経った商品ということになりますね。

防腐剤や合成保存料を使っていないので、開封後は1ヵ月程度を目安に食べきるとしています。

アーテミスのジッパーはよく見るシングルタイプ

アーテミスのジッパーはよく見るシングルタイプでした。このタイプは何度か出し入れしていると、だんだん閉じにくくなるんですよね。

今回購入したのは1kgなので良いんですが、3kgも同じジッパーのようです。6kg以上はジッパーがないので、密閉容器などの用意が必要です。

アーテミスの粒の大きさをチェックしていたら異物発見!?

アーテミスの「スモールブリードアダルト」は、直径約0.8㎝、厚みは約0.5㎝程のコイン形です。

粒の大きさをチェックしていて驚いたんですが、異物というか異なるフードが混入していました。

レビューする時はいつもお皿に出すんですが、あきらかに「スモールブリードアダルト」と異なる粒を発見…。

気になって探してみると、粒がくっついたものもいくつか見つかりました。

粒がくっついているのはまだ良いんですが、異なる粒の混入は食材の良し悪しに限らずちょっと信頼感が下がります。

いざアーテミスを私が実食！

うちの子の場合、だいたい3kgなので1日の給餌量は約82g、1食分の41gを取りました。見た目にもけっこうな量があります。

この日は室温13度でそんなに強くは香りませんが、ドッグフード特有の匂いがします。粒は小さくて指では割れません。表面はサラっとしていました。

さっそく一粒食べてみると揚げたみたいにカリカリしています。鼻から抜ける匂いは他のドッグフードと同じでウッとなる香りです。最後の方は骨？みたいな硬い粒が少し残ります。

正直、私が食べても全く美味しいとは思いませんが、カリカリとした香ばしい粒は、噛んで食べるのが好きな子にウケそうだなと思います。

アーテミスは人間も食べられる原材料で作られていますが、市販のドッグフードは飼料用の食材を使ったものも多いので人間が味見をする時は注意してくださいね。

次に、実際にアーテミスのドッグフードをあげている方や、試したことのある人の口コミを見てみましょう。

アーテミス フレッシュミックスのスモールブリードアダルトドッグフードの評判や口コミまとめ

アーテミスの「フレッシュミックス スモールブリードアダルト」ドッグフードに関するリアルな口コミをインスタやツイッターなどのSNS、楽天やアマゾンなどから探しました。

SNSにもたくさんの口コミがありましたが、今回レビューした「アダルト・スモール・ブリード」の口コミだけを集めたかったので、楽天とアマゾンの内容がメインになっています。

基本的には良し悪しが分かりやすくて、投稿日の新しいものを厳選しています。

アーテミスドッグフードの悪い口コミ

我が家のトイプードルはあまり餌を食べてくれません。
こちらの商品は開封した時にふわーっと美味しそうな香りがしたので期待していたのですが、やはり食いつきが悪いです。
小粒で食べやすそうで、安全面や栄養面でもこちらで落ち着いてくれれば安心出来たのですが、そうそう飼い主の思い通りにはいきませんね・・

出典：楽天レビュー

ヒューマングレードに引かれて購入しました。
チワワ1才、パピーの時からニュートロのナチュラルチョイスを食べてています。あまり食いつきが良くないのでアーテミスに期待しましたが…粒が大きいのか食べ散らかしてナチュラルチョイスだけ食べています。
細かく砕いたらなんとか食べましたが ワンコも私もストレスになりそうなので残念ですが変更なしです。結局食べ慣れているいつものフードが良いみたいです^ ^;
食べ比べしてみましたがナチュラルチョイスと風味は似ていて、アーテミスの方が香りも味も強くて美味しかったです。良質なフードだと思います。

出典：楽天レビュー

アーテミスドッグフードの良い口コミ

良いものを使っているのであまり保存は効きませんが、とても8歳とは思えないほど口臭、歯石も少なく健康です。
市販で売っているものを食べさせていた頃と比べて体内環境が明らかに良いのは、毛艶、排泄物を見ればすぐわかります。これからも愛用させていただきます。

出典：楽天レビュー

アーテミスドッグフードの口コミまとめ！

アーテミスの「フレッシュミックス スモールブリードアダルト」ドッグフードに関する悪い口コミを探しましたが、良い口コミが大半で悪い口コミはかなり少なかったです。

「食べなかった」「食いつきが悪い」といった内容は、好みや食材との相性による部分が大きく、他メーカーのフードでも見られる内容です。

市販のフードと比べると値段が高いので、嗜好性に期待してしまう気持ちは分かるんですが、「高い＝食いつきが良い」という訳ではありません。

「異臭」や「異物」については見られたのは数件ですが、口コミの中に「2回目」や「他の人も」といった内容も見られました。

特に、「異物」に関しては写真付きのレビューで、同社の「オソピュアグレインフリー」のような色の濃い粒が混ざっていました。

他商品の粒が混ざるのも、種類の多いメーカーだと稀にありますが、飼い主目線だと信頼を下げるので徹底して欲しいですね。

アーテミスの「フレッシュミックス スモールブリードアダルト」ドッグフードの良い口コミを集めました。アーテミスは他の種類も評価の高い口コミが多いです。

楽天・アマゾンではほとんどの商品が★の平均が4以上でした。特に多く目についたのが「よく食べる」「安心安全」といった内容です。

食いつきについては100%の子が食べる訳ではありませんが、安心安全というのは私も同意見です。

安心安全を突き詰めるとオーガニックフードなどもありますが、毎日あげられる値段じゃなくなってしまうんですよね。

アーテミスの良いところは、安心安全な原材料を使っているけど、市販フードに近いリーズナブルな価格で、安心安全と値段のバランスがとれているところだと思います。

「愛犬に安心安全なナチュラルフードをあげたいけど、できるだけ値段を抑えたい」という方はぜひ一度試してみてはどうでしょうか。

アーテミスドッグフードのメリット・デメリット

アーテミスは広告収入を得ず購読料のみで運営している、アメリカの「The Whole Dog Journal」という犬の専門誌で最高品質と評価され続けているブランドです。

広告料を受け取らないのでフェアな内容になっていて、愛犬家から信頼されている雑誌の一つです。

防腐剤や着色料は不使用で、酸化防止にはビタミンE、C、ローズマリーを使用しているのも安心ですね。

フレッシュミックスはアレルギーを起こしにくい穀物を使っている商品もあります。小麦にアレルギーがある子は大麦にも反応する場合があるので注意が必要です。

人気の高いフードということもあって、並行輸入品も出回っています。ただ、並行輸入品は正規品とはパッケージが異なるので、並行輸入品と知らずに購入することは無いでしょう。

また取扱店が多いので、悪い口コミいあったように販売店での在庫管理も少し不安が残ります。

アーテミス(フレッシュミックス スモールブリードアダルト)の原材料や成分を評価！

上記はアーテミス(フレッシュミックス スモールブリードアダルト)ドッグフードの原材料一覧です。原材料で「避けたい添加物」や「曖昧な表記」はありません。

原材料は重量の多いものから書く基準になっています。割合は分かりませんが、チキンやターキーといった動物性食材を沢山使っているのが分かります。

不必要な添加物(着色料)や意見の分かれる酸化防止剤(BHA・BHT)は不使用で、ビタミンやローズマリーで酸化防止しているのも安心です。

後半はビタミンやミネラルなどの添加物が目立ちますが、一般的なフードとは違いキレート化(消化吸収率を高めた)した栄養素を使っているのも嬉しいですね。

ビタミンやミネラルも食材から取れた方がよりナチュラルですが、食材に含まれる栄養素は季節や産地によって変わるので、別で加えた方が良いという意見もあります。

この部分に関しては飼い主によって意見が分かれるかもしれませんが、原材料の部分は安心安全でおすすめできるフードというのが私の感想です。

アーテミスのドッグフードはAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たした総合栄養食です。今回レビューした商品は小型犬用ですが中型～大型犬でも食べられます。

AAFCOの栄養基準では、たんぱく質の最低値が「子犬で22.5%以上」、「成犬は18.0%以上」なので、栄養価が十分高いことが分かります。

とは言え、一部の超高たんぱくフードのように高たんぱくすぎるということもないので、消化不良による下痢や軟便の心配も少ないと考えて良さそうです。

脂質の15%はやや高めなので食いつきにも期待できそうです。その割に100gあたり368.3㎉とカロリー控えめなのも嬉しいですね。

【最安値はどこ？】楽天・アマゾンでアーテミス(スモールブリードアダルト)の価格を徹底比較!!

※特に記載が無ければ価格は税別表示
※公式は「株式会社ケイエムテイ」の価格を参考
※アマゾン・楽天の価格は2021年1月7日に確認

アーテミス(フレッシュミックス スモールブリードアダルト)ドッグフードの最安値を調べたところ、最安値はサイズによって変わることが分かりました。

全てのショップを確認した訳ではありませんが、楽天・アマゾンともに販売価格は総輸入代理店の価格と同じでした。

その為、最安値のポイントは「送料」と「ポイント倍率」になります。詳しくは以下にまとめたのでご覧ください。

1kg入りなら楽天市場が最安値！

1kgを購入するなら楽天市場が最安値です。1kgはほとんど送料が発生しますが、楽天では送料無料のショップがありました。

1kg入りだとAmazonでも送料が発生するので、アーテミスを試すなら楽天で1kg入りを買うのがおすすめです。

3.0～13.6kgならポイント倍率の高い方がお得！

3.0～13.6kgはポイント倍率の高い方がお得です。3～13.6kgは楽天・アマゾン共に、販売価格も同じ、送料も無料です。

楽天だと人によってポイント倍率が異なるので、ポイント倍率が高い人は楽天市場の方がお得に購入できます。

【違いは？オススメはどっち？】アーテミスとモグワンを比較

	アーテミス	モグワン
内容量	1.0～13.6kg	1.8kg
通常価格	1,869～12,298円	5,456円
最安値	–	4,364円
最安値の100g単価	約90円	約242円
1日あたりの料金※1	約124円	約138円
1日あたりの給餌量※2	約57g	約82g
たんぱく質	25.0%	30.0%
脂質	15.0%	12.0%
エネルギー (100g中)	368.3㎉	363㎉
販売方法	市販	自社通販のみ

※価格は税別表示
※1,開封後45日以内に食べきれるサイズを体重3kgの成犬にメーカー推奨量を与えた場合の値段
※2,体重3kgの子に対するメーカー推奨量

アーテミス(フレッシュミックス スモールブリードアダルト)と人気の高いモグワンを比較したところ、私の感想としては条件によっておすすめが異なります。

ただ、アーテミスはサイズによってかなり100g単価が異なるので、「超小型の多頭飼い」や「中型～大型犬」ならアーテミスの方がおすすめです。

日本では超小型～小型の1頭飼いが多いので、開封後の賞味期限やコスパを考えるとモグワンの方がお得なんですよね。

また、給餌量も異なります。アーテミスの方が多いので、食べるのが好きな子にはアーテミス、偏食や食べムラのある子にはモグワンがおすすめです。

安心安全の面では、在庫管理も自社で行っているモグワンの方が安心感が強いですね。アーテミスのように販売店が多いと、店舗によって管理状況が変わりますからね。

とは言え、楽天では温度管理した倉庫で保管しているショップもあるので、そういったショップを見つけられると安心ですね。

アーテミスドッグフードの種類と特徴を紹介！

※シリーズ名をタップすると詳細にうつります。

アーテミスのドッグフードには4つのシリーズがあります。ここでは各シリーズについて簡単にまとめました。

「アガリクス I/S」はサプリメントとしても話題の「アガリクス茸」と、「EF-2001」という乳酸菌を配合し、免疫力を考えたフードです。

「オソピュアグレインフリー」はアレルギーを起こしやすい小麦・トウモロコシ・大豆だけでなく、米や大麦など、穀物を全く使わないフードです。

「フレッシュミックス」はアーテミスを代表するシリーズで、体の大きさや年齢別にラインナップを揃えています。

「H.I.T.」はたんぱく源の85%に肉・魚を使用し、低温かつ真空で製造するのでビタミンやミネラルが壊れにくいのが特徴です。

次に、各シリーズ別商品の特徴を簡単にまとめました。

アーテミス「アガリクス I/S」シリーズの種類と特徴

アーテミスの「アガリクス I/S」シリーズは全3種類です。体重管理が必要な成犬～シニア犬向けの「ヘルシーウェイト」。

通常の「アガリクス I/S」は小粒と中粒で選べようになっています。「ヘルシーウェイト」にはビートパルプが入っています。

「ビートパルプは硫酸系の薬品が残留している可能性がある」としているサイトも見かけます。

本当にそういったビートパルプもあるのかもしれませんが、体に悪影響が考えられる原材料は家畜(飼料)用であっても使用が禁止されています。

薬剤というか、豆腐を固める時にも使われる「硫酸カルシウム」という食品添加物を使って、絞りやすくすることはあるようです。

アーテミスでは「硫酸カルシウム」を使わずに作ったビートパルプを使っているようですが、ヒトも食べている食品添加物ですし、神経質になる必要はありません。

それよりも「ヘルシーウェイト」のチキンより全粒玄米の使用量の方が多い方が少し気になりました。

アーテミス「オソピュアグレインフリー」シリーズの種類と特徴

アーテミス「オソピュアグレインフリー」では、ドライフードが2種類、ウェットフードが4種類、それぞれ全犬種・全年齢に対応した穀物不使用のフードです。

「ダッグ&ガルバンゾー」に使われているディハイドレイトダックは、乾燥肉とは違い低温で水分を飛ばすので、栄養が凝縮されています。

HIT(ヒートアイソレートテクノロジー)技術を使って、真空状態でオイル・ビタミン・ミネラルを加えているので、粒の中に栄養を閉じ込め、酸化しにくくなっています。

ただ、HITを取り入れたリニューアルによって、以前よりも粒が硬くなっているので、子犬やシニア犬にあげる場合は注意で必要です。

アーテミス「フレッシュミックス」シリーズの種類と特徴

アーテミスの「フレッシュミックス」シリーズは5種類で、アレルゲンになりにくい穀物を使っています。

メインとなるお肉はチキンとターキーです。カロリーを抑えるためだと思いますが、「ウェイトマネージメント アダルトドッグ」はお米の量が多いのが気になります。

犬はアレルギーが無ければ穀物も問題なく消化吸収できますが、犬の食性を考えるとお肉の使用量は多い方が嬉しいですね。

アーテミス「H.I.T.」シリーズの種類と特徴

アーテミスの「H.I.T.」シリーズは、たんぱく源の85%に肉・魚を使った栄養価の高いフードです。

穀物は大麦やオーツ麦といった、アレルゲンになりにくい穀物を使っています。

乾燥材料ではありますが、人間でも中々食べることのないロブスターが入っているのは凄いですね。

たんぱく質が38%以上と、超高たんぱくなので切り替えはゆっくりと時間をかけて少しずつ切り替えてあげましょう。

アーテミスのドッグフードでよくある質問Q&A

アーテミスのドッグフードに関してよくある質問をQ&A形式でまとめました。

アーテミス(スモールブリードアダルト)ドッグフードのまとめ

アーテミスのドッグフードは人間が食べられる品質の原材料を使用し、人工添加物不使用です。

アメリカの愛犬家から評価の高い「「The Whole Dog Journal」で、最高品質と評価され続けていて、日本でも口コミの良い人気のフードです。

ただ、日本で人気の超小型犬にはややコスパが悪くて、体重9kgくらいの子だと6kg入りでも1ヵ月で食べきれるので、100g単価の安いサイズを購入できるようになります。

値段と安心安全のバランスが取れた良いフードですが、並行輸入品が出回っていたり、取扱店が多くて在庫管理に不安もあります。

正規品を扱うショップで温度管理した倉庫で保管したり、出荷予定品の賞味期限を公開しているショップもあるので、そういったショップを見つけると安心ですね。