米国SAS Institute9月19日は、データ、AIおよびアナリティクスのプラットフォームであるSAS Viyaの機能拡張を発表した。

オンデマンドのアナリティクスを提供する新製品は、 クラウドネイティブな効率的かつ安全な方法でコードを素早く起動し実行する軽量な開発環境「SAS Viya Workbench」、目的に合ったAI主導のアプリケーションを作成するための迅速なアプリケーション開発環境「SAS App Factory」。

SAS Viya Workbenchでは好みの言語(Python、R、SAS)でモデルを構築でき、3つのクライアント(Jupyter Notebook、Visual Studio Code、SAS Enterprise Guide)に対応を予定している。

SAS App Factoryは、React、TypeScript、Postgresで構築されたクラウドネイティブなテックスタックのセットアップ・統合を自動化する。

SAS App Factoryを活用した初の製品である「SAS Energy Forecasting Cloud」も発表された。同サービスは、公益事業のプランナーやマネージャーが膨大なデータをまとめ、AIやアナリティクスに基づくモデルを生成することで、電力需要のピークを予測する。