女性同士でも相談しにくいお胸の気になるお悩み。筆者がこれまで数千人のお胸とお尻のケアに携わってきたら経験から、それぞれのお悩みの原因と、その改善策についてお届けします。今回は、バストの"スキンケアの大切さについてです。

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■今回のお悩み
「スキンケアをする時、バストまでした方がいいのでしょうか」(30歳、専業主婦)

  • バストも"スキンケア"をするべき?


年齢とともに減少する女性ホルモンの影響を受け、バストは張りや弾力が低下します。第4回でご紹介したマッサージは、バストに女性ホルモンや栄養を届け、内側から張りや弾力を高める効果が期待できます。

さらに、バスト表面はお顔と同じ皮膚になるので、外からのスキンケアも重要となります。乾燥が続く冬、バストの張り弾力をさらにアップするスキンケア法をご紹介します。

バストの保湿は必要なの?

サロンでお客様のケアをさせていただく中でも、バストが乾燥している女性がとても多い事に気が付きます。保湿についてお話を伺うと、ボディやお顔には化粧水やクリームなどで保湿を行っているのに対し、「バストに何を使ったらいいのか分からないので、何もしていない」とおっしゃる方がほとんどです。

しかし、バストの表面が乾燥する事で、しぼんだ印象にもなりやすく、さらには重さや形をキープする力も弱まってしまいます。バスト表面の皮膚は天然のブラジャーという意識を持って、保湿を欠かさないようにしましょう。

保湿にはバスト専用を使った方がいいの?

ケア用品についても多くのご質問をいただきます。基本的にはバスト用のマッサージクリームを使う事をおすすめしますが、お手元にない場合、刺激の強いものでなければボディやお顔用を使っても大丈夫です。

お顔に化粧水などを付ける際に、デコルテからバストまで一緒に保湿を行いましょう。特に入浴後は体温の上昇とバリア機能の低下から、皮膚の乾燥が進みやすい状態になっています。

後回しにしてしまいがちなバストケアも、お顔と同じタイミングで行う事で、乾燥の予防に繋がります。お風呂上がり”3分以内”の保湿を心掛けましょう! その際、化粧水などのローションのあとは、乳液やクリームでさらに蓋をしていきましょう。

潤いアップのスペシャルケアの仕方は?

毎日の保湿と併せて行いたいのが、潤い力をさらに上げるスペシャルケアです。バストに元気がないな、張りや弾力・艶が低下してきたな、と感じる時には、オイルパックをおすすめします。

手順としては、ローションなどで保湿したバスト全体に、ホホバオイルなど天然の植物オイルを塗ります。上からラップをしたら、さらにその上からホットタオルで温めます(ホットタオルは濡らして絞ったタオルを電子レンジで加温すると簡単につくれます)。

タオルが冷め始めたらラップを取り、表面に残ったオイルでバストを優しく撫でるようにマッサージをするとさらに効果的です。オイルが浸透することで、バスト全体がふっくらした仕上がりになるので、乾燥が進みやすいこの季節、スペシャルケアとしてぜひお試しください。

生理前にバストの張りや痛みを感じやすい場合は、オイルパックは生理後の時期に行うようにしてください。

お顔と同じようにバストも乾燥します。そのままにしておくとエイジングも進行しやすくなるので、毎日の保湿を忘れずに行ってみてくださいね。潤いがアップすることで、バストの質感もグッと上がってきます。

執筆者プロフィール:中村ひろ美

女性の心と身体を整える女性専用バスト&ヒップケアサロン「THE BEAUTIFUL」代表。
各種メディアにて出演・監修・執筆を手がける。
全国で「バスト&ヒップケアレッスン」「美ホルモン塾」などの講演会や講座も行う、女性ホルモン・バストケア・ヒップケアが専門分野の美容家セラピスト。