KOMEHYO、POPUPイベント「RELAY MEMORY」開催 品物にまつわるエピソードを展示

日本最大級のリユースデパートを運営するコメ兵は3月16日、「KOMEHYO 梅田店」において、「RELAY MEMORY」と題したPOPUPイベントをスタートした。企画に賛同してくれた顧客から品物にまつわるエピソードを聞いて買取りし、そのエピソードを展示して販売することで、想いやエピソードを次のオーナーに繋げる。開催期間は3月31日まで。

コメ兵は「KOMEHYO 梅田店」にて、3月16日~3月31日の期間限定で、POPUPイベント「RELAY MEMORY」を開催する。

今回の企画は、商品を買取りをする際、持ち込まれた品物についての話を聞くことも多いことから、品物に込められた素敵な想いやエピソードを次のオーナーとなる人にも知ってもらい、繋げていきたいと従業員が立案。社内のコンペでの優勝を経て開催が決まった。企画に賛同してくれた人から、品物にまつわるエピソードを聞いて買取りし、そのエピソードを展示して販売する。

▲シャネル「マトラッセ」

ジュエリー、時計、ブランドバッグなど、約50点を販売予定で、「20年程前に、大阪の百貨店で買いました。マトラッセは当時とても流行っていて、皆憧れのバッグでした。友人と一緒に、お揃いで買ったことを覚えています。普段使いはもちろん娘の入学式など特別な場面でも使ってきましたが年齢と共に使わなくなり、娘に使ってもらいたくて勧めましたが、好みと違うと言うのでそれなら大切に使ってくれる誰かの元に行ってほしいと思い、売ることに決めました(シャネル/マトラッセ)」などのエピソードとともに販売する。

このPOPUP開催の背景には、「KOMEHYO」が大切にしている「リレーユース」という概念がある。「リレーユース」とは、顧客から品物と想いを受け取り、次の持ち主へ繋いでいく、価値あるものは人から人へ伝承され有効に活用されてこそ、その使命を全うするという考えで、この考えに基づき、人から人へ品物を繋げている。

今回のPOPUPを通じ、「リレーユース」の概念に共感し、「KOMEHYO」なら安心して売り買いができると思ってもらえることを目指す考えを示した。