スイスの時計ブランド「ゼニス(ZENITH)」と、日本の吉田カバンが展開するブランド「ポーター」がコラボレーション。「旅」をテーマに、ゼニスの腕時計(2モデル)が登場する。
今回の限定コラボレーションモデルは、「パイロット オートマティック ポーター エディション」(149万6,000円)と、「パイロット ビッグデイト フライバック ポーター エディション」(204万6,000円)の2本。世界限定500本ずつだ。
10月23日から東京の伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージと大阪の阪急うめだ本店1階 コトコトステージ11、東京のPORTER OMOTESANDOにて先行発売。10月25日からはゼニス オンラインブティック、10月26日からはゼニス ブティックおよび一部の正規販売店にて販売を開始する。
これらの時計は、ポーターがデザインしたショルダーバッグに収納して届けられる。バッグの内外には小物や工具などを入れる多数のポケットがあり、バッグとしての機能性も十分。外側はポーターらしいカーキ、内側はゼニスのための特別仕様となるシグネチャーブルーで仕上げている。加えて、ポーターとゼニスのロゴをデザインしたオリジナル巾着が付属。
2本の時計は、モデル名にもあるようにゼニスのパイロットコレクションから。パイロットコレクション2023年にゼロから再設計され、機能性・操作性・耐久性・視認性・実用性などを受け継ぎつつ、現代的なデザイン要素を融合して生まれ変わった。限定モデルでは、そこにポーターの特徴的なタッチを加えている。
パイロット オートマティック ポーター エディション(49.4001.3620/63.I001)
ポーターのカーキトーンを思わせるカーキセラミックによるケースや、フラットトップのラウンドベゼルが目を引く3針モデル。ウェーブ状の溝を刻んだ質感の文字板は、古い航空機の波型メタルシートをイメージしたもの。文字板もカーキトーンでまとめ、ゼニスとポーターのロゴを配置している。
時分針に使われている鮮やかなオレンジにも注目。フライトジャケットの裏地(救助時の視認性を高めるため)に由来するというこのオレンジは、カーキと並ぶポーターのシグネチャーカラーの1つでもある。また、針やインデックスにはスーパールミノバ(蓄光塗料)を用い、6時位置の日付窓にあしらわれた白いフラットな線(夜光アワーマーカー)は、飛行機の人工水平儀を連想させる。
ストラップは2本を付属。1つは、光沢が美しいポーターのナイロンファブリックを使用したカーキナイロンストラップ。オレンジのベルクロディテールに、ポーターのロゴを取り合わせている。もう1つは、コーデュラ・エフェクトを施したカーキラバーストラップ。ストラップは工具を使わずに付け替えられる。
- ケース素材:カーキセラミック
- ケースサイズ:40mm
- 風防:ドーム型サファイアガラス(両面無反射コーティング)
- ストラップ:コーデュラ・エフェクト カーキラバーストラップ、およびカーキナイロンファブリックストラップ
- 裏ぶた:サファイアガラス(シースルーバック)
- 防水性能:10気圧
- ムーブメント:エル・プリメロ 3620
- パワーリザーブ:約60時間
パイロット ビッグデイト フライバック ポーター エディション(03.9500.3600/01.I001)
上記の「パイロット オートマティック ポーター エディション」と同様に、カーキベースのカラーリングにオレンジの差し色が映える。自社製の高性能な自動巻き機械式クロノグラフムーブメント「エル・プリメロ 3652」を搭載し、パイロットが要求するビッグデイト機能とフライバック機能を備える。パイロットモデルとして特別に製作されたという1本だ。
ダイヤルのレイアウトは、3時位置のインダイヤルに30分カウンター、9時位置のインダイヤルにスモールセコンド、6時位置にビッグデイト(日付)、中央に時分針とクロノグラフ針。裏ぶたはサファイアガラスのシースルーバックとなり、ポーターのロゴがのぞく。また、オリジナルのカーキナイロン ベルクロストラップと、スチール製フォールディングバックル付きコーデュラ・エフェクトのカーキラバーストラップが付属する。
- ケース素材:カーキセラミック
- ケースサイズ:42.5mm
- 風防:ドーム型サファイアガラス(両面無反射コーティング)
- ストラップ:コーデュラ・エフェクト カーキラバーストラップ、およびカーキナイロンファブリックストラップ
- 裏ぶた:サファイアガラス(シースルーバック)
- 防水性能:10気圧
- ムーブメント:エル・プリメロ 3652
- パワーリザーブ:約60時間