&beは3月9日、アイシャドウやリキッドルージュなど5つの新商品の販売を全国でスタートします。発売に先立ち開催されたメディア向け発表会にはブランドプロデューサーを務める河北裕介氏が登壇し、新アイテムを取り入れた「トレンドメイクのコツ」を解説。河北氏直伝のメイクのコツと共に、新商品を紹介します。

  • &be ブランドプロデューサー 河北裕介氏

「パレットアイシャドウ」2色の新色が追加

  • 「パレットアイシャドウ」新色 左: フォーシーズンズ、右: グラムロック(各3,300円)

&be商品の中でも人気が高いというパレットアイシャドウ(各3,300円)から、今回2色が登場します。どちらも天然色素のミネラルだけで調色されていて、石鹸オフが可能となっています。

パレットアイシャドウ 「フォーシーズンズ」(3,300円)

  • 「パレットアイシャドウ / フォーシーズンズ」(3,300円)

まずひとつめは、ニュアンスアースカラーを詰め込んだという「フォーシーズンズ」。日本人の肌になじみやすい"イエロー"とトレンドカラーの"ピンク"に、締め色として使えるカーキとブラウンがセットです。

アイシャドウを塗るときに大事なポイントは、「アイシャドウを塗る前に目元をパウダーでおさえること」だと話す河北氏。「目元は滑りやすかったり油分が多く、そのままアイシャドウを塗ると滑ってしまいます。まずはパウダーでしっかりおさえましょう」(河北氏)。きれいな発色に加えヨレ防止にもなるので、ぜひこのひと手間は大事にしたいところですね。

また、目元に塗る前に一度手の甲に落とし、余分な粉をはぶくこともポイントのひとつだそう。アイシャドウの色を混ぜる時も、手の甲をパレット代わりにして調色していると話します。

  • 「フォーシーズンズ」で仕上げたアイメイク。向かって左目がイエローベース、右目がピンクベース。

発表会では「フォーシーズンズ」を使ったイエローベースのアイメイクと、ピンクベースのアイメイクが紹介されました。締め色はどちらのパターンも、カーキとブラウンを手の甲で混ぜて目のキワに塗るのがおすすめとのことです。

パレットアイシャドウ 「グラムロック」(3,300円)

  • 「パレットアイシャドウ / グラムロック」(3,300円)

続いて紹介するのは、きらめく2色の濃淡シルバーでモードな目元を作り上げる「グラムロック」。ブラウンをベースにした既存の3色、先に紹介した「フォーシーズンズ」と異なる色合いの本商品は、「『メイクで変わりたい』『メイクで自分を楽しみたい』と考える多くの人に使ってほしい」という思いで作った配色だといいます。

「グラムロック」を使う上で一番のポイントは、「中途半端に塗らないこと!」だそう。右上のピンクはアイホール全体と下まぶたに太めに入れ、ペンシル黒のペンシルライナーも太目にしっかり入れます。

  • グラムロックシャドウ 右上のピンクを上下まぶたに塗った様子

そしてパレット左のシルバーと右下ブラックを手の甲で混ぜてピンクに重ねていきますが、これも広範囲に塗っていきます。この時「グラデーションになるようにやさしく重ねていきます」と河北氏。

  • 黒とシルバーの締め色はグラデーションになるようにやさしくのせていきます

ブランド初のチークアイテムと、高発色のリキッドルージュから新色が登場

  • 左: 「プレストチーク ブラシ付き」(2,420円)、右: 「リキッドルージュ / ピンクベージュ」(1,980円)

「リキッドルージュ ピンクベージュ」(1,980円)

  • 「リキッドルージュ / ピンクベージュ」(1,980円)

高発色で色落ちしにくいリキッドルージュからは「ピンクベージュ」が登場します。マットな質感でトレンド感のあるアイテムですが、「こういったマットなルージュを塗る前には、必ずリップクリームなどで軽く保湿してください。『ルージュだけで大丈夫』と思う方も多いかもしれませんが、ファンデーションを塗る前のスキンケアと同じ考え方です」と河北氏は解説。

  • クレヨンリップでリップラインを描いてからルージュで仕上げたリップメイク

また、単色で塗っても美しい仕上がりですが、リップライナーでくちびるの輪郭を描いてからリキッドルージュを内側から乗せるのが河北氏のおすすめだそう。この日は同じく &be の「クレヨンリップ -ナッツブラウン」をライナーとして使っていました。「このひと手間を加えることで、色のグラデーションを演出することができます」(河北氏)。

「プレストチーク ブラシ付き」(2,420円)

  • 「プレストチーク ブラシ付き」(2,420円)

これまで「チークレスメイク」を多く提案してきた河北氏ですが、今回&beのアイテムとして初めてチークを発売します。透け感のあるシアーな発色で、地肌の色に合わさり自然な仕上がりが特長です。

河北氏は「チークは"色のつなぎ"として考えます。"顔の余白をどうしたいか"によって、塗る位置や範囲を変えてバランスを見ましょう」と解説しました。

「スティックアイシャドウ」はアイライナーとしても使える万能アイテム

  • 「スティックアイシャドウ」上からピンクアイボリー、ブロンズブラウン(各2,420円)

クリーム系アイシャドウの"二重の溝に溜まる"という課題に立ち向かうアイテムとして、「スティックアイシャドウ」(2,420円)を新たにラインナップ。するするとした描き心地に、シャドウにもライナーにもなる万能アイテムです。ピンクアイボリーは涙袋への使用もおすすめだそうです。

ペンシルライナーは新色「マットブラック」を追加

  • 「ペンシルアイライナー / マットブラック」(1,320円)

柔らかいテクスチャーで滑らかに描けるクリームタイプの「ペンシルアイライナー」には「マットブラック」が追加されます。パールは入っておらず、くっきりとした目元を演出できます。目のキワを囲ってモードな雰囲気に仕上げたり、目尻に引くことでメイクを引き締めたり、なりたい雰囲気に合わせて楽しめるカラーだそう。