恋は盲目の意味とは。盲目的な恋に陥る理由と抜け出すコツ【専門家監修】
「恋は盲目」とは言いますが、恋をすると人は本当に盲目になるのでしょうか? また、もしそんな状態になってしまったらどうやって抜け出せばいいのでしょうか。
今回は「恋は盲目」に陥る理由と盲目状態から抜け出すコツについて脳科学コメンテーター・黒川伊保子先生の解説を紹介します。
恋は盲目とは? 本当に周りが見えなくなる?
恋は盲目の意味
まずは「恋は盲目」の言葉の意味を調べてみましょう。
恋におちると、理性や常識を失ってしまうということ。『出典:デジタル大辞泉(小学館)』
辞書を調べてみると、恋愛に夢中になりすぎて、周りのことが見えなくなることを指した言葉だということが分かります。
類義語
ちなみに、別の言葉で言い換えると下記のような言葉になります。
・あばたもえくぼ
・恋は思案の外
あばたもえくぼは「惚れた相手の欠点までも長所に見える」という意味合いです。また、恋は思案の外は「恋は常識や理性では割り切れないものだ」ということわざ。
どちらも好きになってしまったら他のことは気にならないといったニュアンスが含まれています。
恋は盲目とはどういう状態?
言葉の意味が分かったら、次は「恋は盲目」がどういう状態を指すのかについて解説します。
爬虫類や哺乳類など、オスに比べてメスの生殖リスクが著しく高い種では、メスの脳は基本、異性に強い警戒信号が起こるように仕組まれています。生殖に時間がかかるうえに命がけなので、遺伝子相性の悪い相手とうっかりつがうわけにはいかないからです。
※この記事は2017年04月26日に公開されたものです