
マスクにつかないクッションファンデをご紹介します
「クッションファンデをマスクにつかないようにする方法を知りたい」とお悩みではありませんか?
綺麗なベースメイクを維持するには、ファンデの選び方とメイク方法がポイントです。
肌に合ったファンデーションを使うと乾燥やテカりなどのトラブルを最小限にし、崩れにくさがアップします。
また、適切な方法でメイクをすれば、ファンデ本来の崩れにくさを発揮できますよ。
今回は大人気のマスクにつかないクッションファンデ10選と、ベースメイクの崩れを防いでキープする方法をご紹介します。
人前でも自信を持ってマスクを外せるベースメイクに完成させられるよう、ポイントを押さえましょう!
マスクにつかないクッションファンデの選び方は?
どんなに人気のクッションファンデも、自分の肌に合わなければ十分に効果を実感できません。
まずは肌質ごとに、マスクにつかないクッションファンデを選ぶポイントを解説します。
乾燥肌は保湿・ツヤタイプがおすすめ
ツヤのあるファンデーションは、オイルやスキンケア成分を多く配合している傾向にあります。
そのため、乾燥が気になる方はファンデーション選びの目安として、ツヤが出るものを選ぶことをおすすめします。
ただし、そのツヤがパールや光沢目的で配合された成分で演出されている可能性も。
購入する前に成分表を見て、保湿効果のある成分が含まれているか確認してみましょう。
ファンデーションによく配合されている、保湿成分をいくつか紹介しておきます。
グリセリン |
保湿力と持続力が高い |
BG |
ベタつかずに保湿する |
乾燥するけどツヤのない肌が好みの方は、下地やパウダーでマットに仕上がるものを追加してみましょう。
Tゾーンのツヤを消すだけでも、顔全体の印象が大きく変わります。
■監修者からの一言
保湿力が高いクッションファンデを探している方には、スクワランやヒト型セラミド、ヒアルロン酸、植物オイルなどが配合されているものもおすすめです。
脂性肌はテカり防止・マットタイプがおすすめ
テカりやすい方は、崩れにくくサラッと仕上がるマットタイプがおすすめです。
マットタイプは皮脂を吸着する粉体や、密着度を高める揮発成分が多く含まれている傾向があります。
皮脂崩れに強い成分をご紹介しておくので、ファンデーション選びの際に確認してみてくださいね。
トリメチルシロキシケイ酸 |
肌表面に皮膜を張って崩れにくくする |
酸化亜鉛 |
皮脂を吸着し、紫外線を散乱させる |
上記の成分を配合したファンデーションは、汗や皮脂に強い特徴があります。
ただし、崩れにくいということは同時に落としにくいということ。
クレンジングやその後の保湿を怠らないようにしましょう。
テカりやすいけどツヤのある肌が好みという方は、パール入りのパウダーやハイライトの併用がおすすめです。
比較的皮脂が少ない頬や、目の周りにツヤをプラスしましょう。
■監修者からの一言
トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸などの皮脂に強いシリコーン成分(フルオロ変性シリコーンレジン)が配合されているものは、皮脂崩れに強いのでテカりにくい仕上がりになります。一方で、非常に落としにくいので、洗浄力が強いクレンジングが必須に。毎日使用すると肌に負担がかかります。
ここぞというときの勝負の日に使用するのがおすすめです。
混合肌は下地で肌を調整しよう
部分的なテカりや乾燥が気になる混合肌の方は、ファンデーションを塗る前に肌状態を均一に整えておきます。
仕上がりのツヤやマットはお好みで選び、下地で微調整しましょう。
ツヤファンデ |
テカり防止下地をTゾーンに仕込む |
マット |
保湿下地を乾燥部分に仕込む |
おすすめの配合成分は、乾燥肌や脂性肌の項目を参考にしてみてくださいね。
混合肌の方は肌の水分量が少なくなりがちです。
メイク直しでは保湿ミストや美容液を使って、うるおいをプラスしましょう。
クッションファンデのマスク崩れ防止におすすめのアイテム

メイク崩れ防止におすすめのアイテムをご紹介します
ファンデのマスク移りが気になる方は、アイテムを追加して崩れを防いでみましょう。
手軽に使えて効果的な上に、ドラッグストアやバラエティショップでも手に入りやすい商品がたくさん販売されています。
フェイスパウダー
フェイスパウダーは水や油を吸着するので、高温多湿で崩れやすいマスクの下に、ぜひ取り入れてほしいアイテムです。
汗や皮脂はもちろん、ファンデーションに含まれる水分や油分を吸ってしっかり固定するため、仕上げに使うと崩れにくさがアップします。
質感もツヤからマットまで幅広く、カラー展開も豊富です。
ファンデーションの色味が明るく過ぎたときの、色味調整にも大活躍します。
肌に薄くのせられるので、マスクとファンデーションが直接擦れるのを防ぎます。
化粧下地
化粧下地はファンデーションに足りない機能を補う役割があります。
保湿やテカり防止効果だけでなく、色ムラ補正や毛穴カバーなど、その特徴はさまざまです。
また、最大のメリットとして、ファンデーションを密着させるという効果があります。
粉体の多いファンデーションのノリを良くして、フィット感をキープすることが化粧下地の大きな特徴です。
メイクキープミスト
メイクキープミストはメイクの仕上げに一吹きするだけで、崩れを防げる便利なアイテムです。水分でメイクを密着させたり、皮膜を作ってメイク崩れを防いだりする効果があります。
保湿効果が高いものであれば、日中のうるおいチャージにも最適です。
主にメイクをコートする成分や、植物エキスなどの保湿成分が含まれるものが多くあります。
乾燥が気になる方は保湿タイプ、テカりが気になる方はパウダー配合のものなど、商品の特徴を見て選びましょう。
マスクにつかない人気のクッションファンデ5選【プチプラ/ドラッグストア】
なるべくコスパ良く、マスクにつかないクッションファンデを使いたいという方は、プチプラ製品を試してみましょう。
人気の高い韓国コスメから手軽に購入できるブランドまで、おすすめ5選をご紹介します。
クリオ『キルカバー フィクサークッション』
肌にぴったりと密着して、崩れやメイク浮きを防ぐクッションファンデーション。
高いカバー力があり、気になる肌悩みを均一に整えます。
七角形のパフが小鼻や目周りなどの細かい部分にフィットして、ムラなく塗れるのもポイントです。
マスク移りの検証もされているので、皮脂によってメイク崩れしやすい方にもおすすめ。
価格 |
2,970円 |
内容量 |
15g |
カラー展開 |
2色 |
UVカット |
SPF50+/PA+++ |
レブロン『カラーステイクッション ロングウェアファンデーション』
自然な光沢感と、テカりにくさのバランスが取れたクッションファンデーション。
ベールをかけたように、小じわや毛穴をなめらかに整えます。
透け感のあるカバー力で、素肌のようなナチュラルな仕上がりです。
乾燥するけどマットな肌を作りたい、乾燥肌や混合肌の方におすすめです。
価格 |
2,530円 |
内容量 |
14g |
カラー展開 |
3色 |
UVカット |
SPF50/PA+++ |
TIR TIR『マスクフィットレッドクッション』
ツヤツヤ仕上がりなのに崩れにくい、高保湿のクッションファンデーション。
マスクにつきにくいのはもちろん、つけたてのツヤ感が長時間持続します。
アスタキサンチンやプロポリス抽出物などの、スキンケア成分を豊富に配合。
ツヤ肌が好みで、かさつきもメイク崩れも気になる方におすすめです。
価格 |
2,970円 |
内容量 |
18g |
カラー展開 |
3色 |
UVカット |
SPF40/PA++ |
ネイチャーリパブリック『グリーンダーマ マイルドシカセラムカバークッション』
とても軽いつけ心地で、自然な仕上がりのクッションファンデーション。
切れ目の入ったパフがファンデーションをしっかり密着させ、程よくカバーしてくれます。
スキンケア成分としてシカを4種類配合し、うるおいを保ちながらセミマットな肌をキープ。
化粧付着防止テストも実施済みです。
価格 |
2,200円 |
内容量 |
14g |
カラー展開 |
2色 |
UVカット |
SPF50+/PA+++ |
ラネージュ『ネオクッションマット』
ハイカバーなのに素肌感がある、マットな仕上がりのクッションファンデーション。
色味が少ない傾向のプチプラクッションの中でも、豊富なカラー展開が魅力です。
揮発性オイルがサラッとした質感を作り、湿度に強い皮膜を形成します。皮脂崩れにも強いので、テカりやすい方におすすめです。
価格 |
2,970円 |
内容量 |
15g |
カラー展開 |
7色 |
UVカット |
SPF42/PA++ |
マスクにつかない人気のクッションファンデ5選【デパコス】
手軽に使えるクッションファンデを試したいけど、仕上がりの美しさやスキンケア効果も期待したいという方は、デパコスの製品がおすすめです。
ひと塗りで上質な肌に仕上がる、デパコスクッションファンデを5選ご紹介します。
クレドポーボーテ『タンクッションエクラ ナチュレル』
肌に光を集めたように、自然なツヤを演出するクッションファンデーション。
ジェル状ファンデーションの上にはネットが張ってあり、クッションファンデに慣れていない方でも適量が取りやすい形状です。
保湿力がありながら崩れにくく、上品な肌が長時間持続します。
幅広い肌質の方におすすめです。
価格 |
11,880円 |
内容量 |
14g |
カラー展開 |
6色 |
UVカット |
SPF25/PA+++ |
ゲラン『パリュールゴールドクッションN』
24Kゴールドを配合し、隙のない肌に仕上げるクッションファンデーション。
贅沢に使用したゴールドが、輝きと透明感を長時間保ちます。
しずく型のパフが細かい部分にも届きやすく、高いカバー力で気になる色ムラを隠します。
しっとりしたつけ心地で、乾燥が気になる方におすすめ。
価格 |
10,560円 |
内容量 |
14.5g |
カラー展開 |
4色 |
UVカット |
SPF40/PA+++ |
シャネル『ウルトラルタン クッションファンデーション』
ベルベットのような光沢と、やわらかな質感を演出するクッションファンデーション。
ウォータープルーフ処方で、均一な肌色が長時間持続します。
みずみずしいファンデーションが密着し、洗練された仕上がりに。
混合肌や脂性肌の方におすすめです。
価格 |
9,350円 |
内容量 |
9g |
カラー展開 |
6色 |
UVカット |
|
イヴサンローラン『アンクルドポー ルクッションN』
美しい肌をもう一枚まとったような、密着力の高いファンデーション。
肌トラブルをしっかり隠すカバー力、パウダーいらずのキープ力が特徴です。
マットで高級感のある肌に仕上がりで、テカりやすい脂性肌の方におすすめ。
コンパクトなデザインも人気のポイントです。
価格 |
9,350円 |
内容量 |
14g |
カラー展開 |
7色 |
UVカット |
SPF50+/PA+++ |
ディオール『ディオールスキン フォーエヴァー クッション』
適度なマット感が、長時間持続するファンデーション。
整肌成分として配合されている、パンジーエキスやノイバラ果実エキスが肌にうるおいを与えます。
輝きのあるマットな肌は、さまざまなメイクやシーンにマッチ。
混合肌から脂性肌の方におすすめです。
価格 |
8,580円 |
内容量 |
14g |
カラー展開 |
6色 |
UVカット |
SPF35/PA+++ |
クッションファンデをマスクにつけない・崩さないためのポイント
どんなクッションファンデも使い方一つで、崩れにくさが大きく変わります。
持続力がアップするメイク方法を押さえて、綺麗なファンデーションの仕上がりをキープしましょう。
一番重要なのは使用量
ファンデーションを崩れにくくするにあたり、一番重要となるのは使用量です。
たっぷり塗ったファンデーションは肌に密着しきれず、簡単に崩れてしまいます。
しっかりカバーしたいという気持ちは抑え、コンシーラーを併用して均一なベースメイクに仕上げましょう。
クッションファンデのカバー力は製品によってさまざまですが、適量は半顔で500円玉程度。
厚塗りになる方がやってしまいがちなのが、ファンデを取ったら片頬に塗る、また取って額に塗るというパーツごとにファンデを追加する塗り方です。
パフにファンデーションを500円玉程度取ったら、まずは手の甲やファンデコンパクトについている内蓋の裏で量を調整します。
余分なファンデーションを落とし、左右どちらか片頬のカバーしたい部分から塗り広げましょう。
片頬が塗れたら手の甲やコンパクトの内蓋につけたファンデーションを取り、頬以外の部位を仕上げます。
半顔完成したら、今の手順で反対側を仕上げましょう。
また、新しいクッションファンデを使うときは、スポンジに液がたっぷり浸透しています。
強い力でスポンジを押すと、使う分以上のファンデーションが取れて厚塗りになることも。
ファンデーションを塗る前は、パフについた量を調整してから塗りましょう。
パフの使い方にも気をつけて
クッションファンデを塗るとき、パフを押し当てて塗り広げていませんか?
パフはスポンジと同じ性質があり、強く押すと中のファンデーションが滲み出てきます。
カバーしたい部分にはこの性質を利用するのが最適ですが、全体を塗るには厚塗りになる可能性があります。
パフのリボン部分に指を2〜3本通したら、平らな表面を利用して叩き込むように広げましょう。
ここで指先に力を入れて押し当てると、中のファンデーションが出てカバー力が増します。
遠目から鏡を見て、赤みや色ムラがある部分はカバーし、その他はやさしいタッチでナチュラルに広げます。
クッションファンデは水気の多いファンデーションです。
空気を含ませるように叩き込むと、成分が揮発して塗ったそばから密着していきます。
薄い層であれば密着も早いので、少量ずつ叩き込むように塗っていきましょう。
メイク前にはスキンケア
クッションファンデには保湿や皮脂崩れ防止などの、スキンケア効果がある製品もあります。
しかしメイク前のスキンケアを省略することは、テカりや崩れの原因になりかねないのです。
目には見えませんが、肌の水分は水蒸気のように少しずつ蒸散しています。
ファンデーションのスキンケア成分は、あくまでも補助の役割。
角質層に水分を浸透させ、肌のうるおいをしっかり維持するには、スキンケアをするのが一番効果的です。
ではテカりやすい人は保湿をしなくてもいいかと言うと、そういうわけではありません。
肌の水分が低下していると、うるおいを保つために皮脂が分泌されます。
朝晩しっかり水分を与えて、必要に応じて油分を補うことは、肌コンディションの維持に繋がります。
肌の調子を整えるのは、ファンデーションをキープするのにとても重要なポイントです。
クッションファンデでもマスクへの色移りは防げる!
今回はマスクにつかないおすすめクッションファンデや、崩れないメイク方法をご紹介しました。
記事の内容を少し振り返りましょう。
- 肌質に合ったファンデを選ぶ
- 崩れやすいときはアイテムをプラスしてみる
- ファンデの使用量やパフの使い方に注意する
- メイク前はスキンケアが必須
人気のファンデーションは自分にとっても良いものだと感じてしまいますが、肝心なのは肌との相性です。
ファンデーションのタイプが自分の肌質と合っているかは、製品選びにおいてとても重要になります。
また、「買ったクッションファンデが崩れて使えない!」というときは、メイク崩れを防ぐアイテムを導入してみましょう。
特にマスクが手放せなくなってからはメイクキープミストの需要が高まり、さまざまなタイプの製品が販売されています。
そしてファンデーションの塗り方や毎日のスキンケアは、メイクの仕上がりと持続に大きく影響します。
メイクが崩れてマスクについてしまう方は、いつものメイクやスキンケア方法をアップデートしてみてくださいね。