肌が汚いとメイクやオシャレに気合いを入れても、なんとなく気分が上がりませんよね。
スキンケアは頑張っているのに肌が綺麗にならないとお悩みの方は、意外なところに肌トラブルの原因があるかもしれません。
今回は肌トラブルごとの原因や、肌が汚い人のやりがちな悪習慣、美肌に導くケア方法を解説します。
今より綺麗な肌を目指して、私生活を振り返ってみましょう。
肌が汚い原因をチェック

肌が汚くなってしまう原因を解説します
一言で肌が汚いと言っても、さまざまなタイプが存在します。
ここでは自分がどのタイプに当てはまるのか、特徴を細かく見ていきましょう。
また、記事の後半にあるケア方法を参考にできるよう、それぞれケアの注意点も紹介します。
自分のタイプがわかったら、実際にケアを見直してみましょう。
肌が汚い原因その1.ニキビ
肌トラブルの中でも、年代問わずに悩まされている人が多いニキビ。
白く盛り上がって炎症を起こしていないものから、膿を持った赤みのあるものまでさまざまです。
特に繰り返しやすく頭を抱えている方が多いのは、「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」。
この2つは同じニキビでも原因が異なり、一度治っても繰り返しやすい特徴があります。
思春期ニキビは額や鼻などにできることが多く、皮脂分泌が活発で、毛穴を詰まらせてしまうことが原因となります。
皮脂量が減少してくる20代になると、自然と落ち着いていくのが特徴です。
ただし、炎症が悪化すればニキビ跡として残る可能性があるので、皮膚科にかかって処置を受けるのが良いでしょう。
大人ニキビは20代以降にできはじめ、乾燥しやすい口周りやフェイスラインによく見られます。
不規則な生活リズムやストレス、乾燥が原因となり、ターンオーバーや皮脂コントロールが乱れて発生します。
大人ニキビは生活を見直して根本的な原因を排除しないと、なかなか改善が見込めません。
思春期ニキビ同様、炎症の悪化によりニキビ跡が残ることもあります。
思春期ニキビの方は皮脂をコントロールするため、「肌が汚い人がやるべきケア方法」では以下の点をチェックしましょう。
大人ニキビの方は保湿と体のリズムを整えるため、「肌が汚い人がやるべきケア方法」では以下の点をチェックしましょう。
- クレンジングと洗顔
- 乳液やクリーム
- 運動
- 睡眠
- 食生活
- 入浴
肌が汚い原因その2.角栓詰まり
額や鼻など皮脂が出やすい部分に、白いポツポツとした毛穴の汚れが飛び出していると、肌が汚く見えてしまいます。
この白いポツポツの正体は角栓と呼ばれ、皮脂や角質、メイク汚れなどが混ざり合ってできたものです。
角栓は触るとザラザラしていて、肌触りやメイクのりが悪くなってしまいます。
水に濡れるとふやけるため、お風呂上りは特に目立ちやすくなるのが特徴です。
角栓の発生は過剰な皮脂分泌や、適切な洗浄ができていないことが原因です。
放置すると毛穴の黒ずみやニキビに発展することがあるので、角栓の段階でケアしておくと、ダメージが最小限に抑えられます。
角栓が詰まりやすい方は皮脂抑制と洗浄を見直すため、「肌が汚い人がやるべきケア方法」では以下の点をチェックしましょう。
肌が汚い原因その3.毛穴の目立ち
額や鼻、頬の内側などの毛穴が大きくなると、凹凸が生まれて肌のなめらかさがなくなります。
悪化するとクレーター状になることもあり、ニキビ同様お悩みの人が多いトラブル。
毛穴の目立ちはタイプが多様な上に、原因が同じではありません。
顔がテカりやすく額や鼻などに毛穴が目立つ場合は、皮脂の過剰分泌によって毛穴の出口が押し広げられている状態です。
場合によっては毛穴の詰まりが原因となり、すり鉢状に皮膚が削れていることも。
過剰な皮脂を抑え、毛穴を詰まらせないようにする必要があります。
乾燥が激しく頬の毛穴が開いている、または斜め下に流れるようなたるみ毛穴をしている場合は、保湿ケアに力を入れましょう。
細胞の水分が低下し、毛穴を目立たせてハリも失われている状態です。
乾燥の改善には栄養が全身に届くように、血行を良くすることも大切です。
テカりで毛穴が目立つ方は、皮脂コントロールと洗浄力を見直すため、「肌が汚い人がやるべきケア方法」では以下の点をチェックしましょう。
乾燥やたるみで毛穴が目立つ方は、保湿をしてターンオーバーを整えるために、「肌が汚い人がやるべきケア方法」では以下の点をチェックしましょう。
- クレンジングと洗顔
- 化粧水
- 乳液やクリーム
- 運動
- 食事
- 睡眠
- 入浴
肌が汚い原因その4.乾燥
目元や口元、頬が乾燥してカサついていると、ツヤやハリが失われ、見た目も粉をふいたようになります。
原因は肌に合わないスキンケア、加齢、生活の乱れ、夏の紫外線や冬の乾燥など多岐にわたります。
乾燥はあらゆる肌トラブルのもと。
別のトラブルを引き起こす前に、根本から見直すことが大切です。
まずはスキンケアが足りていない状態なので、水分と油分を補いましょう。
スキンケアの使用量、アイテムの見直しが必要です。
また、しっかり睡眠をとって適度な運動を取り入れるのも、肌の乾燥対策に効果的。
粉ふきやカサつきが気になる方は、生活から見直して水分保持力を高めるため、「肌が汚い人がやるべきケア方法」では以下の点をチェックしましょう。
- クレンジングと洗顔
- 化粧水
- 乳液やクリーム
- 運動
- 睡眠
- 食事
- 入浴
肌が汚い原因その5.シミそばかす
肌に茶~黒っぽいシミができていると、肌色の均一性がなくなるため、顔の印象が暗くなります。
シミそばかすの原因は紫外線と思われがちですが、ストレスや遺伝的要素、摩擦による色素沈着の可能性も。
日々のケアはストレスを溜めない、肌を擦らない、紫外線対策の徹底が必要です。
遺伝によるそばかすの場合も、悪化させないためには紫外線対策が大切なので、日焼け止めは必ず塗るようにしましょう。
シミそばかすが気になる方はメラニンの生成を阻止するため、「肌が汚い人がやるべきケア方法」では以下の点をチェックしましょう。
若いのに肌が汚いのは、ホルモンバランスが原因なことも
思春期は性ホルモンの分泌が活発になり、ホルモンバランスが乱れやすい時期です。
先に記載した思春期ニキビも、このホルモンバランスが原因となっていることも。
この時期の肌トラブルは成長過程で自然と起こるものなので、ある程度は仕方のないことです。
しかし、この先の肌を守っていく上で、今できることもたくさんあります。
皮膚科に通う、ニキビを潰さない、日焼け止めを塗る、というのは、ニキビ跡を残さないために効果的なケアです。
また、ニキビを予防するつもりで顔をゴシゴシと洗っている方は要注意。
肌のバリアを壊してニキビができやすい状態を招いてしまいます。
繰り返すニキビは皮膚科に相談し、油分の強すぎないスキンケアで水分を保つお手入れをしましょう。
「肌が汚い人がやるべきケア方法」では以下の点をチェックしてみてください。
- クレンジングと洗顔
- 乳液やクリーム
- 睡眠
- 食事
- 入浴
肌が汚い人がやりがちなこと

肌が汚い人がやりがちな習慣を紹介します
日ごろからスキンケアには気をつけていて、肌が汚い原因がわからないという方。
気付かないうちに肌にストレスを与えていませんか?
ここでは肌が汚い人がやってしまいがちな習慣を紹介します。
肌をベタベタ触る
無意識に頬杖をついたり、顔に触れたりする人は要注意。
顔に触る癖は肌トラブルの原因になることがあります。
手には目に見えない雑菌がたくさんついています。
その手で顔に触れるということは、雑菌を移しているのと同じこと。
頻繁に肌に触れていると小さな傷がつき、そこから雑菌が侵入して肌荒れに繋がってしまいます。
しかし、顔に触る癖は自分で気が付かない方も多いです。
同じ場所に肌トラブルを繰り返している方は、身の回りの人に顔に触っていたら指摘してもらうと良いでしょう。
肌に摩擦を与える
肌は小さな細胞がミルフィーユのように重なり合ってできています。
この細胞の層が水分を保ち、外敵を侵入させないバリアの役割を果たしているのです。
しかし、このバリア機能はとても繊細で、摩擦に弱い性質があります。
顔を擦る癖はないと感じている方も、普段のスキンケアを思い返してみましょう。
クレンジングやクリームを塗る際、肌が動くくらい強い力でなじませていませんか?
美肌のためにやっているスキンケアですが、注意しないと摩擦が生じやすい場面でもあるのです。
スキンケアの際、肌の上で指を滑らせる動作を極力やめてみましょう。
特に乳液やクリームは手のひらで顔を包むようにして、ハンドプレスでなじませるのがベスト。
メイク落としのときはクレンジングをたっぷり使用し、指の滑りを良くしましょう。
スキンケアを怠る
忙しくてスキンケアの時間が十分に取れない方もいるでしょう。
しかし、何も塗らないと肌は乾燥し、トラブルの原因になってしまいます。
また、ついメイクを落とさずに寝てしまうという方も同様です。
肌に塗って時間が経ったコスメや皮脂は酸化しているため、ニキビやシミなどのトラブルに発展することがあります。
どうしても疲れてクレンジングやスキンケアが億劫なときのために、拭き取りクレンジングやオールインワンジェルを用意しておくのも良いでしょう。
毎日の使用では物足りなかったり負担が気になったりするものも、手軽に済ませたいときには大活躍します。
ただし、これはあくまでも緊急用として、普段はできるだけ肌に合ったものでスキンケアするのが最適です。
夜更かし
眠っている間は体の細胞が修復される時間です。
夜更かしをして睡眠時間が足りていないと、ターンオーバーや皮脂コントロールが乱れて肌トラブルを招きます。
また、休日前夜だけ夜更かししてしまうのも肌にとっては悪影響。
就寝時間がバラけると、体内リズムが乱れて睡眠の質も下がってしまいます。
良質な睡眠がとれていないことは、細胞の修復やターンオーバーの乱れに繋がるため、肌を綺麗にしたい方にはおすすめできません。
忙しくて睡眠を削るしかないという方も、睡眠の質を高める、同じ時間に寝るようにするなどの工夫をしてみましょう。
偏った食生活
脂質や糖質の過剰摂取、同じものばかり食べる食事は肌トラブルの原因になります。
忙しいから簡単に食べられるものしか選ばない、ダイエットしているからヘルシーなものだけを食べているという方もいるでしょう。
しかし、人間の体は健康を保つために、たくさんの栄養が必要になります。
これは肌も例外ではなく、健康的な肌細胞を作るには、バランスの良い食事から栄養を摂ることが必須です。
また、脂質の摂りすぎは皮脂コントロールを乱してしまい、ニキビの原因になることがあります。
糖質は過剰に摂取するとタンパク質と結合し、肌トラブルに繋がる糖化が起こり、シミやたるみが発生しやすくなります。
肌が汚い人がやるべきケア方法【スキンケア】

肌が汚い人がやるべきスキンケアをご紹介します
自分の肌トラブルの原因がわかったところで、スキンケアの見直しをしていきましょう。
ここではスキンケアの基礎を解説しているので、毎日のケアの参考にしてくださいね。
クレンジング洗顔は丁寧に
クレンジング洗顔で重要なのは、落とし過ぎないことと摩擦を避けることです。
「汚れを落とす」と考えると、つい力が入って摩擦が起こってしまいます。
しかし、濡れた肌はとても繊細で、通常時よりも擦れに弱い状態です。
クレンジングは肌の上で指が滑りやすい量、洗顔は肌に指が触れない程度の泡を使って行いましょう。
また、落とすことが目的であっても、うるおいまで落とし過ぎるのはNG。
洗い流して顔の水気を取ったあと、顔が突っ張る方は洗浄力をマイルドなものに切り替えましょう。
クレンジングであればダブル洗顔不要なもの、ミルクタイプや油脂メインのものがやさしくメイクを落とせます。
洗顔は泡がキメ細かいほど洗浄力が上がるので、多めの水で緩い泡を作って洗ってみるのも良いでしょう。
乾燥が強い方は、アミノ酸系の洗浄成分をメインにした洗顔料がおすすめです。
化粧水は適量を使用
化粧水はメーカー推奨の適量を塗っていきます。
コットンを使って強くパッティングすると、浸透しているように感じますがこれもNG。
手やコットンに含ませた化粧水を、肌にのせるようにやさしくなじませます。
また、たくさん塗るほど保湿されると思いがちですが、おすすめは推奨される量でケアすること。
化粧水も水分なので、大量に塗ると肌がふやけて乾燥しやすい状態になる場合があります。
なじみきらなかった水分が蒸発するとき、肌の水分が一緒に奪われることも。
顔を手のひら全体で覆うように、適量の化粧水を肌になじませましょう。
適量は商品によっても異なりますが、500円玉1枚分程度となります。
乳液やクリームは油分に注目
スキンケアの最後につける乳液やクリームは、肌の水分蒸散を防ぐ働きをします。
化粧水を塗ったあとはそのままにせず、油分でフタをしてうるおいを守りましょう。
ニキビがあると油分を避けてしまう方もいますが、油分を与えないことで乾燥し、皮脂分泌が過剰になることもあります。
フタの役割をするアイテムを選ぶ際に重要なのは、油分の量です。
もともと脂性肌でテカりやすい方は、油分の少ないジェル状のアイテムを使用すると、水分油分のバランスがとりやすくなります。
乾燥と皮脂が気になる方はジェルより油分の多い乳液、皮脂が少なくカサつきが気になる方は油分を多く配合したクリームにするなど、肌質に合わせてアイテムを選びます。
肌は水分と油分のバランスが整うと、やわらかくツヤのある状態になります。
自分に足りていない分の油分が補えるアイテムでケアしていきましょう。
紫外線対策はオールシーズン
すべての方におすすめしたいのが紫外線対策です。
紫外線が肌に与える影響は大きく、ただ黒く焼けてしまうだけではありません。
紫外線はシミそばかすをはじめ、肌の乾燥やたるみを招く原因となります。
メラニンが過剰に分泌されることで、ニキビ跡が残ってしまうこともあります。
紫外線は窓からも入ってくるので、スキンケアが終わったら外出しない日でも日焼け止めを塗っておきましょう。
また、日焼け止めは適量を守ることがとても大切です。
使用量が少ないと、表示されている紫外線カット効果が半減してしまいます。
クリーム状であればパール粒2つ分、液体状のものなら1円玉2枚分を使用しましょう。
スポンジで叩き伸ばすようにすると、ムラなく塗り広げられます。
肌が汚い人がやるべきケア方法【生活習慣】
美肌になるためにはスキンケアを連想する方が多いですが、実は生活習慣の見直しがとても重要。
健康的な体を作れば元気な細胞が生まれ、肌状態も整っていきます。
忙しい中ですべてを整えることは難しいですが、まずはできることから習慣化していきましょう。
運動は美肌に繋がる習慣
肌はターンオーバーによって細胞が生まれ変わりますが、この代謝には血液が届ける栄養素が必須です。
そして血液は老廃物を回収する役割があるので、血行不良は老廃物が蓄積されやすいということ。
老廃物が溜まると血流を滞らせてしまうため、栄養の届きづらい状況が生まれ、肌にも悪影響となります。
また、運動不足は便秘の原因のひとつとしても知られています。
便秘で腸に溜まった老廃物を長時間放置すると、血液と一緒に体内に有害物質を届けてしまいます。
この有害物質が肌荒れのもとになることもあり、運動は美肌に欠かせない習慣となっているのです。
今日からいきなりハードな運動をするのは、体にとって負担になる場合があります。
まずは「ながら運動」を意識し、家事や仕事のついでに体を動かしたり、通勤や通学を1駅分歩いたりする程度の運動量がおすすめ。
何より長く続けていくためには、ハードルを上げ過ぎないのがポイントです。
体を動かす楽しさを知って、継続していける心地よい運動量を見つけましょう。
睡眠は量より質を重視
日ごろ疲れているから、休日にたっぷり寝溜めしていませんか?
適切な時間眠ることは大切ですが、睡眠は質も重要なのです。
睡眠は意識の浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠が、約90分の間隔で交互に訪れると言われています。
深い眠りは肌の修復や代謝を助ける成長ホルモンの分泌が活発になりますが、寝入りすぐのノンレム睡眠が分泌量のピークとなります。
そのため、短い睡眠時間でも質が良くぐっすり眠れていると、成長ホルモンのおかげで美肌が維持しやすくなるのです。
睡眠の質を高める方法は、事前準備がとても重要。
寝具や騒音などの睡眠環境に気を配ることはもちろん、入浴は就寝の1~2時間前に済ませる、寝る前はスマホを見ないなど、睡眠に向けて体を整えることが大切です。
帰宅後はなるべくリラックスして就寝に向けた過ごし方をしたいですが、忙しい方はそれも難しいですよね。
そんな方は起きたら朝日を浴びて、寝る前は部屋の照明を下げるようにしてみましょう。
朝日を浴びた約15時間後に睡眠ホルモンが分泌されるので、夜に自然な眠気で入眠できます。
また、この睡眠ホルモンは暗い部屋で過ごすと分泌が活発になります。
朝はカーテンを開けて体内時計をリセットし、夜は落ち着いた照明でリラックスすることは、忙しい中でも取り入れやすい習慣です。
睡眠時間がしっかり確保できない方こそ、睡眠の質にこだわりましょう。
ただし、必要な睡眠時間は人それぞれ異なるので、時間がとれる方はしっかり眠りましょう。
入浴はストレスケアにも最適
仕事や家事、勉強などのストレスに追われる毎日は、自律神経が乱れやすい環境です。
自律神経は体の機能を調整する役割があります。
腸や血液など肌に関連する器官にも影響を及ぼすので、日ごろのストレスケアはとても大切です。
自律神経は活動時に優位になる交感神経と、リラックス時に優位になる副交感神経からなります。
通常、この2つがバランスを取り合って心と体の健康を保っていますが、活動時間が長い現代人は交感神経が優位になりがち。
意識してリラックスする時間を作ることで副交感神経を働かせると、自律神経が整いやすくなります。
そこで手軽にリラックスタイムを作れるのが、入浴習慣なのです。
入浴のリラックス効果を最大限に高めるには、お湯の温度と入浴時間に注目しましょう。
熱すぎるお湯は交感神経を刺激するので、38~40度のぬるま湯に、20分ほどゆっくり浸かるのが効果的。
血行促進や睡眠の質を高める効果もあり、入浴は美肌を目指す方におすすめの習慣となります。
食事はバランスを考える
血行を良くすることは栄養を全身に届けるので、美肌維持に重要であることは説明しました。
ではその栄養はどこから来るのかと言えば、毎日とっている食事からです。
バランスを考えない食事では栄養が偏ってしまい、肌に必要な栄養素が不足してしまいます。
とは言え、毎日食事を作って完璧に栄養を摂るのは難しいことですよね。
日中外で仕事をしている方は、外食になる場合も多いでしょう。
そんなときは食べるものをカテゴリーに分けて、バランスを意識するのがおすすめです。
主食に炭水化物、主菜にタンパク質、副菜に食物繊維やビタミン類が摂れる食材を選ぶ習慣にすると、食事の管理がしやすくなります。
主食 |
米、パン、麺などの炭水化物 |
主菜 |
肉、魚、大豆、卵などのタンパク質 |
副菜 |
野菜、海藻などの食物繊維やビタミン、ミネラル |
脂質を摂り過ぎてしまう方は揚げ物や炒め物ではなく、蒸したり生で食べたりするように、調理法に注目するのもポイントです。
肌トラブルの治し方は、ケアと生活の見直しから
今回は肌が汚い人のタイプ別原因や、意外な悪習慣、美肌になるためのケア方法を解説しました。
記事の内容を振り返ってみましょう。
- 肌トラブルはタイプと原因がさまざま
- 自分に合った洗浄、保湿を心がける
- 健康な体から綺麗な肌が作られる
- 入浴は現代人のストレスケアに最適
忙しいと運動や睡眠、食事まで手が回らないと諦めていませんか?
生活習慣の改善と聞くと身構えてしまいますが、小さなことから変えていけば、案外スムーズに習慣は変わっていくものです。
今日から全部変えるのではなく、まずは毎日続けられることから見直してみましょう。
スキンケアは基礎を身につけることが大切です。
今のケアが肌に合っているかどうかは、試してみて肌を観察するのが一番。
洗顔の洗浄力やクリームの保湿力など、それぞれの工程の役割に注目し、そのアイテムが自分の肌に合っているか考えましょう。
この記事をきっかけに生活の振り返りや、自信の持てる肌を目指してケアを始めてもらえると嬉しいです。