今年も「@cosmeベストアワード」から2024上半期新作ベストコスメアワードが発表されました。新作コスメから選ばれたTOP10とは?

  • @cosmeベストアワード2024上半期新作ベストコスメ総合TOP10

「@cosmeベストアワード」は、実際に商品を使用した@cosmeメンバーから寄せられたクチコミ投稿をベースに、今、生活者が支持している商品を表彰するアワード。なかでも「上半期新作ベストコスメ」は、この半年間に発売された新商品を対象としており「@cosmeベストコスメアワード」の上半期における新人賞となっています。

@cosmeベストアワード2024上半期新作ベストコスメ総合TOP10

総合大賞 アテニア「スキンクリアクレンズオイルアロマタイプ」
第2位 コスメデコルテ「ルースパウダー」
第3位 ロージーローザ「マルチファンデパフ2P」
第4位 KANEBO「ルージュスターヴァイブラント」
第5位 ルルルン「ルルルンハイドラEXマスク」
第6位 花王「SOFINA iP ベースケアセラム<土台美容液>」
第7位 ラロッシュポゼ「フロッシュボゼ シカプラストリペアクリームB5+」
第8位 資生堂エリクシール「デーケアレポリューショントーンアップSP+aa」
第9位 ルルルン「ルルルンピュアエプリーズ」
第10位 カネボウ化粧品「ケイト ポッピングシルエットシャドウ」

大賞受賞の理由は?

  • 総合大賞「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ」

2024上半期新作ベストコスメアワード大賞はアテニア「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ」。4年ぶりにリニューアルし、角層ケアまで叶えるクレンジングに進化した国産・中価格帯ブランド「アテニア」のクレンジングオイルが総合大賞を受賞しました。

リニューアルを機に110円値上げするも、ユーザーからも肯定的な声が寄せられ、プチプラとしては1,980円「リッチ」さはありますが、中価格帯としては「お得」いう絶妙な価格設定がユーザーの気持ちを掴んだことがポイントに。

  • アイスタイル代表取締役社長・COO遠藤氏(左)、アテニア代表取締役社長保坂氏(右)

さらに、リニューアルしたことで、硬くなった角質を柔らかくする成分を配合し、古い角質汚れを除去して、次に使うスキンケアの浸透を高めてくれる美容クレンジングに進化。クチコミ評価では柑橘系アロマの香りも楽しめると評価が寄せられています。

中価格帯コスメ(ミドルコスメ)が躍進

総合大賞のアテニア「スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ」(1,980円)やSOFINA iP「ベースケア セラム〈土台美容液〉」(2,970円)、ラ ロッシュ ポゼ「シカプラスト リペアクリーム B5+」(2,970円)、エリクシール「エリクシール デーケアレボリューション トーンアップ SP+ aa」(3,410円)など、中価格帯のコスメ(ミドルコスメ)がTOP10に4つもランクイン。

円安や値上げの影響から、価格に対してパフォーマンスをシビアに判断する傾向が強まり、スキンケアアイテムでは中価格帯の商品が選ばれるように。同社ではこれを「中価格帯コスメの逆襲」と呼んでおり、今後より注目が高まりそう。

メイクアイテムは、プチプラ、高価格帯と2極化しているものの、スキンケアカテゴリにおいて中価格帯ブランドの需要が更に拡大することで、「ミドルコスメ」というワードもプチプラやデパコスのように定着し、新たなコスメのジャンルとして確立していくかもしれません。

国産ブランドへの支持が集まる

2024年上半期新作ベストコスメ 総合TOP10のうち、国産ブランドが9商品ランクイン。これは2017年の上半期ベストコスメアワード総合TOP発表開始以来最多になるとのこと。

@cosme リサーチプランナーの分析によると、この背景の一つに「主に外資系ラグジュアリーブランドの相次ぐ値上げ」が影響しているそう。クチコミでも国産品質への信頼感の高まり、パッケージの使いやすさなど、国産への評価が集まっているそう。

円安、値上げの影響から国産商品を積極的に購入していく姿勢も見られ、国産ブランドへの注目はこれからも続きそうです。

@cosmeでは、店舗、オンラインショップで今回の受賞商品を販売中。上半期のベスコスをぜひチェックしてみてくださいね。