猛暑と同時に、強い紫外線に悩まされる夏。みなさんはどのようなUVケアをしていますか? 実は、UVケアは季節によって変える必要があるんだとか。そのワケやお手入れ方法についてシオノギヘルスケアの担当者に話を伺いました。
■UVケアを季節によって変える必要性
――なぜ夏と冬でUVケアを変える必要があるのでしょうか?
降り注ぐ紫外線量は年間を通して変動があり、5月頃から急激に増え、7・8月をピークに徐々に減る傾向があります。さらに10月以降は紫外線量は減り、12・1月は、最大時期の1/3以下となります。
つまり同じ時間、日光に当たっても、浴びる紫外線に違いがあるということです。UVケアにおいては紫外線量が多い時期は、より紫外線を防ぐ必要があるといえるでしょう。
■夏と冬のUVケアの違い
――夏と冬のUVケアはどう違うのでしょうか?
紫外線量の変化と同様に湿度の変化も重要で、紫外線量の減る9月以降は乾燥が進み、湿度50%以下の日が1か月の大半を占めてきます。乾燥は肌のバリア機能低下の原因となり、肌トラブルの要因となりますので、乾燥対策に重点を置く必要があるといえます。
湿度が高く紫外線量の多い春夏には紫外線を防ぐ対策を中心に、乾燥が進み紫外線量が比較的少ない秋冬には日常の紫外線対策に加え、保湿ケアに注意を払うのがおすすめです。
――どのタイミングで切り替えるのが良いのでしょうか? 目安はありますか?
お住まいの地域にもよりますが、湿度と気温、紫外線量の変化をもとに、紫外線量の増えるタイミングでUVケアを強化し、紫外線量が減り湿度が下がるタイミングで保湿ケアを強化する、などして切り替えるのが良いでしょう。