NTTPCコミュニケーションズは3月19日、企業向けネットワーク&セキュリティサービス「Prime ConnectONE」について、低価格VPNプラン、パブリッククラウドへの閉域接続、専用線接続、エンドポイントセキュリティなど6つの新プランを追加することを発表した。
Prime ConnectONEはAIでネットワークとセキュリティの運用を自動化し、社内ITシステムやクラウドへの安全アクセスと一元管理を可能にするサービス。
ベストエフォート(Basic)プラン
今回、コストを重視する企業向けに月額9800円(税別)のBasicプランを追加した。Standardプランはこれまでのベストエフォート(1Gbps)プランを刷新し、インターネットブレイクアウト機能とLTEバックアップ機能に加え、拠点内の端末数が多い高負荷環境下でも安定稼働するルーターの高性能化を図った。なお、Basicにはインターネットブレイクアウト機能とLTEバックアップ機能は含まれない。
クラウドコネクトプラン
クラウドコネクトプランはStandardプランとPremiumプランの2種を展開。Standardプランはコストメリットに優れ、接続先クラウドはAWSまたはAzure。社内網からセキュリティの高い閉域接続でパブリッククラウドに接続したい顧客向けにセキュリティと通信の安定性、信頼性を確保する。
Premiumプランは回線帯域が広く信頼性に優れ、接続先クラウドはAWS、Azure、Google、Oracle。PremiumプランはStandardプランと同様にセキュリティの高い閉域接続でパブリッククラウドに接続したいというニーズに対応する。
ギャランティ(Basic)プラン
専用線をアクセス回線に利用した帯域確保型のVPNサービス。本社やデータセンターなど重要拠点に安定性と信頼性を求めるユーザーにも利用できるという。
Master'sONEコネクトプラン
Master'sONEとPrime ConnectONEの相互接続を可能とするプラン。Master'sONEのユーザーはスムーズにPrime ConnectONEの利用を開始できる。
クライアントセキュリティ(エンドポイント)プラン
クライアントセキュリティ(エンドポイント)プランは、EDR(Endpoint Detection and Response)とEPP(Endpoint Protection Platform)の2つの検知エンジンを実装したオールインワンのマルウェア対策によって、サイバー攻撃に対する防御を支援する。マルウェア感染時には感染端末を自動で隔離し、二次被害を防止する。