米国Mercariは3月27日（現地時間）、オンラインマーケットプレイス「US版メルカリ」における販売手数料の撤廃を発表した。同日よりすべての新規出品に適用され、今後数週間かけてサービス全体に展開される。
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US版メルカリ、販売手数料の無料化を開始
今回、販売手数料無料化に加え、返品ポリシーを刷新して購入体験の簡略化も行う。ポリシー変更に伴い購入者には新たにサービス料が発生し、これに伴い商品を簡単に返品することが可能となる。購入者は3日以内に商品を返品すれば、手数料を差し引いた金額が理由を問わず返金されるようになるという。
この新たな手数料体系に関してMercariは、米国のオンラインリセールカテゴリーにおいて初の試みだとし、US版メルカリがすでに展開している全国送料割引に加え、出品・販売手数料をそれぞれ無料とする唯一の大手マーケットプレイスになるという。
この新たなポリシーは取り引きされる全商品に適用され、ゲームやおもちゃ、コレクションアイテム、トレーディングカード、ヴィンテージアイテム、ファッション、家庭用品、美容品、さらには鑑定済みの高額商品までもが対象となる。
MercariのCEOであるJohn Lagerling氏は、「メルカリでは引き続き、中古品の販売をできる限り簡単で利益が得られるものにすべく取り組んでいきます」と述べるとともに、「私たちのプラットフォームから販売手数料を撤廃することでお客さま同士が取引するマーケットプレイスの新たなスタンダードを確立し、さらに多くの出品者にメルカリを選んでもらうきっかけを提供してまいります。販売手数料が無料になればメルカリの出品者はより競争力のある価格を設定できるようになり、販売利益も確保できます。この取り組みを通じ、不要品を売りたいすべての人にとってメルカリを最善の選択肢にします」とコメントした。
