ペンタセキュリティシステムズ(ペンタセキュリティ)は7月25日、韓国における高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)のモデル事業向け認証システム構築やテスト運用の主管事業者に選定されたことを明らかにした。

ITSのモデル事業向け認証システム構築やテスト運用は、韓国インターネット振興院(KISA)の主管で行われており、車両が走行中に他の車両、または道路に設置されたインフラと通信しながら、周辺の交通状況や急停車、落下物などの危険情報をリアルタイムで確認・警告し、交通事故を予防するITSシステムをテストするものだという。これにより、交通安全サービスを構築するとともに、交通事故を予防するための核心機能を開発したり、交通安全の効果および経済性の分析を行うとしている。

今回ペンタセキュリティは、IoT総合セキュリティ技術研究所で8年間研究・開発したスマートカーセキュリティの技術力を認められ、主管事業者として選定されたという。また同社は、昨年リリースしたスマートカーセキュリティソリューションであるアウトクリプト(AutoCrypt)に活用された自動車向けのPKI認証システムを2017年2月までにITSモデル事業に適用することも発表している。

ペンタセキュリティの最高技術責任者であるDS Kimは、「今回のITSモデル事業向け認証システム事業の受注は、この8年間積み重ねてきた技術力と専門性を認められた結果だと思う」と所感を述べ、「発売してから約1年しか経っていないアウトクリプトが公共機関だけでなく、民間の自動車事業者にも多様に使われることができるように技術力を強化していく予定」だと展望を語った。

(マイナビニュース広告企画 : 提供 ペンタセキュリティシステムズ)

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