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ヤグレーザー脱毛は痛すぎる?その理由や得られる効果・おすすめの人を解説

光やレーザー脱毛を受ける男性

ヤグレーザーは、ヒゲやVIOなどの濃く太い毛に高い効果を発揮するレーザーとして知られていますが、「痛すぎて無理だった…」という声も少なくありません。実際、他のレーザーに比べて強い痛みを感じやすいため、施術をためらう人もいるのも事実です。

この記事では、ヤグレーザーの痛みが強い理由や効果、さらにどんな人におすすめなのかについて解説していきます。少しでも痛みをやわらげる方法についても紹介するので、ヤグレーザーに興味はあるけど痛みに不安があるという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.ヤグレーザーとは

メンズ脱毛のようす

ヤグレーザー(YAGレーザー)は医療用レーザーの一種です。「ヤグ」は、イットリウム(Yttrium)、アルミニウム(Aluminum)、ガーネット(Garnet)の頭文字で、ヤグ結晶にネオジウム(Nd)を加えることでレーザーを発生させるため、正式には『Nd:YAG(ネオジミウム・ヤグ)レーザー』と呼ばれます。

脱毛をはじめ、歯周病の治療や肝斑、シミなどの美容医療でも活用されており、幅広い分野で使われているレーザーです。

ヤグレーザー以外にはどんなレーザーがある?

脱毛を行っているクリニックのホームページを見てみると、「〇〇レーザー使用!」といった表記を見かけることも多いので、名前だけは知っているという人も多いかもしれません。しかし、いったいどんな違いがあるのかよく分からないという人も多いのではないでしょうか。医療レーザー脱毛で使用されるレーザーにはヤグレーザーのほかに、「アレキサンドライトレーザー」と「ダイオードレーザー」があります。それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーは、医療レーザー脱毛で使用されるレーザーの中で最も波長が短いレーザーで、比較的浅い位置に作用します。メラニン色素に強く反応するため、太くて濃い毛や色素沈着の少ない肌に効果的です。そのため、色白で黒い毛が生えている日本人の肌に適していると言われています。脱毛以外にも、シミやそばかすを薄くする美容効果も期待できるとされるほか、ヤグレーザーと比べると痛みが少ないのもメリットです。

しかし、波長が短いため毛根が深い部位には十分に熱エネルギーが届かず、ヒゲやワキ、VIOなどの脱毛にはあまり向いていません。また、メラニンに強く反応するため、色黒の人や日焼けした肌には照射できないというデメリットもあります。

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間の波長を持ち、産毛から濃い毛まで幅広く対応できるという強みがあります。メラニン色素への反応も中程度であり、蓄熱式の照射方法であれば色黒の方やある程度の日焼け肌にも照射可能です。3種類のレーザーの中では痛みの感じ方も穏やかだとされています。

バランスが良く、広範囲の毛質に対応できる一方で、ヒゲやVIOなどの毛根が深い毛に対する効果はアレキサンドライトレーザーやヤグレーザーと比べて緩やかです。また、ダイオードレーザーの照射方法は蓄熱式(※)であることが多く、他のレーザーよりも脱毛効果を実感するまでにやや時間がかかる傾向にあります。

※バルジ領域にじわじわとダメージを与えて脱毛を促す方法

2.ヤグレーザーの痛みが強いのはなぜ?

脱毛の痛み対策

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ヤグレーザーは、医療レーザー脱毛で使われる3つのレーザーの中でも、特に「痛みが強い」と言われることが多いレーザーです。その理由には、ヤグレーザーの波長の特性や使用される部位など、いくつかの要因が関係しています。ここでは、痛みを感じやすくなる3つの主なポイントを解説します。

痛みの要因①波長が長く、肌の深部まで届く

アレキサンドライトレーザーが755nm、ダイオードレーザーが800~940nmであるのに対し、ヤグレーザーは1064nmと、3種類の中で最も波長が長いレーザーです。

波長が長いほど、熱エネルギーは皮膚の深部まで到達します。このため、ヤグレーザーは毛根が深くしぶとい毛の脱毛に適していますが、同時に皮膚の深部にある神経にも熱が届きやすく、痛みを強く感じやすくなるのです。

痛みの要因②毛根が深く、メラニン量の多い毛に使用される

ヤグレーザーは深部にある毛根まで届くため、ヒゲやVIOなど、根が深く太くて濃い毛に使われることが多いです。

これらの毛はメラニン色素を多く含んでおり、レーザーの熱エネルギーを強く吸収するため、結果として痛みも増しやすくなります

ヤグレーザーはアレキサンドライトレーザーほどメラニン色素に強く反応するわけではありませんが、対象となる毛の性質によって痛みが強くなるということです。

痛みの要因③痛みに敏感な部位に使用されることが多い

ヤグレーザーはその特性上、ヒゲやVIOなどの脱毛に適していますが、これらの部位は皮膚が薄く神経が密集しているため、痛みを感じやすいです。

そのため、他の部位以上にレーザー照射時の痛みを感じやすくなる傾向があります。

▼痛みを詳しく解説している記事
ヒゲ脱毛はどれくらいの痛さ?痛みを感じやすい箇所と痛みを軽減する方法

3.ヤグレーザーのメリット

メリット

ヤグレーザーには、他のレーザーと比べて特に優れている点がいくつかあります。ここでは、ヤグレーザーを選ぶメリットとして代表的な4つのポイントをご紹介します。

1.太くて濃い毛に効果的

ヤグレーザーは波長が長く、肌の深い部分にある毛根まで熱エネルギーを届けられるため、ヒゲやVIO、ワキなどのしぶとく太い毛に高い効果を発揮します。

2.色黒肌・色素沈着のある部位にも対応できる

アレキサンドライトレーザーは、メラニン色素に強く反応する性質上、色黒の方や日焼け肌には向いていません。しかし、ヤグレーザーは波長が長いことから表皮のメラニン色素に反応しすぎないため肌へのダメージが少なく、色黒肌や色素沈着のある部位にも照射することができます。

3.美肌効果が得られることも

脱毛によって毛穴が目立ちにくくなり、肌のキメが整って見えるといった美肌効果が得られることがあります。また、ヤグレーザーは波長が長く真皮層まで熱エネルギーが届くため、肌が刺激されてコラーゲンの生成が促され、ハリや弾力の向上につながる可能性もあります。

ただし、脱毛の施術で使用されているヤグレーザーは美容治療で用いられるヤグレーザーとは異なるため、美肌効果は副次的・限定的であると受け止めておくのが現実的です。

なお、ヤグレーザーはシミや肝斑といった治療にも用いられているため、シミ・そばかすにも効果的と言われることもありますが、脱毛の施術で使用されるものは脱毛効果に特化した出力や設定となっています。そのため、シミやそばかすの改善効果については、あまり期待しないほうがよいでしょう。

4.硬毛化のリスクが低い

硬毛化とは、レーザー照射後に毛がかえって太く濃くなってしまう現象です。特に背中やうなじ、上腕などの薄い毛は生えている部位に見られ、医療レーザー脱毛に限らず、光脱毛や家庭用脱毛機器でも生じる可能性があります。原因ははっきりとは分かっていませんが、中途半端な熱エネルギーが毛に刺激を与えることで、毛が活性化してしまうことが一因ではないかと考えられています。

ヤグレーザーは波長が長く、毛根にしっかり熱エネルギーを届けられるため、十分な熱ダメージを与えやすく、硬毛化のリスクが比較的低いとされています。ただし、ヤグレーザーは産毛や細い毛よりも、ヒゲやVIOなどの太くしぶとい毛に向いているため、もともと硬毛化が起こりやすい産毛に使用される機会はあまり多くありません。そういった意味でも、ヤグレーザーは硬毛化のリスクが低いとされているのです。

▼ヤグレーザーの効果を詳しく知る
ヤグレーザー脱毛はどんな人におすすめ?メンズ脱毛の効果や回数・他のレーザーとの違いを解説

4.ヤグレーザーのデメリット

デメリット

ヤグレーザーは、濃く太い毛や深い毛根にしっかり反応する優れたレーザーですが、メリットばかりではありません。レーザーの特性上、痛みや肌への刺激が強く出やすかったり、照射に時間がかかるといった点がデメリットとして挙げられます。ここでは、ヤグレーザーを検討する際に知っておきたい注意点を5つ紹介します。

1.痛みが強い

ヤグレーザー最大のネックとも言えるのが、「施術中の痛みが強い」ことです。高出力で照射する熱破壊式という照射方法かつ肌の深部に作用するため、強い痛みを感じるケースが多く、ヒゲやVIOなどの敏感な部位では「我慢できないほどの痛みだった」と感じる人も少なくありません。

クリニックによっては麻酔クリームや笑気麻酔を使用することも可能ですが、その場合、別途費用がかかることが多いため、あらかじめ確認しておきましょう。

2.照射後に赤みが出る場合も

ヤグレーザーは高出力で肌の深部まで熱エネルギーを届けるため、照射後に赤みやヒリつき、軽い腫れなどの反応が出ることがあります。通常は数日で自然に治まりますが、肌が敏感な方はやや強く反応することがあるため、アフターケアをしっかり行うことが大切です。

3.産毛や細い毛には不向き

ヤグレーザーは太くて濃い毛に対して高い効果を発揮しますが、メラニン色素が少ない産毛や、毛根が浅い細い毛には反応しにくいことがあります。特に、顔全体の産毛を減らしたいという場合は、他のレーザーや蓄熱式の脱毛機器のほうが効果的とされているため、脱毛したい部位によっては別のレーザーや照射方法を検討することが大切です。

4.照射範囲が狭く、時間がかかる

ヤグレーザーは照射口が比較的小さめの機種が多く、1回あたりの照射範囲が狭いため、広い範囲を施術する場合は時間がかかることがあります。そのため、基本的にはヒゲやワキ、VIOなどの比較的狭い範囲での施術に使われることが多いです。

5.取り扱っているクリニックが少ない

ヤグレーザーは導入しているクリニックは比較的少ないため、希望するクリニックでは対応していないケースもあります。ヤグレーザーでの施術を希望する際は、事前に取り扱いの有無を確認することが大切です。

5.ヤグレーザーがおすすめな人とは?

脱毛の流れ

ヤグレーザーのメリット・デメリットを踏まえると、ヤグレーザーは以下のような人に特におすすめです。

✓ ヒゲやVIOなどの根深い毛をしっかり減らしたい人

ヤグレーザーは毛根が深い部位に高い効果を発揮するので、しぶとい毛の脱毛を検討している人にピッタリです。

✓ 他のレーザーであまり効果が出なかった人

過去にアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーで効果を感じにくかった人でも、ヤグレーザーでは効果を実感しやすいことがあります。

✓ 色黒肌や色素沈着がある人

表皮のメラニン色素に反応しにくいため、色素が多めの肌にも比較的安全に照射できます。

✓ 長期的な脱毛効果を求めている人

熱破壊式のレーザーで毛根にしっかりダメージを与えるため、持続性の高い脱毛効果が期待できます。

ヤグレーザーは「痛みは強いけれど、その分しっかりと効果を実感できる」と感じる人が多く、効果重視で脱毛に取り組みたい方には特におすすめです。

ただし、ヤグレーザーをはじめ、脱毛で使用されるレーザーはメラニン色素に反応するため、白髪には効果がありません。脱毛したい部位に白髪が多いという場合は、医療ニードル脱毛を検討しましょう。

6.ヤグレーザー脱毛の痛みを和らげるための対策

ヒゲを気にする男性

ヤグレーザーは太くて濃い毛に高い効果が期待できる一方で、「痛みの強さ」が大きな懸念点です。ヒゲやVIOなどを脱毛したけど、痛みに弱いという人は不安が残りますよね。少しでも施術時の痛みを軽減するにはどのような対策があるのでしょうか?

1.麻酔を使用する

多くのクリニックでは、麻酔クリームや笑気麻酔などのオプションを用意しています。痛みに不安がある方は、遠慮せずに相談してみましょう。

ただし、麻酔をしていても痛みを感じるという声は多いです。どうしても心配な場合は、テスト照射をしてもらい、痛みの度合いを事前に確認しておくと不安が軽減されるかもしれません。

2.痛みを軽減できる機能を備えた脱毛機器を選ぶ

ヤグレーザーを搭載している脱毛機器の中には、冷却ガスや冷風を照射と同時に噴射し、痛みを和らげる機能を備えたものもあります

痛みに弱い方は、こうした冷却機能付きの脱毛機器を導入しているクリニックを選ぶと、より快適に施術を受けられるでしょう。

3.日頃から保湿を行う

肌の状態を整えておくことで、痛みの感じ方が大きく変わってきます。肌が乾燥していると、レーザーの熱を敏感に感じやすくなり、痛みが強くなる傾向があるため、日頃から保湿を心がけましょう。脱毛前後も念入りにスキンケアを行うことが大切です。

▼痛みの対策を詳しく知りたい人はこちら
医療脱毛は痛み止めを服用しても大丈夫?避けるべき薬と施術中の痛みを和らげるための対策

7.特徴を理解して適したレーザーを選ぼう

アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、ヤグレーザーにはそれぞれ得意な毛質や対応できる肌の状態が異なります。そのため、自分の希望に合わせたレーザーを選ぶことが効率よく脱毛を進めるカギとなるでしょう。

中でもヤグレーザーは、しぶとい毛に高い効果を発揮するため、特にヒゲやVIOの脱毛に向いています。濃いヒゲにお悩みの方はヤグレーザーでの施術を検討してみるとよいかもしれません。ただし、痛みを感じやすいため、不安な方は麻酔やテスト照射などで対策をしながら施術を受けるのがおすすめです。

「多少の痛みよりも脱毛効果を重視したい」という方には、ヤグレーザーは非常に頼れる選択肢となるでしょう。自分の肌や脱毛したい部位の毛質に合ったレーザーを選んで、納得のいく脱毛を実現してください。

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