Microsoftは2023年6月8日(米国時間)から「Service Status - OneDrive」において、Web版のOneDriveアクセスに問題が発生していると伝えた。アクセスできない状況が数時間継続していた可能性がある。

  • Service Status - OneDrive

    Service Status - OneDrive

Microsoftから報告された主な障害状況は時系列順で次のとおり。

  1. WebブラウザからOneDriveサービスにアクセスできないケースが確認された。「onedrive.live.com」へのアクセスで問題が発生している。デスクトップクライアント、同期クライアント、OfficeクライアントによるOneDriveサービスへのアクセスには影響は出ていない
  2. この影響シナリオを記録したOneDriveテレメトリの分析に取り組んでおり、サービスアクセス障害の原因を特定し緩和策を探っている
  3. OneDriveテレメトリの分析を継続しており、負荷分散処理を行うことで軽減を図っている
  4. 負荷分散の緩和策を実施し、遠隔測定によりサービスが安定していることが確認された。引き続きさらなる緩和策を適用するとともに、サービスを注意深く監視する
  5. 負荷分散の緩和策を監視した結果、遠隔測定によりサービスの健全性は安定していることが確認された。今後も環境を注意深く監視するとともに、必要に応じて追加の緩和策を適用する

協定世界時で2023年6月8日(木)の午後4時ごろに問題が発覚し、同日の午後7時半ごろに問題の収束が伝えられている。日本時間では2023年6月9日(金)午前1時から午前4時半までとなる。日本においては多くの企業において就業時間外に発生した問題だった可能性が高く、影響を受けたユーザーは限定的だったものとみられる。

2023年6月の第2週に入ってからMicrosoft 365はWeb版Outlookをはじめ、いくつかのサービスに不具合が発生している。Microsoftはステータス報告においてこうした不具合の原因については公表していない。Microsoft 365の不具合についてはハクティビストが攻撃のサイバー声明を発表しており、今後も類似の状況が発生する可能性があり警戒が必要。