タイミーとシェアフルのスペック比較
タイミーとシェアフルは、スキマ時間を有効活用できる人気のスキマバイトアプリです。
どちらのアプリを選ぶかは、ワーカーの居住地域や希望する仕事の職種にもよりますが、両方を併用することで効率よく稼げます。
今回はそれぞれを比較します。
タイミー | シェアフル | |
サービス開始 | 2018年8月10日 | 2019年2月20日 |
上場 | 2024年7月26日 東京証券取引所に新規上場(IPO) | 非上場 |
対応エリア | 全国 | 全国 |
主な職種 | 軽作業、配達・運転、販売、飲食、 オフィスワーク、イベント・キャンペーン、 専門職、接客、エンタメ | オフィスワーク、配達、小売店、 飲食店、軽作業など |
契約方式 | 直接雇用契約 | 直接雇用契約 |
アプリ利用料金 | 無料 | 無料 |
交通費 | 各企業が設定 | 一律固定払い 上限金額の支給 支給なし |
法人登録数 | 登録事業者数(企業数)159,000事業者 登録事業所(拠点数)335,000事業所 ※2024年12月時点 | 約5.5万件が法人登録 |
アプリDL数 | アプリDL:1,000万人 (2025年1月現在) | アプリDL:850万 (2024年12月現在) |
口コミ・評判 | 有り | 有り |
特徴 | バッジ機能 | 日給が高い |
タイミーとシェアフルの違いを以下5つの項目にわけて詳しく解説します。
- 対応エリア
- 対応職種
- 交通費
- 企業の口コミ、評判
- 特徴
タイミーとシェアフルのどちらを利用するべきか検討している人にわかりやすくまとめたので、参考にしてください。
タイミーとシェアフルは、都市部での求人数に大きな差はありません。
しかし、地方都市の求人数は、タイミーの方が豊富に掲載されています。
どちらのアプリにするかは、希望する仕事の種類や住んでいる地域によって変わってきます。
タイミーはコンビニや飲食業、物流など、身近な業種の求人が豊富です。
特に短期で働きたい人や未経験から始めたい人におすすめです。
シェアフルはオフィスワークに特化した求人が特徴で、コールセンターや営業事務など、さまざまな種類のオフィスワークの仕事を見つけられます。
専門的なスキルを活かしたい人や、オフィスワークの経験を積みたい人におすすめです。
どちらのアプリを選ぶかは、希望する職種や持っているスキルによって変わってきます。
短期でさまざまな仕事に挑戦したい場合はタイミー、特定の職種で働きたい場合はシェアフルがおすすめです。
タイミーとシェアフルでは、交通費の支給方法にも違いがあります。
タイミーの場合、交通費は各企業で設定する仕組みとなっています。
ただし、企業によっては全額自己負担となる場合もあるので、求人を探す時に注意が必要です。
そのため、タイミーで働く場合は、自宅から比較的近い職場を選ぶ傾向にあります。
シェアフルでは、交通費の支給方法が企業によって異なります。
交通費支給のパターンは以下のとおりです。
- 一律固定支給
- 上限金額の支給
- 全額自己負担
全額自己負担または一律固定支給の企業が多いのが現状です。
一部の企業では、交通費の上限金額を設定し、より遠方の職場にも働きに行けるように配慮しているケースもあります。
交通費を重視する場合は、事前に求人情報で交通費の支給条件を確認するようにしましょう。
タイミーとシェアフルでは、働いたことがある企業の口コミや評判を投稿できるレビュー機能が充実しています。
これらのレビューは実際にその企業で働いた人の生の声を聞くことができ、職場環境や仕事内容について理解し、応募の参考にしているワーカーも多いです。
タイミーは過去のワーカーによる評価実績が「Good率」という形で数値化されており、一目でその企業の評判を把握できます。
シェアフルでは「また働きたい職場か」という質問に対して、笑顔や中立、残念といった顔文字で評価しています。
笑顔が多いほど、働きやすい環境である可能性が高いといえるでしょう。
どちらのアプリも、企業の口コミや評判を参考に、自分に合った職場を選べます。
そのため、ミスマッチが防げ、快適に働ける可能性が高いです。
タイミーの大きな特徴は求人数の多さと、即日払い(※)という2つです。
さらにタイミーには、ワーカーのスキルや実績を可視化するバッジ機能があります。
企業からのレビュー時に認定された業務内容に応じてバッジが獲得できます。
バッジの種類は、ホールやレジなど、仕事の内容によってさまざまです。
バッジを獲得すると、自分のスキルに合った仕事を見つけやすくなり、以下の条件のうち1つを満たすと、時給が地域平均よりも高い募集の「バッジ限定 お仕事リクエスト」を受け取れるようになります。
・3店舗以上から認定を受ける
・5回以上の認定を受ける
(どの店舗からの認定でも対象です)
一方、シェアフルではフルタイムの求人も数多く見られ、利用者からは平均時給が約1200円程度という声も聞かれます。
本業が休みの時間に、しっかり稼ぎたい人や、まとまった収入を得たい人におすすめです。
タイミーは短時間の仕事やスキマ時間を有効活用したい人、さまざまな種類の仕事に挑戦したい人に向いています。
シェアフルはフルタイムで安定して働きたい人や高時給の仕事を探している人に向いています。
(※)下記に該当する場合は、振込申請後からお受け取りまでに時間がかかることがございます。
・ご登録された銀行口座の情報に誤りがある
・ご利用銀行の規定メンテナンス期間
・土日祝日や大型連休、年末年始の場合
タイミーのメリット・デメリット
タイミーは、アプリダウンロード数1,000万人を誇る人気スキマバイトアプリです。
多くの人がスキマ時間を利用して働いているタイミー。
メリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
メリット1.求人件数NO.1の実力
タイミーはスキマバイトサービスの中でも圧倒的な求人数があります。
特に都市部ではさまざまな仕事を見つけられます。
地方都市においても、小売業や接客業などの求人が豊富に用意されていて、他のアプリに比べて選択肢が広いのが特徴です。
ただし、地方都市では都市部に比べて少ない傾向があります。
メリット2.充実したレビュー機能
勤務後に勤務先をレビューする機能が充実しているため、働く前に職場の雰囲気や仕事内容を事前に把握できます。
また、会員登録前に求人やレビューをチェックできるので、自分に合った仕事を見つけやすいのも魅力です。
メリット3.即日入金
勤務後すぐにアプリ内のウォレットに入金され、銀行振込の手続きをすれば、基本的には手数料無料で即日に給料を受け取れます。(※)
急な出費にも対応できるため、非常に便利です。
(※)下記に該当する場合は、振込申請後からお受け取りまでに時間がかかることがございます。
- ご登録された銀行口座の情報に誤りがある
- ご利用銀行の規定メンテナンス期間
- 土日祝日や大型連休、年末年始の場合
デメリット1.昇給はない
タイミーは短時間のスキマバイトに特化しているため、長時間勤務による高収入よりも、スキマ時間を有効活用できる求人が中心です。
募集内容よりも時給が高くなるということはありません。
デメリット2.ペナルティ制度
仕事をキャンセルや遅刻など、ルール違反をするとペナルティポイントが加算され、一定数のペナルティポイントがたまった場合は利用制限があります。
タイミーは求人数の多さや即日入金などの多くの魅力を持つ一方で、高収入の求人が少ない、ペナルティ制度があるといったデメリットも存在します。
タイミーを利用するときには、これらのメリット・デメリットをしっかりと理解し、ライフスタイルや働き方にあった仕事を選ぶのが大切です。
シェアフルのメリット・デメリット
シェアフルは、オフィスワークを中心とした幅広い職種を取り扱う、人気スポットバイトアプリです。
高時給の求人が多く、特にオフィスワークに特化しているのが特徴です。
1日だけの単発バイトから、1ヶ月以上の長期雇用の求人もあり、自分のスケジュールに合わせて働けるシェアフル。
シェアフルのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
メリット1.豊富な職種
オフィスワークだけではなく、軽作業、配達、小売業、飲食業など70種類以上の幅広い職種がそろっています。
特に事務作業やデータ入力など特別なスキルがなくても始められる求人が豊富です。
メリット2.高時給
利用者からは平均時給が1,200円程度という声が聞かれ、他のスポットバイトアプリに比べて、給与設定は高めに設定されているようです。
日給1万円以上の求人も多く、短時間で効率的に稼ぎたい人にはおすすめです。
メリット3.オフィスワークに特化
シェアフルは、オフィスワークに特化した求人を多く掲載しています。
コールセンターやデータ入力といった一般的な事務作業はもちろん、英語を使った事務作業など、スキルを活かせる仕事が見つかるかもしれません。
接客業や体力仕事が苦手な人でも、オフィスで快適に働きたい人におすすめです。
デメリット1.競争率が高い
人気の求人は応募者が多く、なかなか採用されない場合があります。
特に高時給の求人はすぐに募集が締め切られることが多いため、こまめな求人のチェックが必要です。
デメリット2.求人の地域に偏り
一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に集中していて、地方都市の求人はまだ少ないです。
シェアフルは、オフィスワークを中心に幅広い職種が掲載されていて、高時給の求人が多いという声があるスポットバイトアプリです。
しかし、競争率が高いのと、求人の地域に偏りがあるなどのデメリットもあります。
シェアフルを利用するときには、メリットとデメリットを理解し、希望に合った求人を探しましょう。
タイミーとシェアフルに関連する質問
タイミーとシェアフルに関連する質問をまとめました。
- Qタイミーとシェアフルはどっちが稼ぎやすい?
- A
1日にどのくらい稼ぎたいかによって、どちらを選ぶか決まります。
タイミーは時給は比較的低めですが、求人数が豊富で、即日勤務しやすいという特徴があります。
そのため、短時間で効率的に稼ぎたい人や、未経験から始めたい人におすすめです。シェアフルは時給が高めという声もあり、長時間勤務の求人も多いため、まとまった金額を稼ぎたい人に向いています。
ただし、求人数はタイミーに比べて少ないため、希望する条件の仕事が見つかるまで時間がかかる場合があります。どちらのアプリを選ぶか迷った場合は、
求人数 多くの仕事の中から選びたい場合はタイミー 時給 高時給の仕事を探したい場合はシェアフル 勤務時間 短時間勤務の場合はタイミー
長時間勤務の場合はシェアフルなどを比較検討し、自分の状況に合ったアプリを選びましょう。
- Qタイミーやシェアフルに危険な仕事は掲載されていませんか?
- A
タイミーやシェアフルでは、安全性に配慮し、危険な仕事は原則として掲載されていません。
両社とも、掲載される求人について一定の審査を行っており、労働基準法に違反するような内容の求人は掲載しないように努めています。しかし、すべての求人が完全に安全であるとは限りません。
例えば、屋外での作業や体力的な負担が大きい仕事など、ある程度の危険が伴う場合もあります。
また、まれに企業側の情報が正確でない場合や、働き始めてから問題が発生する場合も考えられます。
- Qシェアフルやタイミーで働いたら、確定申告が必要?
- A
年間の収入が一定額をこえると、確定申告の必要になる場合があります。
年収103万円以下の場合タイミーやシェアフルで得た収入を含めた年間の所得が103万円以下であれば、原則として確定申告は不要です。
会社員で年間20万円以上の場合タイミーやシェアフルで得た収入を含めた年間の所得が103万円以下であれば、原則として確定申告は不要です。
タイミーやシェアフルで働く場合、年間の収入額によって確定申告が必要になるかどうか異なります。
自分の収入状況を把握し、確定申告が必要かどうか判断しましょう。
- Qタイミーとシェアフルの掛け持ちはできる?
- A
タイミーとシェアフルの掛け持ちはできます。
両アプリとも原則として1日に働ける仕事は1件ですが、時間をずらして両方のアプリを利用すると効率よく稼げるでしょう。
例えば、シェアフルで午前中に、タイミーで午後に働くといった具合です。
タイミーとシェアフルの掛け持ちは収入アップやスキルアップにつながる可能性がありますが、同時に、スケジュール管理や体力的な負担といったデメリットもあります。
掛け持ちをするときは、メリットとデメリットをしっかりと理解し、自分の状況に合わせて判断しましょう。
- Qタイミーやシェアフルのような単発バイトアプリはある?
- A