古川琴音が新ミューズに! 新しく生まれ変わるマキアージュはどのように変化するのか

資生堂のトータルメイクアップブランド「マキアージュ」は、2025年8月にブランド誕生20周年を迎えるにあたり、新たなブランドメッセージ「きれいは、みんなで進んでく。」を掲げることを発表しました。

新ミューズの古川琴音さんが登壇した「新マキアージュ発表会」で、マキアージュがどのようなブランドに生まれ変わるのか聞いてきたので、その内容をレポートします。

新マキアージュ発表会

「憧れ」のマキアージュから「一緒に『きれい』を作り出す」マキアージュへ

日本のメイク市場のリーディングブランドであり、そして資生堂を代表するメイクブランドの一つであるマキアージュ。ブランド誕生以来、常にその時代のビューティーの常識を打ち破る、一歩先のビューティーのあり方を提案してきました。

資生堂ジャパンのマキアージュブランドディベロップメントグループブランドマネージャーの榊原萌々氏は、「今までのマキアージュは、まさに『憧れ』のビューティーを高い品質の商品とともに提供してきたと自負しています」と話します。

榊原萌々氏

その一方で、時代は変わりつつあり、「ビューティーの多様化」が進むように。SNSが普及したことで、ブランドからの画一的な「憧れ」の提示だけではなく、友人同士そしてSNSでのコミュニケーションを通して、メイクの悩みを相談し合い、互いに肯定して高め合う相互交流によって、新しいビューティーが作られるようになってきています。

マキアージュはこの傾向をメイクの「エンハンス文化」と定義し、このエンハンス文化こそが、まさにメイクカテゴリーの新たな文化だと捉えているのだそう。メイクのトレンドは、メーカーやブランドが一方的に作り出すものではなく、生活者自らが作り出すものになってきているようです。

これからのマキアージュは、「マキアージュ対生活者」という構造ではなく、生活者の輪の中に一緒に入り声を聴きながら、互いに教え合い、そして高め合う関係性を築くことで、「一緒に『きれい』を作り出す」ブランドに生まれ変わるといいます。

新ミューズの古川琴音、SNSでのアドバイスを参考にしたメイクで登場

マキアージュが生まれ変わるにあたって新ミューズに起用されたのが、俳優の古川琴音さん。

古川琴音さん

新ミューズに起用された今の気持ちを司会から聞かれると、「本当に長い間多くの方々に愛されてきたブランドだと思うので、そのミューズにご指名いただいたというのはとても光栄なことだし、恐れ多くて、本当にドキドキ(している)としか言いようがないです」と話し、「新しくなったマキアージュの魅力を誠心誠意、精一杯、等身大でお伝えできたらいいなと思っています」と意気込みを語りました。

新しいマキアージュのコンセプトについては、「やっぱり『きれいは、みんなで進んでく。』っていうこの言葉が、本当に今の時代にぴったりだなと思っていまして…」と共感しており、SNSなどでのコミュニケーションを通じてできた、「周りと高め合いながらきれいを目指す」という新しい文化を素敵なことだと捉えているのだそう。

SNSでのアドバイス参考にしたという当日のメイク

そして今回のメイクは、SNSで募集したメイクのアドバイスを参考にしたのだとか。「本当に些細な違いなんですけど、もうちょっとアイラインを長くするとか、リップの色をいつも使っていない色にしてみるとか、この些細な違いで顔の印象がこんなパッと変わるものなんだっていうのを再認識しました」と話し、いつもと違うメイクで新しい自分に出会えたと喜んでいる様子でした。