転送速度と電力効率がアップしたM.2 SSD

Samsungの「990 EVO」は、コスパに優れるEVOシリーズのM.2 NVMe SSD新モデルだ。データ転送速度は、リードが最大5,000MB/s、ライトが最大4,200MB/sと、前モデル「970 EVO Plus」より約43%高速化。さらに、電力効率も70%改善しているという。容量は2モデルあり、価格は、1TBが15,500円前後、2TBが26,000円前後。

  • Samsungの「990 EVO」。ヒートシンクは搭載していない

なんとNoctuaファンを搭載する簡易水冷

ASUSの「ProArt LC 420」は、クリエイター向けのProArtブランドから登場したオールインワン水冷CPUクーラー。ラジエータは42cmサイズで、冷却ファンはNoctua製の「NF-A14」をトリプル搭載、高い冷却性能と静音性を実現した。水冷ブロックには、各種情報を表示できる「Illuminated Meter」も用意。価格は47,000円前後だ。

  • ASUSの「ProArt LC 420」。ProArt初のオールインワン水冷CPUクーラーだ

  • 「Illuminated Meter」は、温度計のような棒状のメーターで情報を表示

ハブ部分に液晶画面を備えた冷却ファン

Lian Liの「Uni Fan TL LCD」は、中央のハブ部分に1.6インチ液晶画面を搭載したというユニークな連結型ファン。動画や画像を表示し、これまでにない演出が可能だ。さらに、ブレードにはLCP(液晶ポリマー)を採用、冷却性能も向上した。カラー、サイズ、回転方向といったバリエーションがあり、価格は12cm×3個セットが27,000円前後。

  • Lian Liの「Uni Fan TL LCD」。ファンの周囲にもLEDが配置されている

  • 利用時のイメージ。ファンの動作には専用のコントローラが必須とのこと

ケースから組み立てるという新スタイル

Cooler Masterの「QUBE 500 Flatpack」は、パネルの状態から自分で組み立てるというミドルタワーケースだ。マザーボードはE-ATXまで、ラジエータは28cmまで対応。カスタマイズ性が高く、パネルの構成を変え、テストベンチとして使うようなことも可能だ。価格は、ブラックが16,000円前後、ホワイトが17,000円前後。

  • Cooler Masterの「QUBE 500 Flatpack」。左右対称なのでサイドパネルは入替可能

  • グラフィックスカードは36cmまで対応。ビルトインブラケットで垂直配置も可能だ