dentsu Japanは2月1日、電通およびdentsu Japanのコーポレートプラットフォームを担う電通コーポレートワン(以下、DC1)と連携し、dentsu Japanの次の事業の柱を創出するために、2024年1月1日付で新組織「起業準備室」をDC1内に設立したことを発表した。

  • dentsu Japanと電通コーポレートワンのロゴ

    dentsu Japanと電通コーポレートワンのロゴ

「起業準備室」では、「起業」にフォーカスした新組織。電通の強みであるイノベーションと挑戦の風土をdentsu Japan全体(約160社、22,000名)に広げ、スピードとオープンをキーワードとした新たな連続起業の仕組みを構築するという。

dentsu Japanの未来や社会、生活者に関する洞察力を活かし、インテリジェント化する社会の未来を捉え、社会の未来を見据え、様々なパートナーと協力してイノベーティブな事業・サービスを開発し、起業を支援・推進する。

また、技術・知財、顧客基盤、販売チャネルなどの資産を持つパートナー企業と協力し、ブレイクスルー・突破力のある事業・サービスを生み出すという。成長型社会の創出に貢献し、事業やサービスの創出だけでなく、実装型の起業・会社化という形で中長期的な視点で社会・企業・生活者が共に発展できる環境づくりと日本のビジネスイノベーションに貢献していく考えだ。

起業に向けては、広く事業パートナーシップを募集し、電通のコミュニケーション力や実現力を活かして多様化するバリューチェーンネットワーク構築のハブとなり、必要なマッチングと起業を推進。起業を通じて顧客やパートナー企業の成長に貢献し、マーケティングコミュニケーションにとどまらず新たな事業の創出をめざすとしている。