富士通グループは3月29日、CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)が2023年に実施した「サプライヤー・エンゲージメント評価」の調査において、自社のサプライヤーに対する温室効果ガス(GHG)排出量や気候変動戦略に関するエンゲージメントの取り組みを評価され、最高位の評価である「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選定されたことを発表した。

サプライヤー・エンゲージメント評価とは

CDPの「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、企業が気候変動課題に対してどのように効果的にサプライヤーと協働しているかを評価するもの。

気候変動質問書の中から、ガバナンス、目標、スコープ3排出量、バリューチェーンにおけるエンゲージメントの4項目において、サプライヤーエンゲージメントに関する優れた取り組みを評価する。

なお、同社グループはCDPの「気候変動」の調査においても最高評価であるAリストに7年連続で選定されている。

グループのこれまでの取り組み

同社グループは、2017年に中長期環境ビジョン「FUJITSU Climate and Energy Vision」を策定し、2023年6月には、自社事業活動におけるGHG排出量を2030年度に、バリューチェーン全体のGHG排出量を2040年度にネットゼロとする目標を掲げ、SBTi(Science Based Targets initiative)よりネットゼロ認定を取得している。

また、主要な取引先にもCO2排出量削減活動を促進しており、2016年度からは2次取引先への働きかけを盛り込むほか、SBT(Science Based Targets)に沿った目標設定を要請している。

加えて、自社のCO2排出量(スコープ1,2)の可視化や、SBT水準目標設定の適合が判定できる簡易ツールを提供することで活動を支援している。

同社グループは、今後もこのような取り組みを通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきたい考え。