テレワーク時の運動不足に面積を採らずに実践できるヨガやピラティスをはじめた人も多いだろう。エクサウィザーズは17日、AIによる動画解析技術を用いたピラティス・ヨガレッスンサポートシステム「背骨ムーブメント解析」を、ZEN PLACEと共同で開発したことを発表した。

zen placeは、全国100店舗以上のスタジオでヨガやピラティスのレッスンを提供しているが、AIプラットフォームを提供するエクサウィザーズと共同でAIによる動画解析技術を活用するピラティス・ヨガレッスンサポートシステム「背骨ムーブメント解析」を開発、スタジオへの導入を開始した。背骨周りの正確な動きが求められるという運動のAI動画解析による数値化で習得を図るシステムは、首の角度や背骨の屈曲率から理想的な閾値を設定し、頸椎の屈曲率、胸椎の屈曲率、腰椎の屈曲率、脚による背骨屈曲の代償、動作速度のコントロールの5つの詳細な項目で採点する。

AIプラットフォームexaBaseを提供するエクサウィザーズは、動画解析技術アセットを活用、一骨一骨の動きをAIで可視化、トレーナーが持つ知識を定性的に再現することでシステムの開発を実現。複雑で正確性が求められる運動に対して効果的なトレーニングが期待できる。なお、2023年春には第二弾として「ペルビック(骨盤)カール解析」を導入する予定。

  • (同社資料より)