日々多くの高級時計が取引されるヤフーオークション。この度2015年から2025年までの11年間における各年1月に注目し、高級腕時計の取引数と平均落札額の推移を調査した。
なお、データは国内インターネットオークションの売買データを分析する「オークファン」が提供する、オークファンプロPlusを使用して抽出している。
調査の結果、ジュエリーや結婚指輪なども展開するフランスのブランド「カルティエ」の腕時計は、全体的に取引数が増加している傾向があることが判明。2015年1月に取引数件が434件と最低件数を記録したが、2016年には515件、2017年には452件、2018年には480件、2019年には507件と増減を繰り返しながらも徐々に増えている。取引件数のピークは2023年の974件だった。
平均落札額に関しては、約11万円~15万円で推移しており、この度2025年に最高額となる15万5,810円に到達した。カルティエの腕時計は今が売り時なのかもしれない。今後の中古市場の動向にも注目だ。