スケートリンクの前で1枚! 寒い時期ならではのお楽しみです

今年に入って一ヶ月が過ぎました。

もう慣れました? というのは変な質問ですが、私はいまだに2010年になったことを忘れ、書類に2009年と書くことが何度もあります。

そして、「平成22年」ですよね! これもなかなか覚えられない自分に困っています。だんだん自分の年齢を忘れていくのと同じような感覚なのでしょうか……? ちょっとまずい傾向ですね。とりあえず、覚えるように頑張ります♪

さてさて、この冬は「暖冬」という予想でしたが、1月は寒かったり暖かかったり、気温差の激しい一ヶ月でしたね。

まず、前半は世界的な「寒波」のニュースが入ってきました。

気象庁が1月13日に発表した資料によりますと、「昨年の12月中旬以降、北半球中緯度のヨーロッパ、シベリアから東アジア、北アメリカにたびたび寒気が南下し、1ヶ月にわたって広い範囲で異常低温となった」ということです。北半球の大気の流れは、北極付近の寒気が中緯度に流れ込みやすい状況だったようです。

世界各地で平年の最低気温を大きく下回る「異常低温」を記録しましたが、日本はエルニーニョ現象の影響で、そこまで低い気温にはなりませんでした。ただし、各地で雪がかなり降りましたよね。

一方、1月の後半は春のような暖かい日もありました。そうかと思えばまた寒くなったりと、次の日の気温が気になる一ヶ月だったと思います。

どれだけ気温差があったか、東京の気温を調べてみました!

例えば、1月10日の最高気温は11.7度。最低気温は2.8度。その差は8.9度もあります。そして、翌日の1月11日は最高気温が6.4度。これは、日中の気温で比べると、前日より5.3度も低かったことになります。

さらに、全国的に冬にしては驚くほど暖かかった日がありましたね。大寒の20日です。

本当は一年で最も寒さの厳しい頃のはずなのに……。東京は17.3度まで気温が上がりました。この日の最低気温は、4.5度です。つまり、1日の気温差は12.8度もありました!

21日も18.0度まで上がりましたが、夜にはぐっと冷え込み、翌日22日は最高気温10.5度と、日中の気温は7、5度も低かったことになります。

もう、本当にこんなに気温差があったら体がついていけませんよね。これで体調を崩してしまったのは、きっと私だけではないはず……。とにかく、体を冷やさないように、気をつけるしかないですね!

この時期、必携なのはストールやマフラー。日中暖かくても、必ず持っていきましょう。そんなに荷物にならないですよね?

なぜかというと、体温を保つには、首まわりを温めることが大事なんですって☆

それだけで、体の他の部分が冷気に触れてもあまり体温が下がらないようになっていると聞きました。寒い外に出るときは、マフラーやストールなどを、しっかり首に巻いてください!

私は自分が冷え性だからか、巻き物はいつの間にかたくさん持っています。暖かくて柔らかい素材のストールをぐるぐる首に巻くのが大好きです。その肌触りこそ、冬の醍醐味! ですよね。巻き方がワンパターンなので、色や素材違いのものを揃えています。でも、だいたい出掛ける瞬間にぱっと選んで持っていくのは、いつも同じものなんですけど……。

まだまだ夜は冬の寒さが続きますが、日中の暖かさを感じると、徐々に季節は春に向かっているなあと感じます。

「春」と聞くと、気になるのが「花粉」です。

今年は、既に花粉が飛び始めているとか?! 東京都や神奈川県では、先月下旬の暖かさで花粉がどうも飛び始めたようなのです。

これ、私も花粉症持ちとして、しっかり感じました!

どうも鼻がムズムズして、くしゃみが止まらない……、最初は風邪かなあと思っていたのですが、花粉のせいだったみたい。

民間の気象会社は、東京と神奈川が25日から「花粉飛散シーズン」に突入したと発表しています。この時期に花粉を感じた人は、かなり花粉に敏感な人というレベルの飛散量だそうです。

まさか自分がこれに当てはまるとは……ショックです。

今年は春のような暖かさが続いたことで、花粉の飛散が早まったようですが、では、飛散する量はどうなのでしょうか??

これは、前の年の夏の気候が関係します。昨年の夏はどんな気候だったか?

はい、お天気カフェの当時の記事をチェック。思い出しました! ぐずついた天気が続いていましたね。この天気、あまりスギやヒノキの花芽の生育には良くありませんでした。ですので、今年は花粉が少ないと予想されます!

とりあえず、花粉症の方にはほっとする予想ですが、なにしろ飛散時期が例年よりも早いので、薬などの対策も早めにとることをオススメします。

これから数ヶ月、花粉に悩むと思うとちょっと憂鬱ですが、鼻声でも頑張ります!

そして、楽しい2月にしましょうね♪

執筆者プロフィール:岡山裕子

フリーキャスター / 気象予報士。2002年?2006年名古屋テレビアナウンス部で「スーパーJチャンネル」「ドラゴンズ倶楽部」「伊集院光 光る!スポーツ研究」他を担当。現在はTBS「NEWS 23」キャスター。1980年1月15日生まれ、茨城県龍ケ崎市出身、お茶の水女子大学卒。やぎ座のAB型で、特技はクラシックバレエ、趣味は映画鑑賞と料理。アメブロでオフィシャルブログ「ゆうコーナー」も更新中!