primeNumberは5月9日、新サービス「COMETA」をリリースし、データカタログ市場に参入することを発表した。あわせて、「COMETA」の販売に関するNTTコミュニケーションズとのパートナーシップ締結も発表された。

データカタログ市場参入の背景

同社の主事業であるデータ基盤の総合支援サービス「TROCCO」では、点在するデータの統合、蓄積、可視化を支援している。2024年3月に提供プランを刷新して、あらゆる企業のあらゆるフェーズに伴走できるよう、事業を拡張している。

こうした状況の中、企業においてデータの統合が進み、データセットの数と関わる人材が増えた際に必要とされるのがデータカタログとなる。ニーズの高まりを受け、今回、データカタログに特化した新サービスがリリースされた。

「COMETA」の概要

「COMETA」は、データの発見・理解・活用に重点を置いたデータカタログサービス。組織内のあらゆるデータセットに関する包括的なメタデータを提供し、ユーザーが活用すべきデータを即座に発見・理解することを実現する。

加えて、「COMETA」は、データガバナンスのポリシーとプロセスを組織全体で容易に導入できるよう支援する。データ品質の自動モニタリング機能により、データの整合性、正確性を維持することが可能。

NTTコミュニケーションズと提携

同社は5月9日付けで、NTTコミュニケーションズと「COMETA」の営業販売におけるパートナーシップ契約を締結した。

COMETAとNTTコミュニケーションズのデータ利活用基盤「Smart Data Platform」を組み合わせることで、企業のデータ利活用を支援する。