NTT西日本とugoは12月21日、同20日に人口減少によって加速する人材不足などの社会課題をロボットの活用で解決する共同事業の検討を行うことで基本合意したことを発表した。

  • ロボティクスプラットフォーム上でロボットが共調して働くイメージ

    ロボティクスプラットフォーム上でロボットが共調して働くイメージ

各社の役割

今回の合意に基づき、両社はお互いの得意領域をいかして、異なるメーカーや異なる機能のロボットを一元管理するプラットフォームを進化させるための共同開発のほか、遠隔操作などによるアウトソーシング、フィールドサポートの検討を行い、あらゆる産業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進、人材不足解消への貢献を目指す。

各社の役割としては、NTT西日本は「ロボティクスプラットフォームの事業化検討」(地図シェアリング技術の提供、遠隔操作やロボット保守のBPOサービスの検討)、ugoは「保有のロボティクスプラットフォームの提供」、「ロボットを活用したサービスの開発」を行うとしている。

また事業化の検討にあたり、NTT西日本グループ各社と連携して、NTT西日本が保有する通信ビルや施設などでの実証検証も進めていく予定。