キャリアデザインセンターが運営するWebマガジン「エンジニアtype」は2月19日、就業中のエンジニア350人に対して実施した「今後のキャリア展望と、それを阻んでいるもの」に関する調査結果を発表した。

エンジニアの求めるものは「技術スキルの深化」

「今後3年以内に達成したいことは何か」という質問に対し、特定の技術や言語に精通する「技術スキルの深化」を選んだエンジニアは全体の約40%で最多という結果となった。次いで「リーダーシップやマネジメントのスキル習得」や「新しい技術領域や分野を学びたい」が20%超となっている。

  • 今後3年以内に達成したいことは何か 引用:エンジニアtype

    今後3年以内に達成したいことは何か 引用:エンジニアtype

さらに、年代別で「今後3年以内に達成したいこと」をみると、20代は他の年代と比べて「自らの技術製品やサービスを開発・リリース」を選択している人が18%と他の年代と比べて多く、技術スキルの向上だけでなく自分で何かを作ることにも興味があることが分かった。

一方で、30代以降のエンジニアは、マネジメントラインに興味がある人と新しい技術習得へ興味を抱く人で分かれる傾向が見られる結果となった。

  • 【年代別】今後3年以内に達成したいことは何か 引用:エンジニアtype

    【年代別】今後3年以内に達成したいことは何か 引用:エンジニアtype

「定年までエンジニアとして働き続けられなさそう」60%

「今後もエンジニアとして働き続けたいか」という質問を、上記の質問で「技術スキルの深化」を選んだ「技術派」と、「技術スキルの深化」を選ばなかった「マネジメント派」に分けて聞くと、技術派は71%が「はい」と回答したのに対して、マネジメント派は50%が「いいえ・分からない」と答える結果となった。

  • 今後もエンジニアとして働き続けたいか 引用:エンジニアtype

    今後もエンジニアとして働き続けたいか 引用:エンジニアtype

技術派・マネジメント派共通して「分からない」を選んだ人の中には「ほかにもやりたいことがあるから」「ほかにいい仕事があればエンジニアにこだわる必要はないと思う」といったポジティブな理由を挙げる人がいる一方、技術のキャッチアップに対する不安を語る意見が多く見られた。

また「定年までエンジニアとして働き続けていられると思いますか?」という質問に対しては、技術派・マネジメント派のどちらも60%が「いいえ」と回答している。